『週刊少年ジャンプ』2024年19号 感想

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS161 サメ)
父親が死んだ理由を知りたがる周くん(死んでないけど)。
でも、神々廻は答えられない。というか、答えるわけにはいかない。
それを知ることで周くんが殺されるリスクだってあるから。
そして、かつての四ツ村と同じ立場になってようやく、四ツ村が自分を守ろうとしてくれたのだと気づくのせつない。

神々廻が周くんをかばったのは、罪滅ぼしとかではなく、もう自然にからだが動いちゃったんだろうね。
だから本当に「サァ…よう分からんわ…」って答えるしかなかったんだと思う。

ところで、穴から這い出てくる大佛ちゃんが怖すぎなんですが。

『あかね噺』(第105席 口出し無用)
全生師匠のキレ方がめっちゃ子供っぽくって全力で、清々しささえ感じる。
これを人目があるところでやってるってのもまたスゴイな。
迷惑な人ではあるけれど、自分の感情に正直で、それを表に出すことをおそれないという点はちょっと好きかな。
目の前にいて欲しくない人だけど。

このめちゃくちゃキレてる人にさらっと笑顔で話しかけちゃうまいける兄さんの強キャラ感がすごすぎる!
いや、どうみたって一瞬たりとも関わり合いになりたくない人だろ、全生師匠。

『アンデッドアンラック』(No.202 雲蒸竜変)
別記事(セクシー担当はその人でいいんですか?)になりました。

『カグラバチ』(第28話 突破口)
ちょっと離れたとこにいても「ハクリ」と呼ばれると、チヒロくんの元に駆け寄ってくるハクリくんがワンコっぽくってかわいいな。

漣家の「蔵」の継承の仕組みはよくわかってないけど、うまいことハクリくんに継がせることができれば一発逆転狙える、ってのはなるほどってなった。
漣家をつぶしちゃうと余波がとんでもないことになりそうだけど。

『逃げ上手の若君』(第152話 雫1338)
別記事になりました。

『超巡!超条先輩』(第9話 コンビニ巡査長)
コンビニ勤務で超テンションあがってる先輩がかわいかった。
「ダメだ コイツ心がキッザニアに在る」って確かに……憧れ方が小学生レベル。
だが、本物のコンビニはキッザニアではないのだよ、残念ながら。

あと、ポンちゃん「ドリンクの補充は…?」ってつぶやきながらダンボール(最低4箱)片手でもってるけど、ということはそれの中身ドリンクだよね? 重量かなりのもんだよね? ってなった。

『ツーオンアイス』(第27話 創世:第0日)
たっくんが隼馬に「僕の演技は明らかに間違っていたと思うんだけど」って言ったところで、たっくんやっぱりマジメなんだよなあ、って思った。
「こんなの全部間違ってる」って思ってても、よっぽど仲のいい人、たとえばロランくんとかに言うのはわかるんだけど、年下の隼馬に対してきかれてもないのにそれを話すのか、っていう。

で、そういった前提をちゃんと語ったうえで「君は僕を否定しようとは思わなかったのか?」とたずねる。
そうか、隼馬にどう思われてるのかが気になるのか!
他の連中にどう思われようが無関心みたいな感じだったのに。

そんな余裕がない、っていう隼馬の答えは、たっくんにとっては意外な答えかもしれない。
だって、たっくんがそこにいるだけで、やたらと気にされるのが普通だろうから。
でも隼馬にその余裕がないのは、すべてを綺更に向けているから、ただそれだけなんだよね。

「自分と相手の命がかかったこの種目で 人生を捨てていい瞬間なんて1秒もないと思います」
隼馬の言葉がキラキラしすぎていて、たっくんにはオーバーキルなんじゃなかろうか。

ところで氷室ちゃん、思ってたよりもずっと強そうな子で安心した。

結局、たっくんと氷室ちゃんは2日目は棄権してペア解消。
きさはゆペアは自動的に優勝!
おめでとう! と言っていいのか微妙な感じだな。
でも、お互いの首にメダルをかける綺更と隼馬はかわいくて良かった。

次なるきさはゆペアの試合は全日本選手権。
空天雪が出ること確定と見込んですでに放送枠を確保していたテレビ局。
なるほど……たっくんの影響力がこんなところで発揮される流れか。

地上波生放送できさはゆペアが日本中にお披露目されちゃう!
ナチュラルにいちゃいちゃしてるところを全国中継してくれ!