『逃げ上手の若君』(第148話 敬意1338) 感想

時行が目覚めたのはあの世ではなく顕家の伊勢の館。
ギリギリのところで郎党たちが助けてくれたのね。


顕家軍は当初の予定をあきらめ、伊勢に転進。
斥候を出さずに予定通りに突っ込んでたら高師冬が配置していた伏兵にやられていたかもしれない。
吹雪の能力を信じていた時行たちに救われた形か。

合流するつもりだった新田軍は越前にいた。
思ったより離れてたので合流を諦めたのね。
冬の越前は厳しいよ。
奥州勢は寒さには強いだろうけど。


顕家の敬意は不器用ながらも結構ドストレートなところがある。
自分よりも年長の者たちに囲まれて生きてきたから、弟属性な時行がかわいくてしかたないのかもな。


伊勢観光はいいんだけど、秕さんのその恰好は目立ちませんか?
まあ、男の子をお姫様抱っこしてる女の子よりは目立たないか?

そして、「全自動食べ主君」「くちびるが異常に柔らか主君」って何?
雫と亜也子の若様山分け同盟(?)はしっかり守られてるんだな……。


夏ちゃんは高師直のところに戻ったか……。
今さら戻ったところで処分される未来しか想像できないんだが。
たいして役に立つ情報も持ってないはずだしなあ。
玄蕃の爆弾の作り方なら有用か?

玄蕃は夏ちゃんの寝返りを予測していて罠をしかけたらしい。
これなら手土産になる、と思わせる偽情報を教えておいたとか?

玄蕃が夏ちゃんに騙し合いで負けるとは思えないが、相手が高師直の場合はどうなるか。
負けたところで損にはならないようにしてるんだろうけど。

でも、夏ちゃんがいなくなることそのものが損失じゃないか?
少なくとも、時行は泣くぞ?