『呪術廻戦』(第206話 星と油・2) 感想(結界の内の戦い)

九十九さんは羂索に領域展開させる役。
天元様はその領域を分析、中和、解体する役。

九十九さんが領域展開しなかったのは、天元様の作業の邪魔をしないため。
ということはやっぱり領域展開はできるのね。

「そこまでナメられてるかな私」と言いつつ、天元様の説得をあっさり受け入れられるところに九十九さんの強者っぷりを感じる。
戦いにおいて、感情では動かないところが。
でも、熱い感情があるから戦っているんだよね。


羂索の領域展開「胎蔵遍野」は結界を閉じないタイプ。
ゆえに解体できない。
あせってる天元様ちょっとかわいい。


「千年続く!! 竜戦虎争!! 合従連衡の!! 呪いの世界を!!!!」
羂索、めっちゃテンションあがってるじゃん。
自分は天元様の上を行く術師だぜ! みたいな。
シュラバをくぐりぬけ生き延びてきた、みたいなこと言ってるけど、それをつくったのは自分自身だろ。

この人、たまにえらく感情的になるよね。
こういうメンタルだからこそ、むちゃくちゃ長い時間、欲しいものを手に入れるために走り続けられるのかも。
飽きが来るというか虚しく感じる瞬間とかなかったのかな。


九十九さんがボロボロになるまで戦ったところで脹相兄ちゃんにバトンタッチなの熱い!
あれで退場かと思ったら、回復するまで隠れてただけだったか。

脹相兄ちゃんの活躍をみられるのはうれしいが、死ぬんじゃないか? とはらはらする状況に戻るのはイヤかな……。