『週刊少年ジャンプ』2023年39号 感想

『キルアオ』(page18 ドキドキタッグマッチ)
暗殺組織の依頼が会員制って、つまり暗殺を複数回頼むのが前提になってるってことなんだろうか。
それとも、1回限りの人or組織が多いけど、暗殺組織で囲って情報が流出しないようにしているってことなんだろうか。
『SAKAMOTO DAYS』の世界ほど、暗殺家業がおおっぴらな感じではないようだけど。

竜胆兄弟の弟くん、あ行に濁点つけた言葉しか言えないっぽいし、カラーだと顔色がアレだし、ゾンビかフランケンシュタインかって感じなんだけど、それを「口数が少ない」「生きてるから動いとる」とは強弁がすぎるな。

ところで、突然、ロボレザが始まった、と思ったんだけど、レーザービームじゃなくて爆弾だった。
えっ? これで暗殺してるの? 目立ちすぎじゃない? やれる場所も限られそうだし。

これどう考えても、天馬に隠し続けるの無理なのでは。
下手に隠し続けるより、事情を話して協力してもらう方がよくない?
天馬の性格なら、すぐに事情を呑み込んで黙っててくれそうな気がするんだけど。

「娘さんを僕にください!」「愛し合っているんです!」「催眠術で!!」は発想が斬新すぎる。
そりゃあお父さんにぶっとばされても仕方ないな!

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS132 世紀の殺し屋展)
シンの部屋がクーラー効きやすいって、店員にその部屋を貸し出してる坂本商店の福利厚生すごいな!
そこそこの広さあるし。

「世紀の殺し屋展」とは、この世界、暗殺屋の存在がおおっぴらすぎる。
そして、シリアスな話してるのに、鹿さんにキャタピラがついたままなので、いろいろと台無しである。

ヘースケがORDERに拉致られた。
そうか、スラー派と接触したからその情報を求めてか。
豹さんが殺された件についての尋問のために来たのかと思ったよ。

『逃げ上手の若君』(第123話 公家の戦1337)
別記事になりました。

『アスミカケル』(Round10 選択肢)
超強気で豪快な感じで登場したのに、試合で負けてションボリしながら、体育座りで二兎くんと感想戦(?)してる梨輝ちゃんがかわいかった。
二兎くんも真剣に対応してるのね。
梨輝ちゃんのパンチを奈央ちゃんがよけたところで、うっかり「惜しい!!」とか言っちゃってるし、二兎くんは梨輝ちゃんになった気分で試合を観てた感じだから、仮想自分というか親近感わいちゃってるのかな。

奈央ちゃんより19cmも背が低いのに、体重はちょっとだけ重いって、梨輝ちゃんどんだけ筋肉つけてんだよ、ってなる。
体重でクラス分けしてる場合、身長が低いってのは不利にならないのかな。
手足が長い方がお得な気もするし、小さい方が捕まりにくそうな気もするし。

それにしても、ふくらはぎを蹴られるってめっちゃ痛そう。

『アンデッドアンラック』(No.172 動けたんだ)
別記事(常識からの卒業)になりました。

『人造人間100』(第35話 答え合わせ)
今のあしび君を取り込んでも「理想の人間」にはなれないと悟ったのに、わりと冷静なNo.100。
前回も、無関心にはなったけど怒ってる感じはなかったな、そういえば。
モートセーフに肝心なことを隠されてたことには怒ってるっぽいけど。

人造人間たちに組み込まれた「理想の人間」になる、という目的。
じゃあ、その「理想の人間」ってのは具体的にどういう人間を指すの? って話か。
人造人間たちは単純に、強い、美しい、なんらかの能力に優れていると、ある意味めっちゃ人間っぽい解釈をしてたんだろうけど、博士が目指したものはそうではなかった、ということなのね。

博士が、前よりも手の込んだ玩具を作ったのに前より報酬のりんごが少ない、と憤るところに、なんともいえない人間らしさを感じた。

博士は人を殺す兵器はいくらでもつくれたのに、りんごはつくれない。
そして、他人に見返りを求めずりんごを差し出せる人間を「理想の人間」としたんだろう。

なのにその結果つくりあげたものは、人間を殺してまわる人造人間、というのがなかなかにヒドイ。
初期設定ミスりすぎじゃない?