『逃げ上手の若君』(第64話 背中1335) 感想
センターカラー絵はずぶ濡れの時行と弧次郎。
あいかわらず美しい色使い。
雨の中をちょっと楽しそうに走る弧次郎がめっちゃかわええ。
瘴奸以外の兵を時行たちの元に行かせないために奮戦する弧次郎と亜也子。
その様子をみて士気があがる鎌倉党の面々。
時行が素性を明かした時の反応が今から楽しみ。
瘴奸に背を向けていても時行が避けられるのは、吹雪が指示を出しているからか。
なるほど、これはふたりが揃わないと成立しない技なのね。
と思ったら、時行が吹雪に全幅の信頼を置いてないと成立しない技でもあるのか。
「優しさもお人好しもこの方に限っては必殺技だ!」
吹雪がめっちゃうれしそう。というよりは、幸せそう、かな?
自分が仕えるにふさわしい主君を探し続けていた吹雪だから、それが叶っていると確信できるのは、至上の喜びなんじゃなかろうか。
それにしても「殺す速度で刺しに行く」は怖すぎだろ。
時行レベルの変態(?)でなければ成立しない。
てか、これを思いつく吹雪はなんなの? 時行の変態っぷりを信じてるの? 信じてるだろうな。うん。
「俺を倒すために…この子は成長したのだ」
時行の成長が自分の存在ゆえのものだということに歓喜する瘴奸。
とんでもない外道っぷりだったけど、納得して死ねるのだな、と思ったら、最期に領民の子供との約束を思い出して、「…ああ…死にたくない」と涙を流しながら果てる、という展開はとても美しかった。
この男のために人生を終わらされたり狂わされた子供たちがどれだけいたのか、と考えると、ちょっと美しすぎじゃない? という気もするけれど、それでも彼は彼なりにあがききって生きたのだな、と思える。
人間を蟻の如くに踏み散らかしていた男だけれど、ただ悪党なだけの人ではなかった。
小笠原貞宗に認められて領地を与えられたら、ちゃんと領民に慕われる地頭になったんだから。
この人が今の時代に生まれていたら、どんな人になったんだろうね。
あいかわらず美しい色使い。
雨の中をちょっと楽しそうに走る弧次郎がめっちゃかわええ。
瘴奸以外の兵を時行たちの元に行かせないために奮戦する弧次郎と亜也子。
その様子をみて士気があがる鎌倉党の面々。
時行が素性を明かした時の反応が今から楽しみ。
瘴奸に背を向けていても時行が避けられるのは、吹雪が指示を出しているからか。
なるほど、これはふたりが揃わないと成立しない技なのね。
と思ったら、時行が吹雪に全幅の信頼を置いてないと成立しない技でもあるのか。
「優しさもお人好しもこの方に限っては必殺技だ!」
吹雪がめっちゃうれしそう。というよりは、幸せそう、かな?
自分が仕えるにふさわしい主君を探し続けていた吹雪だから、それが叶っていると確信できるのは、至上の喜びなんじゃなかろうか。
それにしても「殺す速度で刺しに行く」は怖すぎだろ。
時行レベルの変態(?)でなければ成立しない。
てか、これを思いつく吹雪はなんなの? 時行の変態っぷりを信じてるの? 信じてるだろうな。うん。
「俺を倒すために…この子は成長したのだ」
時行の成長が自分の存在ゆえのものだということに歓喜する瘴奸。
とんでもない外道っぷりだったけど、納得して死ねるのだな、と思ったら、最期に領民の子供との約束を思い出して、「…ああ…死にたくない」と涙を流しながら果てる、という展開はとても美しかった。
この男のために人生を終わらされたり狂わされた子供たちがどれだけいたのか、と考えると、ちょっと美しすぎじゃない? という気もするけれど、それでも彼は彼なりにあがききって生きたのだな、と思える。
人間を蟻の如くに踏み散らかしていた男だけれど、ただ悪党なだけの人ではなかった。
小笠原貞宗に認められて領地を与えられたら、ちゃんと領民に慕われる地頭になったんだから。
この人が今の時代に生まれていたら、どんな人になったんだろうね。