『逃げ上手の若君』(第174話 神の戦1338) 感想

魅摩ちゃんが起こした嵐に翻弄される南朝の船団。
どうやってこんなに強い神力を手に入れたのか、ってやっぱり尊氏か……。
父親の道誉に都合よく利用され、わけがわからないうちに神力を注入される魅摩ちゃんがかわいそすぎてエグい。
アニメで増えた新規層を減らしそう。

道誉は自分の得しか考えてないし、尊氏はあれが魅摩ちゃんをひどく傷つける行為だという認識がなさそうだしで、あまりにもかわいそう。
神力を操る能力があるから父親に特にかわいがられ、道誉の娘という地位で好き勝手できたのは確かだろうけど、それにしたってあんまりだ。


いつもは得体の知れない気味悪さみたいなものを発してる尊氏だけど、今回のはシンプルにキモい。
特に悪気はなさそうなのがキモい。


「今の彼女は意識朦朧の使い捨て兵器」
思考能力をだいぶ失って、時行への執着だけが彼女を動かしてる感じなのかな。


時行は魅摩ちゃんと仲直りして、再び友達になりたい。
だから、危険を冒して彼女を救おうとする。

船から船へと飛び回り、矢をくぐり抜ける時行はさすがだけど、それでも魅摩ちゃんには届かない。

この時行の危機に、雫が人の姿を捨てる覚悟をするか……そうなるか……。
えっ? 雫ここで退場しちゃうの?

神力には神力で対抗するしかないってのはわかるけど、魅摩ちゃんを救うために雫が犠牲になったら、時行はどうなっちゃうのよ。