『逃げ上手の若君』(第131話 正宗1337) 感想

髪ほどいて腕の筋肉痛で泣いてる時行がかわいいなあ、と思ったら、見知らぬかわいい子が横にいる、と思ったら弧次郎だったよ。
弧次郎の髪おろした姿はあんまりなかったな、そういえば。

筋肉痛がつらいって言ってるのに、戦死した郎党の遺族に感状を書く、っていうのがいかにも時行。


「味方の力を借りないと戦力にならないようにした」
秕さんが戦闘ですぐにバテバテになったのは正宗の計画通りだったか。
そんな欠点、正宗ならわかりそうなものだけど、一点突破力が高いからあえて放置してるのかな、と思ってたんだけど、秕さんを戦わせすぎないようにするためだったとは……。

時行は弧次郎と秕さんをくっつけたくてウズウズしてるけど、自分のことはどうなってるんですかね。
雫と亜也子が時行に口説かれたくてウズウズしてると思うんですが。

しかしまあ、弧次郎の望みはステキな妻を娶ることではなく、時行を守るために誰よりも強い部下になることだから。

そして、弧次郎の新武器「鐵柳」は銘もルックスもめっちゃかっこよくて、これは弧次郎も時行も大好きな感じだわ。


それにしても、正宗はなんでもかんでも見透かしてるねえ。
吹雪の出奔まで予想していたとは。

「刀の持ち手の人生だけを考えている」
夏ちゃんの洞察に深くうなずいた。
武器を欲する者の人生の最期は、幸せなものにならないことが多いんじゃないかと思う。
それでも、それぞれが自分の能力の底の底まで使い尽くすような、そんな武器を造って、満足して死なせてあげたいのかもなあ、とか思った。


ところで顕家軍は米不足なもよう。
斯波が処分しちゃったのね。
というわけで狩猟大会開催。

米がなければ魚か肉を食え! ってことか。