『週刊少年ジャンプ』2022年31号 感想

『逃げ上手の若君』(第69話 破魔1335)
別記事になりました。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS77 コ・ロ・シ・テ・ル)
寮に引きこもってる連中は授業がキツくて脱落したのかと思ってたんだけど、スラー信者(?)になったのをJCC側に咎められて立てこもってる感じか。
殺連が市場を独占しすぎてる、とか主張されると、もっともっぽく聞こえるけど、単純にだまされてるような気がする。
でも、実際のところ殺連がどんな組織かよくわからないから、どちらがよりまともかはわからんよなあ。
ORDERの連中がめっちゃなかよし(?)ってくらいしかわからん。
そもそも、殺し屋が職業としてオープンになってる時点で、この世界どうなってんの、って感じだが。

スラーを布教(?)してるっぽい周くんは、かなり本気でスラーを信じてる……というよりは、殺連を憎んでる感じ?

南雲はJCCでの学生生活をめっちゃ楽しんでいたらしい。
赤尾さんとめいいっぱいやんちゃして、坂本さんに迷惑かけてたんだろうな。

南雲と神々廻に置いてかれて茫然としてる大佛ちゃんがかわええ。
そして、敵の車にひょいって乗ってきた南雲もめっちゃかわええ。
まあ、ふたりともとてつもなく物騒な人だけどな。

コ・ロ・シ・テ・ルのサインって……ドリカムかよ……。

『Dr.STONE』(TERRAFORMING)
久しぶりの『Dr.STONE』。そして、いつもの『Dr.STONE』だった。

新婚旅行についてきてもらえたとはしゃぐ大樹……いや、それはふたりっきりで楽しむものなのでは?
まあ、実際のところ新婚旅行でなく慰安旅行だったようだが……と思ったらそれも違ったっぽい。

あいかわらず超人的な連中の中にあって、ゲンは一般人だ。
人を煽ったり誘導したりする能力はすごいけど、このメンツ相手にはそれが通用しないから、本当にただの一般人になってる。
それでもやっぱりゲンは必要だよなあ、って思った。

『ウィッチウォッチ』(68 夢中戦争)
ゲームで負けて泣きながら怒るモイちゃんが、めっちゃ幼くてかわいい。
下宿人連中相手には、こういう姿をなんのてらいもなくみせられるようになってるんだなあ。
でも、そんな子供っぽいとこみせながらも言ってることが「もう飯とか作んないからな!」って、かなり所帯じみてておもしろい。
まあ、この家の主夫で間違いないが。

てか「もう服とか貸さないからな」って、モイちゃんとケイゴ、服の貸し借りしてるのか。
モイちゃんのヴィンテージ趣味は、サブカル好きのケイゴとマッチしそうではある。

仏像が4体になった絵はめっちゃ笑った。
これ、実際にみたらほんとにホラーなんだろうな。

『アンデッドアンラック』(No.117 FORGIVE)
別記事(「神」が創る運命を否定する者)になりました。

『PPPPPP』(第39話 さようならありがとう)
白いレースの衣装のメロリちゃんかわいい。

「私を愛するために弾くの。だからお祝いの白い服」
メロリちゃんの言葉を聞いた時のファンタの表情が意味深だけど、なんなんだろう。
なんか、ちょっとさびしそうな表情にもみえるし、納得した、って感じの表情にもみえる。

謎のメンバーの倫くんは、レイジロウの因縁の相手・彩刃くんか。
「…音上の天才に嫉妬したら最後、自分でも驚く位に自分が狂ったから」
彩刃くんのレイジロウに対する仕打ちが過激すぎだろ、とは思ってたけど、本人にもその自覚があったのか。
自覚があるのに、狂っていく自分を止められない。
確かにメロリちゃんもそんな感じだ。

レイジロウもミーミンも、彩刃くんが好きでメロリちゃんが好きで、そんな大事な人をどうこうしたいとはまったく思ってなかったのにね。
出会って、好きになった時から、変わりなくいて欲しかったはずなのにね。

「乗り越えて愛したいの。自分も。音上も」
彩刃くんはレイジロウを、メロリちゃんはミーミンを、大好きなままなんだな。
でもそのせいで、ピアニストとしての自分を狂わせてしまった。
ピアニストとしての自分と、音上のピアノが好きな自分を共存させることができなかった。
だから、ピアニストとしての自分を狂わせずに、大好きな音上のピアノを愛してるって認められる自分になりたいんじゃないかな、って。

1000人分の顧客名簿を丸暗記する日野くん。
あいかわらずすごい頭脳だな。

ファンタはプロ、で、ソラチカは芸術家、かなるほどね~。
レイジロウはなんなんだろうな。どちらでもないし、どちらにもなりたくなさそうだけど。
「僕は僕が僕の予想の範疇を超えるところを想像できない」
レイジロウは自分の限界をすでに見極めてるみたいなことを言ってるけど、彩刃くんとの再接近でそれを超えることができるかもしれない。

ところで、あいかわらずラッキー大好き、ラッキー全肯定のレイジロウだけど、「いいんだよ! その服似合ってる」って言ったとこで、ちょっと涙目になってるようにみえるんだが、これはなんなんだろう。
変わる前のラッキーを惜しんでる?
その服は似合うけど、その服が似合わなそうなラッキーが好きだったんだよ、的な。

「さようならありがとう」というサブタイトルはレイジロウが心の中でつぶやいた台詞なのかもしれない。

どうでもいいけど、洗足学園音楽大学の建物って独特だから、めっちゃ目立つよね。