『週刊少年ジャンプ』2024年51号 感想

そういえば『ウィッチウォッチ』にも男の「魔女」が登場するけど、こちらは「魔男」とは呼ばれないんだな。以前、作中でしっかりツッコまれてた記憶あるけど。
『ウィッチウォッチ』と『魔男のイチ』で「魔男」かぶりとはちょっとおもしろいな、ってちょっと思った。

『魔男のイチ』(第11話 魔女会議)
「チクトゲ・トゲアイス」ってすごい名前だな。
「マネーゴールド」もすごいと思ったけど。

『逃げ上手の若君』(第181話 応援1340)
別記事になりました。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS190 10の4万乗分の1)
廃棄場でゴミ袋を振ったら銃が組みあがる、ってのをラッキーだからでゴリ押すのがすごい!
でも、このマンガならアリ! みたいな感じになってるのもっとスゴイ!

そうなのよ! このマンガに求めてるのは、こういうトンデモな強さを持ってる連中のバトルなのよ!

『僕とロボコ』(第210話 相関図とロボコ)
自分を過大評価しているロボコが描いてる身内の相関図に、五条悟と夏油傑が出てきて、さらに大喜くんと千夏先輩が出てくるまでは、わりと予想の範囲内だったけど、『SAKAMOTO DAYS』の南雲が出てくるあたりからめっちゃ笑った。
特に「元ORDERのメンバー 脱退したので呼び方は南雲メンバー」のあたりがおもしろかったな。

あと、宣伝しておけば大概のことは許される理論もおもしろかった。
まあ、ロボコのネタになるのは、大概の作者は笑って許可してくれると思うけど。
てか、大谷選手をネタにするのは大丈夫なのか?
『ジャンプ』主催の漫画賞の審査員やってるから伝手はあるだろうから、さすがに確認はとってるだろうけど。

ラストの見開きのロボコもてすぎ相関図がカオスすぎだった。

『アンデッドアンラック』(No.231 Re member)
別記事(不正義最強!)になりました。

『カグラバチ』(第58話 再会)
巻墨の人たちはどうなったのかと心配してたんだけど、気絶させられただけで生きてはいるのか、よかった。
座村さんは妖刀の契約者を始末したいだけで、それ以外の人は死なせたくないのね。
だからハクリくんも無事だった、と。

でも、たとえ弟子でも漆羽さんは殺したし、もしかしてチヒロくんもターゲットに含まれてるのか? と思ったんだけど、どうやら18年前の事件に関わった契約者たちを全滅させたいっぽいので、チヒロくんは外れてる?

座村さんは契約者たちを守るために若者たちが死んでいくことを受け入れられない。
だから、契約者たちの方を殺す、という決断に至った。
でも、漆羽さんが言っているように、毘灼を座村さんが都合よくコントロールできるとは思えないんだよね。

見たくないものを見えなくするためにみずから目を潰した座村さん。
もしかしたら座村さん、何もできない状況から目をそらしたくて、自分に都合よいとこだけみてる?

ところで18年前の事件って何?
漆羽さんもその件に対しては死罪相当の罪と考えてるようだけど。

最期に決闘みたいな形で漆羽さんとの決着をつけたのは、座村さんなりのケジメだったのか、漆羽さんの剣士としての尊厳を守りたかったのか。
わざわざ「飛宗」を置いて、普通の刀同士で斬り合ってるし。
ふたりが対峙する絵で、構えが同じなのが、師弟感を出してて泣ける。

「……一人で…背負うのか」
漆羽さんは座村さんの計画に同意しなかったけど、そこに至ってしまったことに対して理解は示してるんだよね。

ハクリくんがチヒロくんを召喚。
チヒロくんをさらに不利にするだけでは? って思ったんだけど、心身ともにフラフラ状態のハクリくんがとっさに頼る相手はチヒロくんしかいないよなあ。
あと、ギリギリ漆羽さんを助けられると考えたのかも。
「酌揺」が昼彦に使われちゃった以上、もう無理なんだけど、ハクリくんは知らないからな。