『破壊神マグちゃん』9巻 箇条書き感想

ついに最終巻……さびしい……。

・表紙はマグちゃんとルルちゃん。1巻ではルルちゃんの頭の上にいたマグちゃんが、最終巻ではルルちゃんの腕の中にいて、しっかり抱え込まれているのが泣ける

・芦原先生の帯コメント「ずるくて、とても美しい、泪の幕引きです。」がとても趣深い。大好きなマンガ家さんが大好きなマンガを好きでいてくださるという幸せ。葦原先生は『ジャンプSQ.』の巻末でもお疲れ様コメントを出してくださっていたからな

・カバー折り返しの著者近影は上位存在たちに囲まれたK先生。ユッピーが片手しか入ってないのは、場所をとりすぎるからだろうか

・カバー下の表紙は上位存在たち。めっちゃファンシー! この絵でグッズをつくってください! めっちゃ買います!

・中扉は人間たちと上位存在たち。電柱の上に立ってるイズマくんがなんか笑える

・リン姉さんとノス子さんも結構なかよくやってるようなんだけど、ここらへんのエピソードが少なかったのは残念だった

・「修行」と称して下界にくるセイラちゃんだけど、絶対、いろいろ遊びたいからだと思う。イズマくんは修行するためだけに下界にきたのに、なんだかんだでみんなに巻き込まれて遊んでるといいな

・リン姉さんはまじめに勉強してないようにみせかけて、わりとしっかり勉強してて成績も良い、という私の脳内設定がある

・ミュスカー様、好きな場所も好きな食べ物もないのさびしいな

・ユッピーは記録を食べて生きている……もっとも食料に困らない存在だな。ウーネラスさんの食糧はやっぱりアレらしいけど

・マグちゃんのプロフィール帳・裏面の「マグ=メヌエクの前には何かを積み重ね築き上げられることは無く」というのが泣けた。そうか「破壊神」とはそういうことか

・あとがきで上木先生が、作中と現実の時間の流れを極力合わせようとしていた、と書いていらして、やっぱりあれは意識的にやってたのだな

・描き下ろしの後日談は笑った。ルルちゃん、「18歳にならんとね!!?」ってなんとなく勢いで言っちゃったんだろうけど、それは錬くんがR-18的なことを妄想しちゃってもしかたないだろ

・ホクホクしながらカメラまわしてるウーネラスさんがかわええ

・ユッピーはあの姿で完全体じゃないらしい。もしかして完全体はめっちゃ大きい? ウーネラスさんも元々はもっと大きかったらしいし

・るりちゃんのフルネームが公開されて、錬くんが人生のネタバレを回避したことが確定!

・狂乱食堂の隣のおしゃれな喫茶店は誰のお店なの? ノス子さんかと思ったんだけど、彼女が働くとは思えないな。イズマくんかセイラちゃんの子孫かとも思ったけど、ナプタークくんのライバルとなるとウーネラスさんか? 店名の「Night」は「騎士」からもってきた?

・グラッシーが「クラッシー」になってた。伝承を重ねているうちに「゛」が落ちたか?

・ウニ助は洞窟にひきこもっちゃってるのか……。ずっと泣き続けてるのかな……

・マグちゃんの内側でルルちゃんは生きている。マグちゃんはこれからもルルちゃんと生きていく

・ワンコの名前が「ムツ」と「ボラ」で、これはチヌちゃんの名前は魚からとったもんだと思ってた飼い主さんが、子供たちに代々、魚の名前をつけてるんだろうな

・後ろ側のカバー折り返しのユッピーがきれいだな。やっぱりユッピーの配色めっちゃ良い!

・マグちゃんのコミックス、私の行きつけの本屋では平台に乗ってるとこを、一度もみることができなかったのがつくづく残念。平台じゃないと、あの素晴らしい表紙と帯コメントがみえないじゃん!

・大好きなマンガが終わってしまったのはさびしいですが、大好きなマンガが最高に美しい幕引きをしてくれた、という喜びをくださった上木先生に深く深く感謝いたします。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。