『週刊少年ジャンプ』2022年34号 感想

『ジャンプ』の表紙に安室さんが出る日が来るとはな……。
尾田先生と青山先生の対談は、尾田先生の方が闘争心というか競争心が強いのに、青山先生はそうでもないって感じなところがおもしろかった。
バトルものと推理ものという土俵の違いもあるのかもしれないけど。

そして、巻末コメントが高橋和希先生の訃報に対するコメント一色で、ようやく「ああ、本当にお亡くなりになってしまったのか……」ってなった感じがした。
ちょっとまだ信じてなかったとこあったんだな。

『ONE PIECE』(第1054話 “炎帝”)
巻頭カラー絵は新たなる四皇。
ルフィ以外はみんな、ロジャーの船に乗ってたって考えると、やっぱりロジャーすごいな。
あと、四皇になるのはニカルフィなんだな、とあらためて思った。
海軍と世界政府からみると、脅威なのはルフィじゃなくニカなんだよね。

緑牛の技名が“禁憎森々(きんにくもりもり)”で笑った。
なんなのそのネーミングは。
しかし、緑化能力は便利だな。アラバスタあたりに行って砂漠を緑化して欲しい。
と思ってたら、そのアラバスタが大変なことになってたよ。

コブラがサボに殺されて、ビビは行方不明で、その件でサボが“炎帝”の名でヒーロー扱いされてるとか……なんなの……。
バーソロミュー・くまが解放されたのはよかったけど。
くまの扱い、あんまりだったから。

でも、コブラとビビはルフィと親しいので、そんな人たちにサボが危害を加えるとは思えないんだよね。
アラバスタが海軍からの攻撃を受けずに、ルフィに協力するために、そういう工作をした、みたいな方が信じられるかな。

シャンクスはワノ国の近くまで来てたのか。
ルフィが危なくなったら助けるつもりだったのかな。
いやでも、相当危なくなってたけどな、ルフィ。

ルフィに会いたくてはしゃぐ幹部連中の中で、息子に会う心の準備ができてないヤソップだけおろおろしてるのおもしろい。
ウソップは父親のことどう思ってるのかな。
シャンクスのクルーの父親を誇りに思っているのか、育児放棄した父親に何かしらわだかまりがあるのか。

バルトロメオ、シャンクスの旗を燃やしてルフィの海賊旗に変えた、って何やってんの。
それ、ルフィの敵を増やすだけじゃないの?
シャンクスはその件を理由にルフィに会わないって言ってるけど、どうも言い訳っぽい。
シャンクスなりに、ルフィに会えない、会いたくない理由があるのかな。
それとも、バルトロメオの件、以外にけじめをつけなきゃいけないものがあるのか。

ベン・ベックに「そろそろ奪りに行こうか」って言ってるシャンクスはめっちゃかっこよかった。

『逃げ上手の若君』(第72話 出信濃1335)
別記事になりました。

『ウィッチウォッチ』(71 ラッキーバースデー)
モイちゃんの誕生日。歌で祝ってもらって照れ照れなモイちゃんがかわいい。

アンラッキーをラッキーにかわし続けるモイちゃんは良い子だな。
そして、いい感じにパーマかかってるモイちゃんがめっちゃかっこええんですが。
いやもう、いつもそれでいいじゃん!

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS80 再会)
JCCのバイト、フローターやスポッターはまだいいけど、被験はしゃれにならないのでは?
だって、殺すことを目的にしたものの被験でしょ?

四ツ村が言ってた「透明な殺意」というのは、JCCの基本理念だったのか。
ということは、四ツ村は原理主義者(?)で、今の殺連はそこからはずれてるから正そう、という考えなのかな。

『僕とロボコ』(第98話 ツノとロボコ)
『ルリドラゴン』をネタにしてきた。はやっ!
「行ってきまぁ~~す」のとこのロボコがやけにかわいかったよ。
そしてオチは『タコピーの原罪』だった……貪欲すぎる。

『PPPPPP』(第42話 ザンゲANDボッコボコ)
扉絵がレイジロウで、前回の彩刃くんと対になってるんだな。
彩刃くんは顔だけをレイジロウに向けていたけれど、レイジロウはからだ全体を彩刃くんに向けている。
別れを決めている彩刃くんと、引き留めたいレイジロウって感じがした。

彩刃くんの演奏を、勝ちたいって感じがしない、と不機嫌なファンタ。
勝つ気がないのに参加させて欲しいって言ってきたのかよ、って感じかな。
そのファンタのひざにのっかってるミーミンかわいいな。
その背を押して、降りろ、みたいな主張はしてるけど怒らないファンタがちょっと微笑ましい。
あんだけフリーダムなミーミンだけど、兄弟たちはミーミンをバカにしてる様子がないのいいよね。

そして、覚醒したラッキーに対して「本当に久しぶり」と言うソラチカ。
もしかして、ラッキーは覚醒したんではなく、元に戻った?
いつも超然としているソラチカが、頬を染め、うっとりとラッキーをみつめてるのがなんか怖い。
他人というか、兄弟にさえあまり関心がなさそうなのに、今のラッキーにはめっちゃ執着がある感じ。

一方、レイジロウは彩刃くんが負けたがっていることに不快感を抱いていた。
それは、正々堂々と戦いたいと思っていた彩刃くんに対して、手を抜いた演奏をしたレイジロウに対する、とても的確な復讐だったのかもしれない。
彩刃くんにその意図はなかったんだろうけど。

彩刃くんが残した音をザンと斬り捨てたレイジロウ。
自分が彩刃くんに何をしてしまったのかを、ようやく自覚して「ごめんなさい…!」って反省したんだな。
いや、これまでそこに気付いてなかったのか。
ここらへん、レイジロウもやっぱり「音上」なんだな、と感じる。

『アンデッドアンラック』(No.120 楽でいいな)
別記事(互換機能があるなら使う)になりました。