『暗殺教室』第179話 去りゆく時間 感想、もしくは、小さくなっていく月と変わらない絆

柳沢の研究は封印されることになったらしい。
地球を爆発させかねない研究なんて、危なっかしすぎて使い物にならない、というのはよくわかる。

柳沢本人は生きてたのか。でも寝たきり状態に。
実家が裕福なはずだから、お金に困ることはなさそうだけど、さすがに気の毒かな。


理事長先生は理事長じゃなくなったのか……。
まあ、あのE組のシステムはさすがに糾弾されるよなあ。
でも確かに、あの理事長先生なら、再起は簡単そう。
本人もなんとなく、穏やかな表情をしているし。
因縁の旧校舎を手放したことで、吹っ切れたものがあるのかもしれない。

でもこれ、浅野くんとしては複雑だろうなあ。
自分がひきずり降ろそうとしてたのに、自分からすたすた降りられちゃったって感じだもん。


あっ、結局、300億はE組のものになったのか。
いや、キャッシュで手渡しとはすごいな。

で、それぞれちょっとずついただいて、ちょこちょこ寄付して、ボロ校舎付きの山を買って、残りは国に返した、と。
まあ、変に大金もつとまたいろいろとやっかいなことに巻き込まれそうだから、国に返す、というのは賢い選択だろうね。

で、「烏間先生」は「烏間さん」に戻るか……。


烏間先生とイリーナ先生が出会ってから7年ということは、卒業から6年後くらい?
イリーナ先生は無事に烏間先生の嫁になれたようだが、なんだか関係性がまったく変わってないな。

それにしても、イリーナ先生かわいい。かわいすぎる。
烏間先生、仕事中だからびしっと接してるけど、内心でれでれに違いない! と妄想している。


ところで、改札のとこまで手をつないで来たふたりは誰ですか?
掃除していたメンツで選ぶとすると、本命、磯貝くん×片岡ちゃん、二番手、千葉くん×速水ちゃんといったとこかな?
磯貝くんと片岡ちゃんとか、ナチュラルに手をつないで歩きそうな感じだよな。


茅野ちゃんは女優業復帰したか。
元々、演技力を評価されてたのに、さらにアクションまでこなせるようになってるから、女優としては使い勝手よすぎだよね。


旧校舎を山ごと買ったE組のみんな。
殺せんせーのお墓はないけれど、この校舎が墓標といったところか。
きっとみんな、何かにつけここに来て、殺せんせーと雪村先生に報告したり、相談したりしてるんだろうな。


それにしても、「いなくなった気がしないから」って、本当に殺せんせーが死んじゃった感がない……。

最終回ひとつ前だけど、とてもゆるやかな話で、ほっとした。