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『アンデッドアンラック』(No.141 Face to Face) 感想(変わらぬ友情と深まる愛情)

『ジャンプ』の集合表紙絵にやっぱりふたりで載るアンディ&風子ちゃん。 ふたりで1本のマイクを使うといういちゃいちゃっぷりです。 いいね! 最高だ! 風子ちゃんの髪の長さ的にループ後風子ちゃんだと思うんだけど、だったらアンディのおでこに刺さってるのはなんなんだろう。 ちょっとディスクっぽくもみえるんだけど。 表紙は肩までだけど、シールの方は全身が描かれてる。 風子ちゃんが両足ピン! ってそろえてるのがかわいい。 さて、本編。 風子ちゃんが、ジーナさんのように苦しむ人を増やしたくないから変えたい、と泣いてくれたことを知ったジーナちゃん。 変わりたくない、と願っていた自分のために、変えたい、と戦うことを決意してくれた人がいる。 それは、ものすごいことだよね。 なるほど……あのシーンがジーナちゃんが戦う動機につながるのか……。 前ループで風子ちゃんがたどってきた道のりが、確実に今のユニオンの強さにつながっていくんだ、という描写が泣けるよね。 ジーナちゃん、「オータム」に圧勝! 強すぎる! 「私の不変で!! 変えてやる!!」のとこの表情もめっちゃ強い! 「不変剣」は空気を固めて剣にしたものかな? 空気だからほぼ重さがなくてジーナちゃんの腕力でも振れる。 そして、超極薄だからめっちゃ切れ味が鋭い、という感じかと思った。 時を超えて、ジーナさんに友達だと言ってもらえて、涙をたたえてる風子ちゃんが愛おしい。 「ジーナちゃんって 呼んでほしい」 ここのジーナちゃん、あざとかわいすぎない? いろいろややこしいので「ジーナさん」と「ジーナちゃん」って呼び分けてたら、まさかの公式になったよ! これにて第二次「オータム」戦、完! はやっ! ジーナさんコスをはじめたジーナちゃん。 「あらージーナちゃん!!」って目を輝かせてる風子ちゃんが、ちょっとおばちゃんっぽい。 ジーナちゃんが、ジーナさんのことかっこいいって言ってたのも良いし、自分を変化させることを楽しんでいる様子なのも良いよね。 それにしても、風子ちゃんとジーナちゃんが仲良くしている姿は本当に微笑ましい。 前回の結末があれだっただけに、喜びもひとしおである。 「ソウルキャリバー」を使ってイチコさんの魂を抜き出した風子ちゃん。 ジーナちゃんにはゴースト化したイチコさんが見えるけど、ニコにはやっぱりみえないのね。 魂が抜け、「不眠」から解放さ...

『週刊少年ジャンプ』2023年04・05合併号 感想

今年最後の『ジャンプ』。 今年もたくさん楽しませていただきました。 ありがとうございました。 集合表紙は音楽フェスに参加するキャラたち、がテーマっぽいんだけど、デクと太陽が両手でしっかりマイク握ってるポーズで、やっぱりまじめ系主人公はこういうポーズが似合うなあ、と。 そして、なぜか飛んでる『高校生家族』のパパ。 『HUNTER×HUNTER』の連載はここで一区切りだそうで、『てんで性悪キューピッド』⇒『幽遊白書』⇒『レベルE』⇒『HUNTER×HUNTER』と、『週刊少年ジャンプ』で冨樫先生を読み続けてきたことを思い出し、感慨にふけっている。 『ONE PIECE』 (第1070話 “最強の人類”) ハンコックのセラフィム、めちゃくちゃかわいい。本当にかわいい。 そして、セラフィムの方もツンデレ。 性格までコピーされるのか? 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS101 暗躍) 神々廻は結局、四ツ村さんを殺しきれなかったのか。 そして、南雲はそれを予測してた? 今のところ、スラーよりも南雲の方がラスボスっぽくみえる。 四ツ村さん、自分が死ぬことは覚悟してたけど、息子が殺されることまでは覚悟できてなかったんだな。 死の間際に思い出すのが、自分を殺そうとして殺した妻の、穏やかな寝顔だったりするし。 またもや、だから殺し屋が家族なんかつくるんじゃないよ、という話になってる。 神々廻は四ツ村さんにとどめをさせなかったし、大佛さんにも甘いしで、結構、隙がある感じなんだよね。 そこを南雲に利用されまくりそうな気がしてる。 四ツ村さんの回想に、息子と妻に加えて、神々廻が登場してるとこだけが救い。 よかったね。四ツ村さんにちゃんと大事にされてたよ、神々廻。 現時点では、四ツ村さんという駒を手に入れた南雲の大勝利。 南雲が知りたいのはリオンさんの死の真相かな? それに関しては坂本さんも知りたいだろうから、その点では手を組めそうだけど、坂本さんは南雲に警戒感を抱いてるようなので、なにかしら条件付きで共闘しようという展開になるんじゃないかと予想している。 意外と晶ちゃんの存在がキーになってくるのかも。 京、殺連から除隊されたのね。 まあ、あれだけ好き勝手やってたらそうなるわな。 『呪術廻戦』 (第208話 星と油・4) 別記事(人として、兄として)になりました。 『ウィッチウォッチ』...

『呪術廻戦』(第208話 星と油・4) 感想(人として、兄として)

『ジャンプ』の集合表紙、虎杖が最前列なのに目立たないという謎の存在になってる。 てか、あいかわらず虎杖だけ彩度が低い。 虎杖はきっと、カラオケは歌手ご本人になりきって陶酔しきって歌うタイプ! そして、そんな虎杖をまったく見ずに曲探しをしている伏黒と野薔薇ちゃんの絵とか、容易に想像できる……けど……もうそんな平和な展開はこないんだろうな……。 脹相兄ちゃんは、血塗と壊相をひきつれて羂索の下についたことを悔やんでたのか。 確かに、あそこで羂索の誘いを断っていれば、血塗と壊相が虎杖たちに殺されることはなかっただろうし、虎杖が脹相兄ちゃんに申し訳なさを抱くこともなかっただろう。 でも、結果としてみればそうであっても、血塗と壊相が「人間」に見えない姿をしている、ということを考えれば、あの当時の脹相兄ちゃんにはその決断しかできなかっただろうと思う。 そんなこと言っても、兄弟みんなでがんばって戦い抜いて、4人でなごやかに食事ができるような生活が手に入っていた可能性があったんじゃないか、と考えると、どうしてもあきらめきれないんだろうな。 手に入ったかもしれないものが、欲しすぎて。 「俺が楽をしてしまったせいで 悠仁を独りにしてしまった」 脹相兄ちゃんの中ではそういう結論になってしまっているのね。 脹相兄ちゃん、ちっとも楽してるようにみえないんだけど。 あと、虎杖が独りになっちゃってるのすべて宿儺と羂索のせいだから! 九十九さんと天元様は脹相兄ちゃんを逃がしたか。 ふたりとも脹相兄ちゃんを、虎杖と同じく“人”と認定してくれたんだろうな。 これ、九十九さん、自爆したってこと? 日本中どころか世界中を巻き込む可能性があったとか、こわっ。 てか、本当にこれで九十九さん退場? 虎杖ママは元々、術式持ちで、その術式を欲しがった羂索が肉体を乗っ取ったってこと? 妻を失って精神を病んだパパが、妻に似た姿をした羂索と再婚した、とかいうことかと思ってたんだけど、妻の肉体が羂索に乗っ取られて、おじいちゃんはそれに気づいて本物はもう死んでてあれは偽物だぞ、と言ってもパパが信じてくれなかった、という流れなの? 羂索と天元様は友人だったのか。 真人に対して、天元様はほっといていい、的なことを言った時、なんか含みがある感じだな、って思ってたけど。 天元様が羂索の手に落ちたら試合終了かと思ってたんですけど……ここ...

『逃げ上手の若君』(第92話 おこられた1335) 感想

このサブタイトルなんなの。 時行の軍、町田あたりまで来たらしい。 町田から鎌倉か……地理的にイメージしやすくなった。 幼い時行にとって、高氏は遊び相手になってくれるおもしろい人で、直義は慇懃無礼に遊びを中断させてしまうよくわからない人だった。 その直義が、頼重も困惑するような場所で軍を率いて待ち構えている。 そんな、セオリーを無視した行動に、前回の引きの直義は戦下手ネタがかぶさるわけだが、なるほどそれをこうひっくり返すのか。 鎌倉は籠城に向いていると思われていたけれど、実はあまり向いてない。 常識にとらわれず、データを元にそう判断した直義は、ものすごく有能! 直義を一度落としておいて、そこで使ったネタを使って、持ち上げてくるとは……。 もう松井せんせーのてのひらでクルックル~してますよ、私。 なんか直義が時行を怒鳴りつけてるんだけど、これって大人が子供相手におとなげない、とはならないのかな。 名乗りを上げ、大軍を率いてきたのならば、歳など関係ないということになるのかな。 とか思っていたら、「正しい大人が悪さをした子を叱りつける画だ」というところで、なるほどなあ、ってなった。 こんな道理もまだわきまえてない子供を大将にしちゃってるの? みたいな感じになっちゃうのか。 時行は叱りつけられて黙るような子供ではない。 子供でも大将なのだ、ということを示さなければならないわけね。 でもまあ、時行、鎌倉に戻って何をどうしたいの、というのは確かにあるなあ。 はためからみたら頼重の傀儡にみえそうだよね。

『あいつはオカルト』感想

三木有先生が『週刊少年ジャンプ』に7年ぶりにご帰還でした。 絵面的には、男二人が夜の山道を歩きながらしゃべってる、ってだけなんだけど、本当に良かった。 おもしろかった、というよりは、良かった、という感想。 15ページの読み切りなんだけど、きっちり15ページを使い切ってる感がすごい。 過剰も不足もなく、15ページであるべきマンガ、みたいな感じになってる。 おそらく、『ジャンプ』のマンガ的には、やなちゃんがひとりで行って、戻ってくるまでの数コマがメインになると思うんだよ。 でもこのマンガでは、やなちゃんがひとりで何をしてたのかは、まったく語られていない。 ふたりの会話から、やなちゃんが何をやってるのか察することはできるんだけど、そこにはまったく触れられていない。 「知ろうとしてくれてるだけで感謝してるんだ」 このやなちゃんの台詞だけで、ふたりの関係性というか、ふたりが過ごしてきた時間がめっちゃ妄想できる。 やなちゃんは、茅野という存在に救われていることを認めているけれど、危険に近づけたくないから遠ざけたい、という葛藤を抱えている。 でも、茅野はやなちゃんがひとりで暗い場所に行くことを許容したくないから、自分はおまえの役に立つよ的なアピールをしている、って感じかな、って思った。 その友人関係というには、ちょっと踏み込んじゃった感じの微妙さがとても良い。 あと、こっそり旅の想い出を残そうとした茅野、かわいいな! やさしいふたりの、穏やかな会話が、淡々と重ねられた素晴らしい読み切りだった。 ありがとうございます! 今年は2作も三木有先生のマンガが読めた! 残念だったのは、ずっと夜なのでベタが多くて、紙版の方では印刷がけっこうつぶれちゃってたんだよね。 電子版の方でみると、夜の山の風景がとても丁寧に描かれているのがわかるんだけど。

『アンデッドアンラック』(No.140 変化の秋) 感想(変えさせない覚悟)

センターカラーでボイドさん+シェン+ムイちゃん。 さらにあいかわらず熱血Pやってる安野先生といちゃいちゃしてるアンディ+風子ちゃん。 ボイドさんがちょっとかがんでるのかわいいな、って思いつつ、あれ? こういう髪色だったっけ? ってなって、よく考えたらボイドさんがカラーで描かれるの初めてか? ということに気づいた。 シェンとボイドさんがメガネかけてるのはなんでだろう、ってなったんだけど、中の人の花江くんと乃村さんがメガネだからか。 ちゃんとセンターカラー裏に載ってた宣材写真と同じフレームになってる。 シェンの服に「SUMMERTR」ってロゴはいってるのみえたんだけど、これはSUMMER+TREE=夏樹か。 しわになってよくみえない袖のとこのロゴはFLOWER+COVEで花江ね。 戸塚先生がアニメ化をめっちゃ楽しんでる感じがしてとても良いです。 さて本編。 1999年1月9日、「変化の秋 -メタモルフォール-」作戦開始。 必須メンバーの風子ちゃんとジーナさん以外はニコとイチコさんだけなのか。 あまり大量動員すると、指定メンバー以外が手伝った判定が出てアウトになる危険性があるのかな。 前回のユニオンの動きをみるかぎり、エントリーされたメンバー以外は、準備を手伝うのはOKだけど、攻撃はNGって感じだな。 チャフをばらまくのは攻撃にはならないんだろうか。 ニコとイチコさんだけなら、その場にたまたまいあわせたカップルがよくわからない実験をしている、みたいな設定にできるとか? 「噛まれてきます!!」って飛び出していく風子ちゃんが、本当に躊躇ないな。 覚悟きまりすぎてて怖い。 これ、ニコたちはもっと怖いだろうな。 「ジュニアは殺さないで下さいね!!」って言ってるけど、元に戻せるんだろうか。 前回は捕獲で「オータム」が生きてたから戻らなかったけど、今回は討伐で殺すから元に戻る? 「スプリング」が死んで、桜になった人たちも元に戻ったらしいし。 風子ちゃんは前回のループでジーナさんと戦ったことをジーナちゃんに話したか。 ジーナちゃんにしてみればわけわからないよね。 風子ちゃんは前回のジーナちゃんのことが好きだったらしいし、風子ちゃんは誰かを殺すような人じゃないのに、なんでそんな状況になるんだ、って。 でも、風子ちゃんは事情は話さず、ジーナちゃんに自分の目で確かめて判断して欲しいと考えたん...

『週刊少年ジャンプ』2023年03号 感想

『呪術廻戦』 (第207話 星と油・3) 別記事(過激すぎる落ち武者)になりました。 『アンデッドアンラック』 (No.140 変化の秋) 別記事(変えさせない覚悟)になりました。 『逃げ上手の若君』 (第91話 直義1335) 別記事になりました。 『ウィッチウォッチ』 (90 OGRE MASTERS 前編) バトルマンガの師匠キャラあるあるネタで笑ってたら、とんでもないところにつながった。 まさかあの倍速生活ネタをまたやるとは。 30倍速って1日3食の人が1日90食か……どうやって用意するんだよ。 同居人たち、家事が苦手どころか、モイちゃんにもろもろ面倒みてもらわないと生活破綻するレベルなのに、そのモイちゃんの面倒を30倍速でみてあげなきゃいけないのか? そこらへんモモチに頼むのか? やるのはモイちゃんなのに、やるって話をきいただけでカンシがおびえてて、あの時は本当につらかったんだろうな、ってなった。 でも、カンシは皆とコミュニケーションがまともにとれなくなったことが一番キツそうだったから、孤独に強いうえに4人の師匠もついてるモイちゃんは大丈夫そう。 今度は前回の教訓を活かして準備もできるし。 『PPPPPP』 (第62話 思考停止による思考開始) 教会で「テンペスト」を弾いてたのはソラチカだった。 なぜかパパンまでついてるけど。 ソラチカが「父さんに見つかって」って言ってるから、一緒に旅行してた、とかではないんだろうな。 イベント後に失踪したソラチカを、パパンが探させてて、みつかったと連絡を受けたから会いにきた、ってところか。 ソラチカはなんでファンタジーを出さない練習をしてるんだろう。 それはパパンがもっとも嫌がることなんじゃないのか? 自分が楽しんでやってることでも、それで誰かが傷つくのなら、やっぱり迷う。 日野くんはめちゃくちゃやってるようにみえて、ちゃんと良識を備えている人なんだよね。 自分が楽しいのが一番だけど、それだけじゃ満足できない強欲の人、という解釈もできるけど。 日野くんの思い切りの良さ、というか、スパッと気持ちを切り替えられるところは好き。 ラッキーはそこらへんの切り替えがいろいろできてなくて、まだ混乱してるのかな。 『あいつはオカルト』 別記事になりました。

『呪術廻戦』(第207話 星と油・3) 感想(過激すぎる落ち武者)

最初に脹相兄ちゃんが出て、九十九さんにバトンタッチして、頃合いをみて脹相兄ちゃんを戻す、というのは脹相兄ちゃんの案だったか。 いろいろと言動がアレだけど、戦闘に関してはかなり頭が切れるよね。 予想通りではあったけど、脹相兄ちゃん、自分が殺される前提で動いてるな。 羂索を殺すことさえできれば、自分の命なんてどうだっていい。 弟(虎杖)の未来をつくるためなら、自分の未来なんていらない、ってスタンスはまったくゆるがない。 で、こんな緊迫した状況で「親殺しいきまぁす!!」とか、なんかちょっと気が抜けることを言っちゃうのが脹相兄ちゃん。 ところで、頭蓋を回転させて「穿血」を受け流す、ってなんなの? 頭蓋って回転させられるものじゃないだろ。 ただの脳みそはみ出してる人じゃないか。 こういうのを「落ち武者」とは言わないだろ。 しかも、その場で縫い合わせるんだ……。 羂索がビックリ人間すぎる。 脹相兄ちゃんと九十九さんは相性が良いというか、ふたりとも性格がまっすぐなとこがあって、ちょっと似てる気がする。 脹相兄ちゃんと九十九さん、ふたりがかりの猛攻もしのぎきるか……。 九十九さんの術式は規格外ではあるけれど、わりとストレートに力押しな印象があるんで、羂索みたいな多才で老練な術師と真正面からぶつかるのには向いていないのかも。 ところで、天元様はどうしてるんだろうね。 まだなんらかの手を残してそうなんだけど(←ただの願望)。

『逃げ上手の若君』(第91話 直義1335) 感想

今川を倒した技を解説する吹雪。 簡単そうに言ってるけど、飛んでから着地するまでの間に、その3アクションをこなすの? ってなるな。 あと、二刀流じゃなきゃ実現不可能な技なのね。 亜也子と弧次郎が汗ダラダラになるのも無理ない高難度技。 てか、人間技ですらない。 それをなんでもなさそうに説明する吹雪の後ろで、ドヤ顔する時行がかわいい。 いや、郎党に郎党を自慢してどうするよ。 捕らえられた天狗に対する玄蕃の仕打ちがひどすぎる。 音的にお尻から出たの屁だけじゃなさそうなんですが……非道すぎる……。 天狗の中にめっちゃかわいい子入っててビックリした。 しかもすごい恰好してる。 その姿で玄蕃の前に出た方が任務の成功確率あがったんじゃないかな。 でも、吹雪の件をみて、時行への忠誠心がさらに上がってる感じだから、いくら女の子相手でも手加減はしてくれないかな。どうだろ。 何事もなければ鎌倉まであと1日の距離までせまった北条軍。 その鎌倉では直義が自身の出陣を決めた。 敗け続きで、庇番の仲間を失い、心理的ダメージがひどい斯波。 でも、直義は斯波の経験値があがったからそれで良し、とか言い出した。 斯波ってそんなに期待されてたのか……。 メンタルがまだお子様な斯波を一人前の武将に仕立て上げたい、というのはわかるけど、そのために失った人材がもったいなさすぎる。 でも直義にしてみれば、渋川、今川、石塔、岩松は替えのきく存在なのかな。 渋川は姻戚関係もあったし、ちょっともったいなかった、みたいな感じっぽいけど。 この直義の考えを斯波は呑み込めるのか? って思ったんだけど、「僕の未来を僕より真剣に考えてくれる人に…忠誠を誓わぬわけがない」ってなるのか。 でも、おそらくは戦に負ける前の斯波だったら、こういう考えにはならないんじゃないかな。 斯波がそう考えられるようになったことこそが、直義の正しさを示しているような気がする。 ところで直義の欠点でかすぎない? ラストの1ページだけでめっちゃ笑ったわ。

アニメ『アンデッドアンラック』のティザーPVのこととかいろいろ

ジャンプフェスタでアニメ『アンデッドアンラック』のティザーPVが解禁されました! いやもう、めっちゃきれいに動いてるじゃないですか! 初っ端から、星が描かれてない夜の空港の絵で、わかってるな! って感じです。 アンディが背骨から再生するとことか、本当にすごいですよ。 ああいうグロ画像もしっかりそのまま出してく方針なんですかね。 初手から海苔を出してきたのは笑いました。 海苔はモザイクとか黒塗りじゃなくて、マンガと同じく網掛けっぽくなってた。 真っ黒だと主張が強すぎると思うし、モザイクだとギャグっぽくなりそうなので、あの網掛けが最適なんですかね。 中村さんのアンディの声も荒々しい感じが良いですよね。 そうそう初期の頃はこんな感じだったよ。 途中からスパダリになるけど。 あのスパダリ台詞の数々を中村さんの声で聴けるとか、どんなゼイタクだよ! 風子ちゃんの声も違和感なくて良いと思います。 あまりにもうれしくて何度も何度もぐるぐる見返してしまう。 何度みても飽きない。 何度みてもうれしい。 本当にありがとうございます! / いいね!最高だ! ティザーPV解禁!! \ 予測不能の超スピードバトル開幕! 不死の体を持つアンディと 触れた者に不運をもたらす風子。 これは、二人が最高の死を見つけるお話。 アニメ『 #アンデッドアンラック 』 2023年放送予定! https://t.co/2vyEuMdlcy #アンデラ #アンデラアニメ pic.twitter.com/nFJwD74qFm — アニメ『アンデッドアンラック』公式 (@undeadunluck_an) December 17, 2022 そして、シェン役が花江くんだった! 中村悠一と花江夏樹とか、そんなぜいたくさせてもらっていいんですか? シェンが花江くんとは予想してなかったけど、なんかめっちゃ合いそうな気がします。 ステージに登場した時の第一声が中国語で、さすが盛り上げがうまいな! ってなりました。 / #アンデッドアンラック 追加キャスト解禁! \ アンディや風子を追う謎の組織「ユニオン」に所属する2人のキャラクターのキャストを発表! シェン CV. #花江夏樹 ボイド CV. #乃村健次 https://t.co/bp8sMQM4xb #アンデラ #アンデラアニメ @hanae0626 @nomu...

『アンデッドアンラック』(No.139 Meeting) 感想(否定能力は解釈次第)

第三席の追加と「リメンバー」を求めて、UMA「オータム」の討伐と否定者「不可避」の捕獲クエストを受注した風子ちゃん。 クエストと報酬は前回も出てたけど、これペナルティはUMA「恐竜」の追加なのか。 現代に恐竜が追加されたらどういうことになるんだろう。 映画の『ジュラシック・パーク』みたいなことになるのか? 生物史の中に恐竜が差し込まれるだけって可能性もあるのかな、って思ったんだけど、それじゃあ「神」のやることにしては生ぬるいかな、って。 ところでニコはすでにサイコポッドを日常的に使いまくってるのね。 円卓の間の外では26年が経過していた。 その間、ユニオンはバウを中心に職員1万人まで拡大。 莫大な資金や未来の情報を風子ちゃんから受け取っていたとはいえ、ボスなしで26年もユニオンを運営していたとは、バウ、めっちゃ有能! ボウはもう生まれてるのかな……。 「知らねーぞーバウとかバックレてても」とか言ってたのに、でっかいスクリーンみた途端「すっげぇなお前ら!! 天才かよ!!」って無邪気に褒めまくるニコがかわええな。 26年間の技術の進歩を一刻も早く取り入れたいニコ。 1999年までの26年ってのはコンピュータ技術が超進化する時代だからね。 そりゃもう我を忘れて夢中になること間違いなし。 「なあコレなんだ!? 貸してくれ!!」 「ニコ!! 邪魔しちゃダメ」 このあたりのイチコさんとニコのやりとりがかわいすぎる。 そして、「こわいねー」「ねー」のとこのイチコさんとジーナちゃん(←いろいろややこしいので「ジーナさん」と「ジーナちゃん」と呼び分けることにした)のやりとりがめっちゃかわいい。 イチコさんのふところにすっぽりはまっちゃうジーナさん、本当にかわいい。 そして、拘束具で動けなくされてるのに「スゲー」ってわくわくしてるニコに笑う……。 これ、ニコがこういう状態になることを見越して、バウが準備しておいたんだろうな。 バウが本当に有能すぎる。 「不可避」の捕獲、ってどういう状況になればOKなんだ? って思ってたら、生け捕りにすればクリアなのか。 つまり、殺しちゃったり、自殺されてしまったりしたらアウト? 「リメンバー」はクエスト報酬でしか手に入らないって話だけど、前回、ジュイスさんとヴィクトルがみつけだせたのは、あの時点ですでにクエストが開始されていたということ? それとも、今...

『週刊少年ジャンプ』2023年02号 感想

『ウィッチウォッチ』 (89 愁いの淑女) 「カチカチ山」って字を「ヤモリ夫人」って読ませる力技にめっちゃ笑った。 いや、「ヤモリ夫人」って言われてみればそう読めなくもないけど、強引がすぎるだろう。 篠原先生、天才か? それにしても絵の迫力がすごかったな……。 『ONE PIECE』 (第1069話 “万物は望まれて、この世に生まれる”) 悪魔の実は、誰かの望みを現実化させたもの、という解釈は斬新だな。 「“能力者”とは誰かが思い描いたいくつもの異次元を生きる者達…!!!」 この台詞を読んで、マンガか! って思った。 いや、マンガなんだけど。 誰かの、こうなりたい、ああだったらいいのに、そうだったらおもしろい、をぶちこんでひっかきまわしてできあがった世界。 なるほど『ONE PIECE』じゃないの、と。 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS99 あの日) 記憶違いとか見間違いではなく、本気でお父さんとお母さんが殺し合いをしてたとか、周くんが気の毒すぎる。 しかも、母親が自分を産んだ理由が、弱みにするため、とは。 わりと本気で家族が大事っぽかった四ツ村さんもかわいそう。 結局、神々廻の言う通り、殺し屋が家族をつくるな、ってことになっちゃうのかな。 もしくは坂本さんのように、ちゃんと引退してからにしろ、と。 『逃げ上手の若君』 (第90話 信頼1335) 別記事になりました。 『PPPPPP』 (第61話 テンペスト) ラッキーがだいぶ壊れちゃってる。 『アンデッドアンラック』 (No.139 Meeting) 別記事(否定能力は解釈次第)になりました。

『逃げ上手の若君』(第90話 信頼1335) 感想

吹雪、時行に何かあったらすぐに駆け付けられるように準備してたのか。 いつみても吹雪の二刀流の絵はかっこいいよねえ。 脚をくくりつけてる紐を狙ったのはなるほどなあ、となった。 脚が不自由らしい今川は馬から落ちたらもうおしまいだからな。 今川、馬を使いつぶしていることに葛藤があったんだな。 考えてみれば、ものすごい馬好きの今川が、馬を使い捨てにするのはおかしいんだな。 魔道に墜ちるほど、瑪瑙を失った哀しみは深かった、ということか。 そう考えると、直義のアドバイスは罪が重い。 でもなあ、そう仕向けなければ今川は瑪瑙の後を追ってただろうしなあ。 今川、郎党たちからは愛されていた。 あの見事なピットの連携プレイは、しっかりとした団結力があることの表れか。 瑪瑙を失って、哀しみのあまり何度も死のうとする今川を見張りながら途方に暮れてたんだろうな、この人たち。 そして、だいぶ不穏な形で立ち直った今川を、それでもサポートし続けたんだ。 みんな、瑪瑙に乗ってにこにこしてる今川を見てるのが大好きだったんだろうな。 「いきて わが くび もってかえり うまのえさにしろ」 最期の言葉はひらがなか……。 でも、草食動物の馬の餌に、人間の首はどうなんだ。 すりつぶして粉にして草に混ぜるのか? 「もう二度と会えないな瑪瑙 お前は極楽 俺は地獄だ」 馬の皮を被ったその下で、人間として逝けたか。 上杉の実験対象になれてうれしそうな長尾が怖い……。 足利軍はわりとあっさり撤退したな。 引き際をしっかり見極めているというか。 斯波だけがそこんとこがダメダメで、やっぱりちょっと子ども扱いな感じ。 ところでまた時行が郎党をたらしこんでるよ! 吹雪が幸せならそれでいいけど。

『アンデッドアンラック』(No.138 Incentive) 感想(ガチャとリセマラ)

アポカリプスを掘り起こした風子ちゃん。 「一度円卓の間で開くと」ということは、やっぱり開くタイミングは一席に座る者が決められるのか。 風子ちゃんが一席に、ジーナさんが二席に座り、アポカリプスが円卓の中央にセットされて、ついにクエスト開始! アポカリプスあいかわらず憎まれ口をたたいてるけど、風子ちゃんにしてみれば、懐かしいな、程度のことだよね。 最初のクエストはUMA「スポイル」の討伐、UMA「ストップ」の討伐、UNA「カインドネス」の捕獲。 いきなりスポイルがくるのか……。 UMA「ストップ」は信号機っぽいデザインでおもしろいな。 「カインドネス」はもしかして、アンダーが根城にしてたカインかな。 カインってカインドネスの略だったのか? 報酬が、それぞれ如意金箍、ブレードランナー、不治の所在ってなってるけど、この「不治」は当然、リップではないよね。時代的に。 ブレードランナーはなくてもいいんじゃないかな。足を切らないと使えないようだし。 クエストに挑むか逃げるかを問われて「パス」って答えた風子ちゃんに笑った。 パスできるんだ、これ。 そのペナルティはUMA「ゴースト」の追加。 ここでもう「ゴースト」来ちゃうの? 「ゴースト」が追加されるとオカルト雑誌や心霊スポットが追加されるの、ちょっとおもしろい。 ニコだけが「ゴースト」みえないみたいだけど、改変に取り残される否定者たちは異物として気づくけど、ニコにとってはただの幽霊、つまり霊感(?)のない人には見えないもの、という解釈でOK? 風子ちゃんをがんばって脅そうとしてるアポカリプスかわいいな。 アポカリプスにとっての風子ちゃんは、アンディに守られてるだけの女の子のままなんだろうね。 「ゴースト」が追加されても特に困らない……確かに……。 「まだこの世界に存在しない新たなルール」ってだけで、そのすべてが人類にとってのマイナスとは限らないよな。 「って事で早く次の出してよアポちゃん」って風子ちゃんのアオリにめっちゃ笑った。 これはアポカリプスにちょっと同情しちゃう。 パスの代償は1年という時間。 円卓の間の外側では1年という時間が過ぎた。 それを風子ちゃんは「とりあえずあと20回まわすから」って、そんなガチャを引くみたいな軽いノリで! その20年の月日を風子ちゃん、ジーナさん、ニコ、イチコさんはスキップで、アンディ、ファン、...

『週刊少年ジャンプ』2023年01号 感想

いつも通り『ジャンプ』が一足先に2023年になった。 背に「55th」の字が入って、そうか……50thからもう5年か……ってなった。 あと5年待てば、60thでまたいろんなイベントをやってくださるんだろうか。 『ONE PIECE』 (第1068話 “天才の夢”) ベガパンクが元々目指していたのは、エネルギーの奪い合いをしなくて済む世界か。 でも、それを追い求めるとどうしても禁じられた歴史にたどりついてしまうし、それを調べようとすると世界政府の逆鱗に触れる、と。 ベガパンク、倫理観がバグってるマッドサイエンティストだと思ってたんだけど、目指すところは世界平和だったのね。 『呪術廻戦』 (第206話 星と油・2) 別記事(結界の内の戦い)になりました。 『逃げ上手の若君』 (第89話 瑪瑙1335) 別記事になりました。 『アンデッドアンラック』 (No.138 Incentive) 別記事(ガチャとリセマラ)になりました。 『PPPPPP』 (第60話 フルスコア) フルスちゃんがまさかの指揮者転向! 「古須亜子」が「フルスコア」のアナグラムだとは思ってたけど、フルスコアを使用するポジションである指揮者になる、という意味だったのね。 実はピアノにはあまりのめりこめてない、ということを自覚してしまって、悩んでいたけれど、まさかファンタが道を示してくれることになるとはビックリだった。 でも、フルスちゃんに助けられてばっかりじゃなく、ちゃんとお返しをするあたり、ファンタらしいよね。 フルスちゃんにとってピアノはお母さんに振り向いてもらうための道具みたいなところがあって、でも音楽は好きだから、この世界から離れたくないという気持ちもあったっぽいけど、そうか、ピアノから離れるけど音楽からは離れない、という選択もありだよね。 これDADA先生にも話を通さないといけない案件だと思うんだけど、フルスちゃん、もう完全に決めちゃってる感じだな。 そうなったらDADA先生は多分、応援してくれるだろう。 生徒がラッキーだけになっちゃうけど。

『呪術廻戦』(第206話 星と油・2) 感想(結界の内の戦い)

九十九さんは羂索に領域展開させる役。 天元様はその領域を分析、中和、解体する役。 九十九さんが領域展開しなかったのは、天元様の作業の邪魔をしないため。 ということはやっぱり領域展開はできるのね。 「そこまでナメられてるかな私」と言いつつ、天元様の説得をあっさり受け入れられるところに九十九さんの強者っぷりを感じる。 戦いにおいて、感情では動かないところが。 でも、熱い感情があるから戦っているんだよね。 羂索の領域展開「胎蔵遍野」は結界を閉じないタイプ。 ゆえに解体できない。 あせってる天元様ちょっとかわいい。 「千年続く!! 竜戦虎争!! 合従連衡の!! 呪いの世界を!!!!」 羂索、めっちゃテンションあがってるじゃん。 自分は天元様の上を行く術師だぜ! みたいな。 シュラバをくぐりぬけ生き延びてきた、みたいなこと言ってるけど、それをつくったのは自分自身だろ。 この人、たまにえらく感情的になるよね。 こういうメンタルだからこそ、むちゃくちゃ長い時間、欲しいものを手に入れるために走り続けられるのかも。 飽きが来るというか虚しく感じる瞬間とかなかったのかな。 九十九さんがボロボロになるまで戦ったところで脹相兄ちゃんにバトンタッチなの熱い! あれで退場かと思ったら、回復するまで隠れてただけだったか。 脹相兄ちゃんの活躍をみられるのはうれしいが、死ぬんじゃないか? とはらはらする状況に戻るのはイヤかな……。

『逃げ上手の若君』(第89話 瑪瑙1335) 感想

弧次郎VS長尾は弧次郎が押され気味。 長尾はドーピング効果だけで強いわけじゃないんだろうね、きっと。 それをみた保科が長尾の相手を買って出る。 弧次郎、若干、ムキになってたけど、簡単にいなされたな。 ちゃんと説明してくれる保科と四宮がやさしいけど、話せばわかってくれる子だ、と信頼してもらえてるってことでもあると思うんだ。 そして、やっぱり保科はしっかり強い。 「まだ主君をお前一人で背負い込むな」か。 「まだ」というのは、いつかは一人でも背負えるようになる、というエールなんじゃないかな。 一方、時行とダービーをしている今川。 「瑪瑙」は大枚はたいて手に入れた愛馬だった。 で、10年も連れ添ったけれど、射殺されてしまったと……。 まあ、戦場に連れて行くんだから、いつかはそうなるよね。 瑪瑙を駆る今川の顔が、めっちゃ無邪気で幸せそう。 今川は瑪瑙の子供はつくらなかったのかな。 瑪瑙を愛しすぎてて、子供をつくって代替わりさせる、という発想はでなかったのかも。 繁殖させてはみたけど、気に入る馬が産まれなかった可能性もあるけど。 白装束で愛馬のお墓の前に座り込んで、自殺未遂を繰り返すとか、郎党たちは困っただろうな。 そこに現れたのが直義。 駄馬を限界まで使いつぶして一瞬だけ瑪瑙にする、とかどういう発想だよ。 でも、今川はそれで納得したんだな。 ほんのちょっとでも可能性があるのなら、それにすがるしかなかったんだろうけど。 それにしても、直義は本当に怖いな。 で、兄の尊氏はそれ以上に怖い、と。 お馬さん、限界まで走らされたうえに、頭に穴あけられて脳をすすられるとか、かわいそうにもほどがある。 それで生き残っても、今川の食事にされちゃうし。 猛攻で馬からはじきとばされた時行を、突こうとする今川。 ここの見開きの絵がすんごいな。 特に、突きあげる今川と、落ちている時行のコマが斜めに並行してるとこがすんごく怖くて良い。 またひらがなしか喋らなくなった今川の、涎と涙。 そこに突っ込んできた吹雪の鬼気迫る表情。 瑪瑙を失ってしまった今川と、時行を失いたくない吹雪の戦いになるのか……。

『アンデッドアンラック』14巻 箇条書き感想

『アンデッドアンラック』14巻の感想です。 ・表紙は円卓をバックに、アンディを中心にして、上にアポカリプス、下にすがりつく風子ちゃん、右側にジュイスさん、イチコさん、タチアナちゃんの女性陣、左側にヴィクトル、ニコ、ビリー様の男性陣という、過去最大のキャラ数 ・それぞれのカップルというかペアというかが、それぞれ顔を別方向に向けてるのが悲しい。その中でアンディだけが愛する風子ちゃんをみつめている ・巻番号のとこの絵は太陽に呑み込まれる地球かな? ・戸塚先生が過酷な週刊連載を続けてても健康でいらっしゃるのは幸いですが、丈夫さを過信せず、無理をなさらず……といっても、週刊連載自体が無理を承知のシステムだよね ・睡眠大事! ・「ゴースト」って自我が崩壊した人間を乗っ取らないとフェーズ2にはなれないということ? てか、ニコ、あの時点では自我が崩壊してたのに、ちゃんと取り戻したのね ・「ゴースト」はフェーズ2にしないと倒せない。ふわふわしてて定型がないからかな? ・ニコにべったりなミコちゃんかわいい ・ミコちゃんのジャケットがちょっと大きめなのは、イチコさんのものだったからか ・ニコの胸のエンブレムは自分のもの。めんどくさいから埋め込んだ。右の手の甲のエンブレムはイチコさんのもの。イチコさんを忘れないために埋め込んだ ・胸と手の甲だったら、手の方がよく視界に入るから、そっちをイチコさんにしたんだろう ・左右の手の甲に埋め込めばよかったのでは? って思ったんだけど、ずっと一緒だと思いたい、という理由で埋め込んだわけじゃないからなあ ・ニコのプロフィール、イチコさん関連になると「ハズだ」とか「気がする」とかあいまいな記述になるのがせつない ・ニコの席次が低いのは、ラボから出たくないニコのためにクエスト参加を減らしていたから、というのは推測されていたけれど、「要因の一つ」ということは他にも何かあるの? ・やっぱり貢献度とか関係なく、クエストとかで稼ぐポイントのみで席次が決するのね。すると、ジーナさんかなり席次が高かったのでは? 二席だったかも? ・ルインのプロフィールが……なんとなく物悲しい……。これを読むと、風子ちゃん、救って、仲間にしてあげて! って気分になるな ・「不公平」のコピー条件、やっぱりつらすぎる ・ビリー様の曲芸みたいな射撃が、ただの自前の技術力だったのが、この巻の一番...

『アンデッドアンラック』(No.137 変わらなければ) 感想(ファンをかわいいと思う日が来ようとは)

前回のサブタイトルが「変わらない」で今回が「変わらなければ」なの、すごく良いよね! 風子ちゃんの「不運」で隕石が落ちたと思ったら、ファンだった。 「お気にはやりすぎたみたいです」って、隕石よりも悪質(?)な「不運」って認識なのね、風子ちゃん。 「キサマも魂を理解しているとみえる」って、ファンは若い姿だけど、自分が老いないのは、自身が魂を理解しているから、って認識なの? 自分が「不老」だとは知らないし、否定者という存在も知らないのかも。UMAは「妖」扱いだし。 風子ちゃん、いろいろ説明してないんだな、めんどくさいもんな、と思ったんだけど、戦ってるところをみるに、説明しない方が有利をとれるから、なのかも。 人を殺さないこと、妖(=UMA)を倒すこと、を条件に勝負をしてあげるよ、って約束したのね。 風子ちゃんにいいように操られてるな、ファン。 ちょっとかわいい。 風子ちゃんの腕がめっちゃムキムキになってて、おおっ、ってなった。 ものすごくがんばったんだね……。 元々、ひきこもりで筋肉ぜんぜんついてなかったのに。 風子ちゃんが自分と同じ構えをしていることに驚くファン。 まあ、風子ちゃんの体術の師匠は、ファンの弟子のシェンだから当然そうなる。 髪がちょっとだけ触れて「不運」発動⇒「ヒート」によって緩くなってた地面に足を取られる 鼻にちょっとだけ拳が触れて「不運」発動⇒「ヒート」が怒って暴れだす 鉄山靠で背中が触れて「不運」発動⇒ガス管に「ヒート」が引火して爆発 ちょっとギャグっぽいコンボ技だけど、ファンにしてみれば、地形や状況を利用したすばらしい発想! になるのね。 それにしても、ファン、なんでわざわざ上裸になっちゃうの。 服をしっかり着込むだけでもかなり有利になる、って教えてあげたくなる。 それにしても、まさか風子ちゃんの鉄山靠をみられるとはな……。 シェンとムイちゃんが教えてくれたことを、ひとりでこつこつ練習してたんだろうな……。 「不運」が体術を身に着けたら強いって、シェンもそんなことを言ってたよね、そういえば。 風子ちゃん進化しすぎ! こんなにもたくましくなった風子ちゃんをはやくアンディにみせてあげたい! なにげにシェンとファンのフルネーム出た。 シェン=シアンとファン=クーロンか。 人を殺さない、UMAを狩る、に追加して、シェンを育てる、という約束をさせられたファン...

『週刊少年ジャンプ』2022年52号 感想

前号の付録だった『BLEACH』ポスターに描かれていた初代さんたちの名前が公開されてた。 「齋藤不老不死」を筆頭にあいかわらず久保先生のネーミングセンスすごいな。 と思ってたら『暗号学園のいろは』でも、すごい名前のキャラが大量に出てきてて、西尾維新もあいかわらずすごいな、ってなった。 久保先生と西尾維新のネーミングは方向性がだいぶ違うのが、はっきり出てておもしろかった。 『呪術廻戦』 (第205話 星と油) 別記事(パワーとパワー)になりました。 『あかね噺』 (第40席 傑物の背) 『呪術廻戦』のすぐ後ろに載っていたのもあって、うらら師匠が領域展開した! って思った。 うらら師匠って、女性に落語家は無理、って言われて怒るとかいうことはなくて、「それに私も含まれてるの?」って返しそうなイメージある。 『ウィッチウォッチ』 (87 ケイコの気ままスタイル) ケイコちゃんめっちゃかわええ! って思ったけど、ミハルンの破壊力にはかなわなかった。 ミハルンかわいすぎる……。 てか、この魔法、肉体だけじゃなく精神まで女性と自認させたっぽくって、すごすぎじゃない? 『逃げ上手の若君』 (第88話 ダービー1335) 別記事になりました。 『アンデッドアンラック』 (No.137 変わらなければ) 別記事(ファンをかわいいと思う日が来ようとは)になりました。 『PPPPPP』 (第59話 最期に少し思い出す) ママンはクラシック一家の中でパンクを歌ってたのか。 そして、ある日、パパンを拾った、と。 「7つ子皆の天才を凝縮して1つにしたファンタジー」ってなんなんだよ。 どんどん小物化してくな、と思ってたパパンだけど、実は子供たちを上回る化け物なのかな。 そもそも、子供たちと違って音楽教育を受けてないのに、いきなりコレが出せるってことだからな。 あと「楽音」って自分で付けた名前なのか。 子供たちの名前もパパンが付けたとしたら、随分と独特なネーミングセンスの持ち主だな。 パパンとママンはお互いのことがちゃんと好きで結婚したのに、パパンが何かに狂いはじめて終わっちゃった感じか。 そして、その原因はラッキーっぽい? 天才じゃないママンを愛せたのに、天才じゃないラッキーは愛せなかった? それとも、天才を受け入れないラッキーを許せなかった? ラッキーのママンへの最後の言葉が、「」付きになってた...

『呪術廻戦』(第205話 星と油) 感想(パワーとパワー)

サブタイトルが「血と油」から「星と油」になった。 やっぱり「油」は羂索のことなのか? それとも夏油だから「油」? 脹相兄ちゃん、逃がしてもらえた。 良かった。なんとか生き延びた。 九十九さんの術式は、質量を操れる、か。 言葉にするとめっちゃシンプルだけど、これは強い。 質量×速度=運動量だから、質量をあげればそれだけ強力になる。本当にシンプル。 パワーでひたすら押し切るのが九十九さんのスタイルか。 文字通りのストロングスタイル。 この人の直弟子が東堂なの、めっちゃ納得できる。 あと、九十九さんのこの術式は、五条先生のバリア(?)には効くんだろうか? 設定的に効かなそうな気がするんだけど。 そして、羂索が隠し続けてきた切り札は「重力」。 「質量」と「重力」のぶつかり合いって、字面だけでもおそろしいんですが。 夏油を乗っ取った肉体を渡る術式。 夏油が持っていた呪霊操術。 反転術式も使えるし、領域展開もできる。 さらに重力か……羂索、強すぎじゃない? めっちゃ長生きして、せっせと能力を磨き続けてきたにしても、これは欲張りセットすぎる。 しかしながら、完全体・宿儺はこれ以上なんだよな、多分。

『逃げ上手の若君』(第88話 ダービー1335) 感想

「今川が来るぞ!」と注意喚起しつつ、「だが時行は今川の先を行くぞ!」と味方の士気をあげる時行。 大人用の馬を扱うのはやっぱり難しいようだし、だいぶ危険な乗り方をしてるけど、だからこそ時行は生き生きするんだよね。 このダービーをネタに賭けがはじまった、と思ったら玄蕃の仕掛けか。 戦の真っ最中に賭けかよ、ってなるけど、足利陣営が有利な印象だから余裕があるのかね。 あと単純に賭け事が好きそう。 吹雪が派手な服を求めてたけど、なるほど時行を助けるポイントがここにあるよ、っていう目印として使うのか。 時行の急旋回を援けるガードをつくりつつ、今川を射って邪魔をしてるけど、あれだけの人数がいて板で防御してても、突進してくる馬が向かってくるの、めっちゃ怖そう。 さらに、亜也子の援けで乗馬をリレー。 ほぼマックスのスピードで走っているであろう馬から別の馬に乗り換えるのもすごいけど、乗り換えさせて自分は降りる亜也子もすごい。 これちょっとミスったら馬に踏み潰されるじゃん。 馬を刺して暴れ回らせたり、物資を燃やしたり、今川の乗り換えを妨害するとか、今回、玄蕃は大活躍だな。 そして、時行を助け、今川を妨害する、ということを徹底している吹雪の策が本当に見事だ。 時行は郎党たちに夢見すぎだけど、夢見ちゃうくらい有能だ。 「なんて神々しい変態なんだ」とか言われてるけど、実際、あんな危険なことをうっきうきで頬を染めながらやってる時行は、変態としか言いようがない……。 あと、門番さん、まだ出番あるんだ。 「愛しき瑪瑙よ 嬉しいぞ 再びそなたに会える」 これまで、ひらがなで単語を並べるだけだった今川が、急にちゃんとしゃべるのめっちゃ怖かった。 あと、時行にとっての強敵のイメージが小笠原なの、なんかうれしいな。