『暗殺教室』第160話 バレンタインの時間・放課後 感想、もしくは、倉橋ちゃんはちょっとかわいそうだけどね

祝! 『ジャンプ』の表紙&巻頭カラー!
しかし、『ジャンプ』の表紙をめくった途端に、これ少年誌でやって大丈夫なんかい、というセリフが飛び出してきて、松井せんせーってばあいかわらずチャレンジャーです(汗)。

カラー表紙では岡野ちゃんが華麗な跳び蹴りを披露。
前原くんは最近、ふっとばされてばかりやなあ(苦笑)。

あと、殺せんせーの影にひっそりいるおだんご頭(?)の渚くんはかわええです。
殺せんせーに隠れてるボディ部分は、私の脳内ではチャイナドレスになっています(爆)。


倉橋ちゃん、イリーナ先生に烏間先生宛のチョコを託すとは、いい子だなあ。
と、ほのぼのしていたんだが、バレンタインのE組の様子はなんだかサツバツとしていた。
吉田くんが原ちゃんに巨大チョコで殴られてるようにみえるんだが、あってる?
あと、右下で嘆きのポーズをみせてるのは、岡島くんかな?


新キャラ・ホウジョウ登場。
登場のタイミング的に、この人が最後の新キャラ、そして、ラスボスになるのかなあ。
柳沢&「死神(弟子)」は、殺せんせーを生み出した組織の、最後のコマ。
ホウジョウは、超国家連合の最後のコマということなんだろう、多分。


ここでまさかの理事長先生の登場!
いやあ、理事長先生がバレンタインチョコを殺せんせーに贈るとわっ(←多分、理事長先生がもらったチョコのおすそ分けなんだろうけど)。

理事長先生は理事長先生なりに、雪村先生を評価してたし、雪村先生はE組の生徒たちの先生であることに全力を尽くしていた。
このふたりの間では、利害が完全に一致していたというか、対立関係はなかったんだろうけど、雪村先生が椚ヶ丘の体制自体をどう思っていたのか気になるなあ。
目の前の、暗い目をした生徒たちを救うことでいっぱいいっぱいだったんかなあ。

理事長先生が力づくで学校を支配し、落ちこぼれた子たちを雪村先生や殺せんせーみたいな先生が受け止める。
それは、理事長先生にとっては理想形かもしれないけど、A~D組の生徒たちが、それぞれにストレスで押しつぶされて歪んじゃってるようにみえるんだが、それはどうなるのか、と。
教育方式が嫌なら公立に移れよ、という言い方もできるけど、椚ヶ丘に入れるような子供たちだから、「逃げる」を選択できる生徒は少ないんじゃないかな。


子供たちの将来を憂うイリーナ先生。
それだけ、子供たちに愛情を注いでしまっている、ということなんだよね。
烏間先生の言う通り、こんなイリーナ先生が、元の仕事に戻るのはつらすぎるだろう。

でも、イリーナ先生にとっては、自分の意志で選択した道だし、殺した人はどうやったって生き返らない。
戻る道もなければ、償う道もない。自分には殺し屋の道しかない、と考えている。

でも、烏間先生はそれを否定した。
それは、生徒たちの強さを信じるように、イリーナ先生の強さを信じた、ということなんじゃないかな。

「殺した以上の人を救え」
それが、烏間先生が提示した償いの道だった。

てか、「付き合ってもない私等」だったはずなのに、いきなりプロポーズとわっ。
烏間先生、唐突すぎやろ。
いや、烏間先生、堅物すぎて、「好き」=「結婚」なのかもしれないけど。

いやはや、このタイミングでイリーナ先生大勝利! とわっ。
びっくりした。めっちゃビックリした。

てか、イリーナ先生が「男女がひとつ屋根の下なんてふしだらな」ってのには笑った。
あと、「行く!!」は「い」でルビがはいってるのに、「行きます!!」は「イ」でルビがはいってるのが……松井せんせー……めっちゃゲスいです(爆)。