『週刊少年ジャンプ』2021年03・04合併号 感想

今年最後の『ジャンプ』。
今年の『ジャンプ』はいろんなことがあったな~。ありすぎたな~。

表紙は連載作家陣が描いた『ONE PIECE』キャラと自分のキャラのツーショット(前編)。
堀越先生の、ドン・クリークにガスマスクをとられてあせってるデク、はちょっとマニアックすぎやしませんか?
あと、田村先生のたしぎちゃんはかなり良いと思います。

『ONE PIECE』(第999話 “君がため醸みし待酒”)
どこに行っても誰相手でも、隙あらばルフィ語りをはじめるエース……さすがすぎる。

「カイドウは僕の父だ」と言ったすぐ後に「僕はおでんだって言ったろ!?」ってほんとにわけがわからなすぎる。
ヤマトの中では、整合性とれてんのかな、これ。

ビッグ・マムはニコ・ロビンを狙ってるのか。
やっぱり、古代文字を読めるというスキルは超貴重なんだな。
プリンちゃんも開眼すれば読めるようになるらしいが、プリンちゃんはサンジのお願いはきくはずなので、麦わらの一味、実は“ひとつなぎの大秘宝”探しでめっちゃ有利なのね。

ビッグ・マムが言っていた、カイドウに売りつけた恩は、悪魔の実を譲ってあげたこと、か。
それは確かに大きな恩だな。
てか「ウオウオの実」の能力者がなんでドラゴンになってるの?
鯉が滝を登って龍になる的なやつ?
てか、悪魔の実の能力者はカナヅチになる呪いがかかってるけど、魚の場合はこれがないの?

『Dr.STONE』(Z=179 綱渡りの絆)
言われてみれば、確かに「殺した」が多すぎるな、このマンガのキャラ相関図。
でも、みんな生きてるし……。

『呪術廻戦』(第133話 渋谷事変・50)
別記事(真の人間になれなかった子供)になりました。

『ブラッククローバー』(ページ276 ボレアス)
久しぶりに超俺様ユノをみれて満足です。

『ぼくたちは勉強ができない』(最終問 [x]なる未来へ)
なんだかんだで、こうやってヒロインたちがわちゃわちゃしてるのが好きだったんだな……って思った。
最終回でようやくそこに戻ってくれてうれしかった。
私はあしゅみー先輩推しだったんだけど、結局のところ、誰も選んで欲しくなかったのか、と気づいた次第。

今年はアニメ化まで行った連載がかなり終了したけれど、年内ギリギリでこれまで終了か……。
さびしい。

ラブコメのラストというものは、ほとんどの場合、勝者と敗者が決まってしまうもので、スポーツものやバトルものだったら敗者は「次こそ勝つ!」と言えるけれど、ラブコメではそれも叶わず、かといってハーレムエンドはいろいろと物議を醸すので、結局のところ誰からも不満が出ないラストはありえない、ってことになっちゃうから本当に大変だよなあ、と思う。
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』くらい突き抜けるしかないのか……。

『破壊神マグちゃん』(第25話 北風と太陽(後編))
まだ中学生の女の子をひとり残して海外に仕事に行っちゃうって、どういう状況? と思ってたんだけど、ルルちゃんの方から提案したのか。
お母さんは多少無理してでも、娘と暮らすつもりだったのね。
「ひとりでも大丈夫だから」と言いながら、スカートを握るところに、不安を押し殺している様子がうかがえる。
でも、自分の存在が母親の枷になることは耐えられなかったんだろうな。
母親がそんなこと考えてなくても。

錬くんに「あたしのせいで大変なんだ」「おかーさんはあたしが居ない方がいい」と言っていたけど、母親にはそれを言えなくて、でも親はそれを察していたんだろうな。
ここで、娘の希望通りにしないと、娘は自分で自分を追い詰めてしまう、と考えて、お母さんは苦渋の決断をしたんじゃないかな。

ルルちゃんがやたら人に頼ることを拒むのは「ひとりでも大丈夫だから」という自分の言葉に縛られているから。
ルルちゃんがやたら節約に励むのは「あたしのせいで大変なんだ」という思いがあるから。
そう考えると、そういうことに対してちょっと度を越しているようにもみえるルルちゃんの言動がしっくりくるな。

大雪の中、ルルちゃんちに向かう錬くん。
ふところでナプタークがふるえてるのかわいい。ニット帽にみえるもの、あれ靴下なんだな。防寒になるのか、あれ。
3邪神で夜遊び(?)に行った時も、マグちゃんとウーネラスさんは平気そうにしてたのに、ナプタークだけ寒そうだったよな、そういえば。
道連れにされて文句を言うナプタークに「…悪い…ひとりじゃ何て声かけたらいいか分からんのだ」って素直に謝る錬くんはめっちゃ良い子。

みんなに助けてもらっていたことを「甘ったれていた」と言うルルちゃん。
これを錬くんがきいてたら泣いてたぞ。キョーちゃんと唯歌ちゃんも。
これはマグちゃん、怒っていい。

「貴様の我儘など取るに足らぬ。貴様はもっと望んでいい」
さすがにこんな言い方はしないだろうけど、錬くんも言いたかった言葉なんじゃないかな。

「出しゃばるな朔風が。赫焉たる我が眸に焼かれよ」ってセリフもかっこいいが、邪神バージョン(?)マグちゃんもめっちゃかっこいい。
そして「破滅の炯眼」が炸裂するシーンが神々しい。

納豆3パックとホールケーキ3/4を捧げるだけであれだけの大雪を融かしつくすとは、マグちゃんの権能が強すぎる。
初回で台風消し飛ばしたけど、今回は雪雲を吹き飛ばしただけでは問題は解決しないんだね、そういえば。
電車は雪で止まってるんだから、雪ごと消し去らないと。
いや、これどんだけのエネルギーよ。

マグちゃんが「是は偶然ではない。ましてや貴様の所為でもない」と言ったり、イズマくんが「混沌の波動を感じる」と言ったり、突然のこの大雪は異常気象ではないっぽい。
新たな邪神が投入されるのか?

『アンデッドアンラック』(No.045 不運弾)
別記事(理を超える)になりました。

『あやかしトライアングル』(第26話 “彼”との遭遇?)
すずちゃんは甘いもの食べすぎでは?
それにしてもルーシーちゃんはかわいいな。
髪のふわふわ具合がなんともいえずかわいい。

『AGRAVITY BOYS』(第49話 Tonight, Tonight)
ババが全属性ってなんなの。でもまあ、ババだしな、ってなる。