『逃げ上手の若君』(第71話 貞宗1335) 感想
長寿丸が北条時行だと知り、単騎で突っ込んできた小笠原貞宗。
「儂の眼は節穴だった」のとこで眼が白くなってるのがなんか良いよね。
望月、いつも丸太持ってるけど、あれ役に立つの?
振り回してれば敵を散らせるのでOKなの?
とか思ってたんだけど、今回、立派な盾になることが判明。
てか、実際に矢で丸太を粉砕できるもんなの?
風車柄って三つ鱗の変形だったのか。
「オシャレではないか」ってのがなんかかわいいな、貞宗。
留まっていればみんなが盾になってくれるのに、わざわざ陣から離れた時行。
誰かに護られるより、逃げる方が性に合ってるんだよね。
「信濃守護 小笠原右馬助貞宗」のとこの絵がめっちゃかっこええ。
躍動する二頭の馬。貞宗が構えた大きな弓。中央に矢。
信濃での最後の鬼ごっこの相手が小笠原か……これはもう納得の人選すぎる。
あと、「服かすった。あっぶなぁ」のとこの時行がかわいすぎじゃないですか?
鬼ごっこは「夢中」なことに自覚的というか肯定的な時行の勝利、という感じだった。
小笠原が枝にはじかれたとこ、眼だけ飛び出してるのは笑った。
あいかわらず貞宗の眼は自由自在(?)だな。
時行にとって小笠原貞宗は、強敵であると同時に良き師であった。
そういえば、時行の良き師になる、と最初に頼重が言ってたな。
それは、小笠原の弓の技術を盗め、的な意味かと思ってたんだけど、弓だけでなく、たくさんのものを時行は小笠原から吸収したんだな。
だから、時行は礼を尽くす。
「行ってきます。天下に挑みに!」
時行の眼は涼し気で落ち着いている。
「もしかすると何も出来ずに死ぬかもしれない」とわかっているのに。
ここで時行は、中先代の乱の主役としての北条時行に成ったのかもしれない。
時行に対して、ものすごい顔でキレまくってる貞宗がなんかかわいい。
そして「殺す」「殺す」「タメ口?」「殺す」って……あれだけキレてても、ちゃんとタメ口に反応するんだな。
でも、あそこでうっかりタメ口になっちゃう市河の気持ちはよくわかる。うん。
「逃げも出来ず天下も狙えぬ立場としては…少し貴様が羨ましいわ」
武士として大きなことをしでかしたい、という気持ちはありつつも、自分の器量を自覚し、それ以上を望まないのが小笠原貞宗のすばらしいところだと思う。
自分が守りたいもの、守るべきもの、そして、守れる範囲をちゃんとわきまえているんだろう。
「翔ぶを止めるなよ。この儂が射ち落とすその日まで!」
大きく翼を広げる時行の背を見送る貞宗。
貞宗は時行をよく理解してるな。
一度、頼重と時行談義をして欲しかったな。
きっとめっちゃ盛り上がったと思う。
なんだかんだで、小笠原貞宗かっこいい!
「儂の眼は節穴だった」のとこで眼が白くなってるのがなんか良いよね。
望月、いつも丸太持ってるけど、あれ役に立つの?
振り回してれば敵を散らせるのでOKなの?
とか思ってたんだけど、今回、立派な盾になることが判明。
てか、実際に矢で丸太を粉砕できるもんなの?
風車柄って三つ鱗の変形だったのか。
「オシャレではないか」ってのがなんかかわいいな、貞宗。
留まっていればみんなが盾になってくれるのに、わざわざ陣から離れた時行。
誰かに護られるより、逃げる方が性に合ってるんだよね。
「信濃守護 小笠原右馬助貞宗」のとこの絵がめっちゃかっこええ。
躍動する二頭の馬。貞宗が構えた大きな弓。中央に矢。
信濃での最後の鬼ごっこの相手が小笠原か……これはもう納得の人選すぎる。
あと、「服かすった。あっぶなぁ」のとこの時行がかわいすぎじゃないですか?
鬼ごっこは「夢中」なことに自覚的というか肯定的な時行の勝利、という感じだった。
小笠原が枝にはじかれたとこ、眼だけ飛び出してるのは笑った。
あいかわらず貞宗の眼は自由自在(?)だな。
時行にとって小笠原貞宗は、強敵であると同時に良き師であった。
そういえば、時行の良き師になる、と最初に頼重が言ってたな。
それは、小笠原の弓の技術を盗め、的な意味かと思ってたんだけど、弓だけでなく、たくさんのものを時行は小笠原から吸収したんだな。
だから、時行は礼を尽くす。
「行ってきます。天下に挑みに!」
時行の眼は涼し気で落ち着いている。
「もしかすると何も出来ずに死ぬかもしれない」とわかっているのに。
ここで時行は、中先代の乱の主役としての北条時行に成ったのかもしれない。
時行に対して、ものすごい顔でキレまくってる貞宗がなんかかわいい。
そして「殺す」「殺す」「タメ口?」「殺す」って……あれだけキレてても、ちゃんとタメ口に反応するんだな。
でも、あそこでうっかりタメ口になっちゃう市河の気持ちはよくわかる。うん。
「逃げも出来ず天下も狙えぬ立場としては…少し貴様が羨ましいわ」
武士として大きなことをしでかしたい、という気持ちはありつつも、自分の器量を自覚し、それ以上を望まないのが小笠原貞宗のすばらしいところだと思う。
自分が守りたいもの、守るべきもの、そして、守れる範囲をちゃんとわきまえているんだろう。
「翔ぶを止めるなよ。この儂が射ち落とすその日まで!」
大きく翼を広げる時行の背を見送る貞宗。
貞宗は時行をよく理解してるな。
一度、頼重と時行談義をして欲しかったな。
きっとめっちゃ盛り上がったと思う。
なんだかんだで、小笠原貞宗かっこいい!