『週刊少年ジャンプ』2023年49号 感想

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS142 ×の狙い)
真冬くんに、当人が死ぬと爆発する爆弾を仕掛けて、あえてORDERにぶつけて殺させるつもりか。
虎丸ちゃんと真冬くんがORDER相手に生き延びられるはずがないよなあ。
エグい手すぎる……。

鹿さんはそもそもそういうやり方は反対で、元々はメンバーが死ぬ間際に敵を巻き添えにする想定でやっていること。
でも、虎丸ちゃんと真冬くんにそんな覚悟はないよねえ。
鹿さんがやけに協力的なのは、そういったスラーとの方向性の違いを感じてるから、というのが大きいのか、やっぱ。

『ONE PIECE』(第1097話 “ジニー”)
牧師になって故郷に帰ったくま。
ジニーはくまに猛烈アプローチしてるけど、くまは両親の悲惨な姿をみているから、どうしても踏み切れない。
そりゃあそうだよねえ。

しかし、いろいろなものを抱えつつも、なんだかんだで穏やかな生活はまたもや天竜人のせいで破壊され、結局、ドラゴンとイワンコフの誘いに乗って、くまとジニーは共にレジスタンス活動に参加、という流れか。

ふたりで仲良く暮らしたいだけなのに、どこまで痛めつけられるの……。

『Dr.STONE 4D SCIENCE』(1D:FUTURE MESSAGE)
人類だいぶ復興してるな。
カセキも元気そうで何より。
てか、石神村のみんなは、コスチュームとか変わってないのね。
と思ったら、大樹、杠ちゃん、司も変わってないな。
千空は変わったけど。

ルリちゃんとクロムが結婚した!
前村長の涙……そうだね、自分よりも先に逝くことを覚悟してた娘が、強制じゃなく、本人が選んだ相手と結婚するんだから、こんなにめでたいことはないよね。

未来からの石神百夜からのメッセージ。
考えてみれば、この作品はいつも、誰かからのメッセージで展開するなあ、と思ってみたり。

『あかね噺』(第85席 私の秘策)
朱音ちゃんの秘策が突き抜けすぎてて、「でもここまで突き抜ければ逆に…アリ?」ってなってるからしがおもしろい。
混乱しすぎだ、からし。

理論とデータでガチガチに突き詰める性格のからしには、理解不能すぎるんだろうな。
ある意味、からしの天敵になってるよ、朱音ちゃん。

状況的には追い詰められてるのかもしれないけど、いつも通り楽しそうな朱音ちゃん。
一方、朱音ちゃんとからしにうらやましがられる立場のはずのひかるちゃんは、噺家としては格上なの間違いなさそうな3人にはさまれてピリピリしてた。
でも、ひかるちゃんが落語に対して燃え尽きてなくてよかった。

『ツーオンアイス』(第7話 道端の花)
ルールブックに書いてあることを指導者でもちゃんと意味分かってないってどういうことよ。
それって、ジャッジする人はちゃんと意味分かってるんだろうか……。

綺更ちゃんの解説がザックリ過ぎな気もするけれど、初心者の隼馬にはこれでいいんだろうな。
振りつけ通りにやってればルール違反なことにはならないだろうし。

綺更だけ見るんじゃなくて「綺更と同じ場所から物を見なよ」というのは、いい言葉だな、と思った。
隼馬が今ここにいるのは、綺更だけを見た結果だけれど、綺更とペアを組みたいのなら、それだけじゃ全然足りないということだよね。
綺更も隼馬に影響を受けて、新しい視点を得ることができて、スケートを楽しむことができるようになって、生き生きしてきたなあ。

『アンデッドアンラック』(No.182 黒点)
別記事(太陽を覆う献身)になりました。

『逃げ上手の若君』(第132話 山分け1337)
別記事になりました。

『アスミカケル』(Round20 水の怪)
二兎に「じいちゃん父ちゃん」と言われて「誰がお義父さんだよ!」って怒ってる義時さんに笑った。
なるほど、娘と仲良くしてる男子に「父ちゃん」って呼ばれたら、そういう解釈してもおかしくないな。

「道着ないのに掴もうとしちゃった!」って笑ってる二兎が怖いな。
これ、いろいろとふっとんじゃって、父と祖父に武術を教わってた時期に、子供返り(?)しちゃってる感じ?

祖父が開いた流派の武術を自然に使いこなす二兎。
一狼が高く評価してる二兎は、この二兎なんだろうな。
でも、一狼を稽古で傷つけてしまってから、それを封印してしまったので、それをなんとか取り戻したい、と。

やっぱり、一狼は完全には明日見流を会得できてないのか……。