『ワールドトリガー』第245話「若村麓郎」 感想
オサムと若村の違いを問われて「そもそもメガネ以外に何か共通点はあるのか?」と聞き返したヒュース。
なぜかメガネが重要だよね、このマンガ。
「別になんでも……」とごまかしかけた若村が、考え直してちゃんと言い直したとこが良い。
若村は変えたいんだよね、自分のことを。
多分、基本的に自分のこと好きじゃないというか、信じられるものが何もないという状態なんだけど、そこから脱したいという気持ちは強い。
香取ちゃんに頼ってもらえる存在になりたいのに、今はその足をひっぱってるって、思い込んでるからな。
もし若村が三雲隊のメンバーとチームを組んでて、オサムが香取隊に入っていたら、三雲隊と香取隊の順位は逆転していたかもしれない。
なるほど……この仮定はおもしろいな。
現実としては、オサムは香取ちゃんと衝突しまくりそうだし、ユーマとチカちゃんはそもそもボーダーに入らなかっと思うけど。
ヒュースが若村にズバズバ言ってしまうので、笹森と半崎がひやひやしてるのちょっとおもしろい。
これ、若村がキレて怒ることではなく、落ち込んでしまうことの方を心配してるよね、多分。
若村はオサムのことを自分と同じく地道な努力型だと思ってるから、気になるのか。
ユーマとかチカちゃんは突き抜けてるところがあるから、自分と何が違うんだよ! とはならないよね。
若村が犬飼からどんな訓練を受けているかをきいただけで、若村が気づいていない犬飼の真意に気づいたヒュース。
それを若村に離してもいいか、犬飼にお伺いを立てるヒュースは律儀だな。
というか、その価値みたいなものを理解できてる、というべきなのかも。
ヒュースは軍人だから、他のチームに中途半端にちょっかいを出すことの危険性を重くみているのかもしれない。
練習中の若村にやたら話しかけるのは、射撃をしながら他のことに意識をさくことに慣れさせるため、か。
射撃競技ならともかく、戦闘中に射撃だけに集中できる状況はつくれないよね、確かに。
距離をとってるスナイパーならともかく、ガンナーは周囲に常に気を配る必要がある。
でも、その意図を犬飼は若村に話さなかった。
若村に自分で気づいて欲しかったから。
でも、それができずに半年が経過してしまった、と。
若村は自分で考えるのが苦手、というのはなんとなくわかる。
あれをしなきゃいけない、これもしなきゃいけない、こうならなきゃいけない、みたいな焦りはあるけど、その原因みたいなものは常に外側にある、か。
オサムの「僕がそうするべきだと思ってるから」というのは、オサムの内側から発生しているものだな、そういえば。
おかげで、師匠の鳥丸先輩はだいぶ振り回されてるけど、犬飼は若村に振り回されるぐらいのことをやって欲しかったのかも。
犬飼に「自分で考えろ」と言われたら、若村は犬飼が設定している「正解」を探してしまう、というのはめっちゃわかる。
自分で考えた結果、迅さんをチームにいれようとする、みたいなことをやるオサムとは違いすぎる。
犬飼の「おれがいなくなったらどうすんの」のとこの横顔がちょっとさびしそう。
てか、髪をおろしてる犬飼がめっちゃかっこいいんだが。
犬飼たちは鳩原さんにいなくなられてるから、そういう想定がリアルというかなんというか。
そういえば、カゲさんの犬飼に対するとげとげしさが、ちょっと薄らいでる感じがする。
犬飼なりの努力が通じてる?
犬飼が真意を話すことを許可したのが、若村の変化を感じとったから。
そして、ヒュースという起爆剤に期待したから。
話をきいた若村が「犬飼先輩の時間を半年も無駄に……」って考えてるの、いいよね。
自分のことよりも、犬飼に申し訳ない、という気持ちが先に立ってる。
まあ、こういう性格だから、こういうことになったともいえるけど。
「犬飼先輩に無駄骨折らせた分は ここで少しでも取り戻すしかねぇんだ……!」と、腹をくくった若村がかっこいい!
ボーダー上層部が若村に隊長をやらせた意図は不明だけど、これだけでもすごい成果あがってる気がする。
ところでやっぱり、笹森と半崎、ちょっとかわいそうじゃない?
ずっと冷や汗かいてる感じなんだけど。
なぜかメガネが重要だよね、このマンガ。
「別になんでも……」とごまかしかけた若村が、考え直してちゃんと言い直したとこが良い。
若村は変えたいんだよね、自分のことを。
多分、基本的に自分のこと好きじゃないというか、信じられるものが何もないという状態なんだけど、そこから脱したいという気持ちは強い。
香取ちゃんに頼ってもらえる存在になりたいのに、今はその足をひっぱってるって、思い込んでるからな。
もし若村が三雲隊のメンバーとチームを組んでて、オサムが香取隊に入っていたら、三雲隊と香取隊の順位は逆転していたかもしれない。
なるほど……この仮定はおもしろいな。
現実としては、オサムは香取ちゃんと衝突しまくりそうだし、ユーマとチカちゃんはそもそもボーダーに入らなかっと思うけど。
ヒュースが若村にズバズバ言ってしまうので、笹森と半崎がひやひやしてるのちょっとおもしろい。
これ、若村がキレて怒ることではなく、落ち込んでしまうことの方を心配してるよね、多分。
若村はオサムのことを自分と同じく地道な努力型だと思ってるから、気になるのか。
ユーマとかチカちゃんは突き抜けてるところがあるから、自分と何が違うんだよ! とはならないよね。
若村が犬飼からどんな訓練を受けているかをきいただけで、若村が気づいていない犬飼の真意に気づいたヒュース。
それを若村に離してもいいか、犬飼にお伺いを立てるヒュースは律儀だな。
というか、その価値みたいなものを理解できてる、というべきなのかも。
ヒュースは軍人だから、他のチームに中途半端にちょっかいを出すことの危険性を重くみているのかもしれない。
練習中の若村にやたら話しかけるのは、射撃をしながら他のことに意識をさくことに慣れさせるため、か。
射撃競技ならともかく、戦闘中に射撃だけに集中できる状況はつくれないよね、確かに。
距離をとってるスナイパーならともかく、ガンナーは周囲に常に気を配る必要がある。
でも、その意図を犬飼は若村に話さなかった。
若村に自分で気づいて欲しかったから。
でも、それができずに半年が経過してしまった、と。
若村は自分で考えるのが苦手、というのはなんとなくわかる。
あれをしなきゃいけない、これもしなきゃいけない、こうならなきゃいけない、みたいな焦りはあるけど、その原因みたいなものは常に外側にある、か。
オサムの「僕がそうするべきだと思ってるから」というのは、オサムの内側から発生しているものだな、そういえば。
おかげで、師匠の鳥丸先輩はだいぶ振り回されてるけど、犬飼は若村に振り回されるぐらいのことをやって欲しかったのかも。
犬飼に「自分で考えろ」と言われたら、若村は犬飼が設定している「正解」を探してしまう、というのはめっちゃわかる。
自分で考えた結果、迅さんをチームにいれようとする、みたいなことをやるオサムとは違いすぎる。
犬飼の「おれがいなくなったらどうすんの」のとこの横顔がちょっとさびしそう。
てか、髪をおろしてる犬飼がめっちゃかっこいいんだが。
犬飼たちは鳩原さんにいなくなられてるから、そういう想定がリアルというかなんというか。
そういえば、カゲさんの犬飼に対するとげとげしさが、ちょっと薄らいでる感じがする。
犬飼なりの努力が通じてる?
犬飼が真意を話すことを許可したのが、若村の変化を感じとったから。
そして、ヒュースという起爆剤に期待したから。
話をきいた若村が「犬飼先輩の時間を半年も無駄に……」って考えてるの、いいよね。
自分のことよりも、犬飼に申し訳ない、という気持ちが先に立ってる。
まあ、こういう性格だから、こういうことになったともいえるけど。
「犬飼先輩に無駄骨折らせた分は ここで少しでも取り戻すしかねぇんだ……!」と、腹をくくった若村がかっこいい!
ボーダー上層部が若村に隊長をやらせた意図は不明だけど、これだけでもすごい成果あがってる気がする。
ところでやっぱり、笹森と半崎、ちょっとかわいそうじゃない?
ずっと冷や汗かいてる感じなんだけど。