『暗殺教室』第161話 プライドの時間 感想、もしくは、無事が大事

あいかわらずけんかっぱやいカルマくん。
しかし、中学生に喧嘩ふっかけるような大人を、いちいち相手にしててもしかたないよなあ。
殺せんせーの言う通り、カルマくんが目指す高級官僚になれば、理不尽なことに目をつぶって頭を下げるなんてことは、いくらでも発生しそうだし。


ホウジョウとE組のファーストコンタクトは、カルマくんの降伏により、衝突回避。

考えてみれば、渚くんもクラスのみんなのために、鷹岡相手に土下座までしたんだよね。
それを考えると、カルマくんはまだ頭を下げる程度ですんだ、とも言える。

でも、自分が我慢して事が丸く収まるのなら、という思考の渚くんと、とにかく相手かまわず喧嘩を売ってきたカルマくんでは、ことの難易度がまるで違うんだろうな。


イトナくんは本当に落ち着いたなあ。
寺坂になじみまくってるし。

イトナくんが欲しかったものは、強ければ手に入るものじゃなかった。
では、イトナくんが欲しかったものはなんだろう、という答えはすぐに現れた。
イトナくん的には「すぐ」ではないけれど。

強ければ手に入るものじゃなかったけど、辛抱強く待ち続けていたからこそ、イトナくんは後ろめたい気持ちを抱くことなく、父親の前で素直に「……うん」と言える。
自分はちゃんと頑張ったよ、と。

それにしても、イトナくんは本当にかわいくなったなあ。


なんとゆーか、ものすごい勢いでE組内の問題が解決されていってる。
これはやっぱり、ここから先はE組外との戦いになる、ということなんだろうな。