『アンデッドアンラック』(No.228 武とは) 感想(老いて枯れても次の花が咲く)
ジーナちゃんと「チェンジ」の大激戦&舌戦と同時進行で、シェン&ムイちゃんと「タイム」の戦いも行われていた。
「なんでそんなつまんないルールを世界の絶対にしちゃうのさ!!」
「もっとあるじゃんか!! 「お腹空かない」とか「キレイな服いつも着れる」とか」
シェンはお腹空かないといいのに、と思うことはあっても、いつもキレイな服を着たい、とは考えないと思うんだよね。
これは前回ループのシェンが、メイちゃんがいつもこうであって欲しいと願っていたことだった。
自分の服はボロボロでも、メイちゃんには擦り切れてないキレイな服を着せていたからね。
きっとシェンにとってのステキなルールっていうのは、ムイちゃんとメイちゃんがそうであって欲しいと願っていることなんだろうね。
ところで「タイム」のPHASE3の姿が意外すぎるんだけど!
シルクハットの老紳士が、ロングヘア美人になってる……。
どういうことなの?
「タイム」なんだから老人から若者になるのは納得だけど、性別まで変わる? それともこれ男性なのかな。
いや、UMAに性別はあるのか? という話もあるんだけど。
「魂」に「死」を足すと次の個に何かを託すようになる。
「変化」を足すと個を主張するようになる。
「運」を足すと個の成果に差が生まれる。
「正義」を足すと意志が生まれる。
「戦争」を足すと個を守るために争う。
「時」を足すと焦り成長を望むようになる。
「獣」を足すと人間という存在を特別視するようになる。
「言語」を足すと成長も衰退も加速する。
そして増えすぎた命を調整するために「病」が足された。
上位十理がなぜこの順序なのかの説明が美しいな。
否定者たちが戦う理由が、この上位十理が足された理由にきっちりひっかかってる構成が本当に見事!
ここでついにファンが乱入。
シェンとムイちゃんのとこに来ると思ってたよ!
なんか、様子見してたらしいので、もっと早くに到着はしてたのね。
これさすがにシェンは怒る。
最初っから来てくれてたらシェンとムイちゃんは老いずにすんだかもしれないわけだから。
と思ったらまさかのムイちゃん「不老」を発現!
おいおい……前回は「不真実」を継承して今回は「不老」か……。
つまり、今のファンは「不老」ではないのね。
なのに「タイム」に戦いを挑んでいる。
これ、どの時点で発現したんだろうと見返したんだけど、おそらく、「たとえ共に老い死のうとも守りたい人がいるからです!!」って言ったコマだね。
シェンの方にはない黒いもやみたいのがムイちゃんの方にはある。
「老い」を肯定したから、「老い」に否定された……。
あまりにも「神」らしい采配。
そして、いつムイちゃんが選ばれたのか、と考えると、やっぱり「ランゲージ」戦で一度、死んだ時だろうね。
イチコさんが、後任を選べと言われたけどどうせ生き返るから選ばなかった的なことを言ってたから、てっきりファンもそうなんだろうと思ってたんだけど、実はムイちゃんを選んでたか……。
これはなかなかのひっかけ問題。
「武とは老い託すことと見つけたり!!」
老いて弟子に後を託した武術家たちを責めていたファン。
でも、シェンとメイちゃんを育てて、ムイちゃんが来て、ようやく、自分の後を納得して託せる境地に至ったんだろうね。
そう考えるとファンは幸いだ。
「ランゲージ」戦で死んで生き返ることができたから、託すことができた、と満足して老いることができるんだから。
と、考えて、あれ? もしかしてファンはムイちゃんの「不老」が発現したことを確認できたから姿をあらわしたのか? って思った。
前回ループのファンは託すことを選択できなかった。
シェンに出会えていたのに、それを選べなかった。
今回ループのファンとの違いはおそらく、老いてから「不老」が発現したこと。
前回ループのファンは強さを日々、失っていくことを実感していたら、それが止まった。
だから、失ったものを取り戻すことに固執したんじゃないかな。
そんな気がする。
いやあ、それにしても今回の展開はびっくりだった。
本当に戸塚先生には振り回されまくり!
「なんでそんなつまんないルールを世界の絶対にしちゃうのさ!!」
「もっとあるじゃんか!! 「お腹空かない」とか「キレイな服いつも着れる」とか」
シェンはお腹空かないといいのに、と思うことはあっても、いつもキレイな服を着たい、とは考えないと思うんだよね。
これは前回ループのシェンが、メイちゃんがいつもこうであって欲しいと願っていたことだった。
自分の服はボロボロでも、メイちゃんには擦り切れてないキレイな服を着せていたからね。
きっとシェンにとってのステキなルールっていうのは、ムイちゃんとメイちゃんがそうであって欲しいと願っていることなんだろうね。
ところで「タイム」のPHASE3の姿が意外すぎるんだけど!
シルクハットの老紳士が、ロングヘア美人になってる……。
どういうことなの?
「タイム」なんだから老人から若者になるのは納得だけど、性別まで変わる? それともこれ男性なのかな。
いや、UMAに性別はあるのか? という話もあるんだけど。
「魂」に「死」を足すと次の個に何かを託すようになる。
「変化」を足すと個を主張するようになる。
「運」を足すと個の成果に差が生まれる。
「正義」を足すと意志が生まれる。
「戦争」を足すと個を守るために争う。
「時」を足すと焦り成長を望むようになる。
「獣」を足すと人間という存在を特別視するようになる。
「言語」を足すと成長も衰退も加速する。
そして増えすぎた命を調整するために「病」が足された。
上位十理がなぜこの順序なのかの説明が美しいな。
否定者たちが戦う理由が、この上位十理が足された理由にきっちりひっかかってる構成が本当に見事!
ここでついにファンが乱入。
シェンとムイちゃんのとこに来ると思ってたよ!
なんか、様子見してたらしいので、もっと早くに到着はしてたのね。
これさすがにシェンは怒る。
最初っから来てくれてたらシェンとムイちゃんは老いずにすんだかもしれないわけだから。
と思ったらまさかのムイちゃん「不老」を発現!
おいおい……前回は「不真実」を継承して今回は「不老」か……。
つまり、今のファンは「不老」ではないのね。
なのに「タイム」に戦いを挑んでいる。
これ、どの時点で発現したんだろうと見返したんだけど、おそらく、「たとえ共に老い死のうとも守りたい人がいるからです!!」って言ったコマだね。
シェンの方にはない黒いもやみたいのがムイちゃんの方にはある。
「老い」を肯定したから、「老い」に否定された……。
あまりにも「神」らしい采配。
そして、いつムイちゃんが選ばれたのか、と考えると、やっぱり「ランゲージ」戦で一度、死んだ時だろうね。
イチコさんが、後任を選べと言われたけどどうせ生き返るから選ばなかった的なことを言ってたから、てっきりファンもそうなんだろうと思ってたんだけど、実はムイちゃんを選んでたか……。
これはなかなかのひっかけ問題。
「武とは老い託すことと見つけたり!!」
老いて弟子に後を託した武術家たちを責めていたファン。
でも、シェンとメイちゃんを育てて、ムイちゃんが来て、ようやく、自分の後を納得して託せる境地に至ったんだろうね。
そう考えるとファンは幸いだ。
「ランゲージ」戦で死んで生き返ることができたから、託すことができた、と満足して老いることができるんだから。
と、考えて、あれ? もしかしてファンはムイちゃんの「不老」が発現したことを確認できたから姿をあらわしたのか? って思った。
前回ループのファンは託すことを選択できなかった。
シェンに出会えていたのに、それを選べなかった。
今回ループのファンとの違いはおそらく、老いてから「不老」が発現したこと。
前回ループのファンは強さを日々、失っていくことを実感していたら、それが止まった。
だから、失ったものを取り戻すことに固執したんじゃないかな。
そんな気がする。
いやあ、それにしても今回の展開はびっくりだった。
本当に戸塚先生には振り回されまくり!