『逃げ上手の若君』(第68話 戦車1335) 感想
なんかごっついのでてきたけど、これ使い物になるのか? と思ってたらかなり有能な「戦車」っぽい。
あの国司、現代に生まれてたら、皆に喜ばれる仕事をめっちゃ生き生きとやってる人になれたかもしれん。
しかし、あの時代に生まれ、尊氏と道誉に操られた結果がこの阿鼻叫喚だよ。
戦車を動かすのは奴隷、弩に矢を装填するのも奴隷。
そのうえ疲弊しきって使い物にならなくなったら人間の盾として有効活用とか。
そして、その奴隷はさらってきた領民だから、使いつぶしても何も困らない。
確かに「人の道を外れているという一点を除けば」無駄も隙もない。
「待った! 火矢はまずい!」と止めた吹雪は、あの時点で状況を察してたんだな。
そういう発想ができる時点でこわいよ、吹雪。
ところで保科のとこの物騒な門番さん、お元気そうで何よりです。
国司の豹変ぶりが怖すぎてビビった。
小物ではあるけれど、わりと愛嬌のあるキャラだったのに、なんでこんなホラーな姿に……。
そうか、こんな形で「鬼」に進化するのか……。
しかし、国司以上に尊氏が怖いな。
これからいくらでもこんな人をつくりだせるってことじゃん。
「生まれた時代と生まれた身分と信じる相手を間違えてしまった人」
雫のまなざしが静かだ。
怒っているのとも、憐れんでいるのとも、ちょっと違うもののように感じる。
この世にあのような存在が生み出されてしまったことを愁いている、って感じかな。
ところで、天狗と時継+玄蕃の戦いの方だけど、時継には勝機がみえてそう。
玄蕃はこのままだとただの見届け人になってしまいそうなんだが。
あの国司、現代に生まれてたら、皆に喜ばれる仕事をめっちゃ生き生きとやってる人になれたかもしれん。
しかし、あの時代に生まれ、尊氏と道誉に操られた結果がこの阿鼻叫喚だよ。
戦車を動かすのは奴隷、弩に矢を装填するのも奴隷。
そのうえ疲弊しきって使い物にならなくなったら人間の盾として有効活用とか。
そして、その奴隷はさらってきた領民だから、使いつぶしても何も困らない。
確かに「人の道を外れているという一点を除けば」無駄も隙もない。
「待った! 火矢はまずい!」と止めた吹雪は、あの時点で状況を察してたんだな。
そういう発想ができる時点でこわいよ、吹雪。
ところで保科のとこの物騒な門番さん、お元気そうで何よりです。
国司の豹変ぶりが怖すぎてビビった。
小物ではあるけれど、わりと愛嬌のあるキャラだったのに、なんでこんなホラーな姿に……。
そうか、こんな形で「鬼」に進化するのか……。
しかし、国司以上に尊氏が怖いな。
これからいくらでもこんな人をつくりだせるってことじゃん。
「生まれた時代と生まれた身分と信じる相手を間違えてしまった人」
雫のまなざしが静かだ。
怒っているのとも、憐れんでいるのとも、ちょっと違うもののように感じる。
この世にあのような存在が生み出されてしまったことを愁いている、って感じかな。
ところで、天狗と時継+玄蕃の戦いの方だけど、時継には勝機がみえてそう。
玄蕃はこのままだとただの見届け人になってしまいそうなんだが。