『アンデッドアンラック』(No.175 RIP) 感想(王子様でヒーローで恋人)
センターカラー扉絵で泣く。
前回ループの、両脚をアーティファクトに置き換えて歩くリップは、幼い頃の自分に泣いてすがられてた。
でも、今回ループのリップは幼い頃の自分の頭をなで、白衣をなびかせて歩くんだな。
両方とも子供の頃の自分に視線は向けてないけど、前回ループのリップは、邪魔すんな! って感じで、今回ループのリップは、任せとけ! って感じだ。
失ったライラのことでいっぱいいっぱいで、ライラとラトラに出会った頃の自分を見失っていたリップだけど、今のリップはまだ何も失ってないし、失わずにすむルートが存在しているんだよね。
サブタイトルみてまた泣く。
「No.109 R.I.P.(レスト イン ピース)」から66話後、ライラを取り戻すためにすべてを犠牲にしたリップが、ライラを失わないため、誰も犠牲にしないための戦いに挑む。
ピリオドを外しただけで、リップが本来のリップになるんだな。
う~ん。センターカラーだけでこんだけ読者を情緒不安定にさせるとは、さすが戸塚先生!
さて本編。
危険な状態のライラを手術室に運ぶリップの前に現れた風子ちゃんとラトラ。
これ、風子ちゃんだけだったら、力づくで追い出されてそう。
ラトラが隣にいるから危険人物ではないだろう、という判断になってるものと思われる。
それでもまあ、さすがに話はきいてくれないよね。
それにしても、リップが医師として有能すぎる。
病院の患者すべてのカルテを覚えてるってどんだけだよ。
ライラのために医者になったけど、ライラのためだけに医者をやってるわけじゃない、っていうのが良いよね。
「こんな良い子を苦しめる神がいるなら オレが三枚におろしてやるよ」
本当に「神」を三枚おろしにしてくれる日を楽しみにしております!
「患者達の王子様」か……。
確かにメディアが雑に付けた感じの異名だけど、エミリーちゃんたちにとっては、本当にそんな存在なんだろうね。
一方、風子ちゃんは病院内に放たれた「シック」のジュニアたちの駆除作業中。
なんかこう、バイキンマン的な感じだな。
これ、クエスト対象のはずだけど、他のユニオンメンバーは来ないのかな。
それともこのクエスト、風子ちゃんひとりで請け負ったの?
でも、マスタールールクラスで定員1名はキツくない?
まあ、人数指定がちゃんとクエスト難易度に合わせてくれるとも、限らないけど。
そういえば、クエスト対象者じゃないリップが「シック」を片付けちゃったらどうなるんだろうね。
クエスト失敗になるのか?
どうせ年代スキップでかなりな数のペナルティを受け入れちゃってるので、今回もペナルティを受ける覚悟なのかもしれない。
「不治」と引き換えなら、それもありかな?
ライラやエミリーちゃんの手術中に「不治」が発現するんじゃないかとハラハラしてたんだが、そんなことはなかった。
ラトラがそれを止めなかったということは、まだ発現するタイミングじゃない、ということだったのかな。
でも、すべての患者を死なせずに済んだのに、「どれも時間稼ぎだ」と絶望するリップをみて、なるほど、一度は救えて、自分の無力さに打ちひしがれるリップが、それでも今回もなんとかしてやる! とがんばってる時に「不治」になる方が、悲劇度は高いな! となんか納得した。
つまり、もっと絶頂できるポイントがあるから引き延ばしたと……。
わけがわからないのに「あるんだな!! 皆を救う方法が!!」って、すぐに決断したリップすごいな。
風子ちゃんが話してる内容、ほとんど理解できていないだろうに。
でも、医学的に説明がつかないことばかり起きる状況だから、自分が知らない何かがある、と察しているのかもしれない。
それにラトラが口添えしてるから、信用できる相手だと思われてるんだろう。
つくづく、先にラトラに接触した風子ちゃんは素晴らしいな!
「この世界で…命より優先するもんなんてねぇんだよ!!」
この精神を持ち、技量も情熱もある医師に、「不治」を与え医師を続けなくさせるって、どんだけクソヤローなんだよ「神」! ってなる。
医師を続けられなくても、ライラを失わずに済み、同じような思いをした否定者の仲間たちと、「神」を三枚おろしにする戦いに臨めるのなら、まだマシなのかな。
前回の、ライラを救えたとしてすぐにラグナロクで人類全滅、と指摘されても、「いいじゃないか それで終わるなら」と言っていたリップになるよりは。
前回ループの、両脚をアーティファクトに置き換えて歩くリップは、幼い頃の自分に泣いてすがられてた。
でも、今回ループのリップは幼い頃の自分の頭をなで、白衣をなびかせて歩くんだな。
両方とも子供の頃の自分に視線は向けてないけど、前回ループのリップは、邪魔すんな! って感じで、今回ループのリップは、任せとけ! って感じだ。
失ったライラのことでいっぱいいっぱいで、ライラとラトラに出会った頃の自分を見失っていたリップだけど、今のリップはまだ何も失ってないし、失わずにすむルートが存在しているんだよね。
サブタイトルみてまた泣く。
「No.109 R.I.P.(レスト イン ピース)」から66話後、ライラを取り戻すためにすべてを犠牲にしたリップが、ライラを失わないため、誰も犠牲にしないための戦いに挑む。
ピリオドを外しただけで、リップが本来のリップになるんだな。
う~ん。センターカラーだけでこんだけ読者を情緒不安定にさせるとは、さすが戸塚先生!
さて本編。
危険な状態のライラを手術室に運ぶリップの前に現れた風子ちゃんとラトラ。
これ、風子ちゃんだけだったら、力づくで追い出されてそう。
ラトラが隣にいるから危険人物ではないだろう、という判断になってるものと思われる。
それでもまあ、さすがに話はきいてくれないよね。
それにしても、リップが医師として有能すぎる。
病院の患者すべてのカルテを覚えてるってどんだけだよ。
ライラのために医者になったけど、ライラのためだけに医者をやってるわけじゃない、っていうのが良いよね。
「こんな良い子を苦しめる神がいるなら オレが三枚におろしてやるよ」
本当に「神」を三枚おろしにしてくれる日を楽しみにしております!
「患者達の王子様」か……。
確かにメディアが雑に付けた感じの異名だけど、エミリーちゃんたちにとっては、本当にそんな存在なんだろうね。
一方、風子ちゃんは病院内に放たれた「シック」のジュニアたちの駆除作業中。
なんかこう、バイキンマン的な感じだな。
これ、クエスト対象のはずだけど、他のユニオンメンバーは来ないのかな。
それともこのクエスト、風子ちゃんひとりで請け負ったの?
でも、マスタールールクラスで定員1名はキツくない?
まあ、人数指定がちゃんとクエスト難易度に合わせてくれるとも、限らないけど。
そういえば、クエスト対象者じゃないリップが「シック」を片付けちゃったらどうなるんだろうね。
クエスト失敗になるのか?
どうせ年代スキップでかなりな数のペナルティを受け入れちゃってるので、今回もペナルティを受ける覚悟なのかもしれない。
「不治」と引き換えなら、それもありかな?
ライラやエミリーちゃんの手術中に「不治」が発現するんじゃないかとハラハラしてたんだが、そんなことはなかった。
ラトラがそれを止めなかったということは、まだ発現するタイミングじゃない、ということだったのかな。
でも、すべての患者を死なせずに済んだのに、「どれも時間稼ぎだ」と絶望するリップをみて、なるほど、一度は救えて、自分の無力さに打ちひしがれるリップが、それでも今回もなんとかしてやる! とがんばってる時に「不治」になる方が、悲劇度は高いな! となんか納得した。
つまり、もっと絶頂できるポイントがあるから引き延ばしたと……。
わけがわからないのに「あるんだな!! 皆を救う方法が!!」って、すぐに決断したリップすごいな。
風子ちゃんが話してる内容、ほとんど理解できていないだろうに。
でも、医学的に説明がつかないことばかり起きる状況だから、自分が知らない何かがある、と察しているのかもしれない。
それにラトラが口添えしてるから、信用できる相手だと思われてるんだろう。
つくづく、先にラトラに接触した風子ちゃんは素晴らしいな!
「この世界で…命より優先するもんなんてねぇんだよ!!」
この精神を持ち、技量も情熱もある医師に、「不治」を与え医師を続けなくさせるって、どんだけクソヤローなんだよ「神」! ってなる。
医師を続けられなくても、ライラを失わずに済み、同じような思いをした否定者の仲間たちと、「神」を三枚おろしにする戦いに臨めるのなら、まだマシなのかな。
前回の、ライラを救えたとしてすぐにラグナロクで人類全滅、と指摘されても、「いいじゃないか それで終わるなら」と言っていたリップになるよりは。