『週刊少年ジャンプ』2016年14号 感想

『ONE PIECE』(第818話 “くじらの中で”)
ついに最後の島「ラフテル」への、具体的な道が示された。
てか、具体的な手がかりをつかむまでに800話以上を要したってのがすごいな。

ニコ・ロビンの存在が、俄然、重みを帯びてきたわけだが、当の本人はわりと明るい。
まあ、これまでいろいろとあったからね、今更って感じなんだろう。
「守ってくれる強い仲間がいるから」と言われて、ルフィたちが盛り上がるのはともかく、ナミまで燃え上がってるあたり、麦わら海賊団がニコ・ロビン親衛隊にみえてきた(笑)。

ドラゴンもニコ・ロビンがどれほど大事な存在かはわかっているだろう。
それでも、ルフィの元に返した。
それは、世界政府打倒の夢にニコ・ロビンを利用する気はない、ということなのか、ほっといても勝手に、世界政府をひっかきまわしてくれるだろうから好きにさせてやれ、ということなのか……両方のような気がする。

『暗殺教室』(第178話 涙の時間)
別記事(「世界の中心」は消えたから、世界はただひたすらに広がっていく)

『ハイキュー!!』(第196話 背水の陣)
梟谷に負けて、音駒は春高バレー出られないのか、と思っていたら、3位決定戦に突入した。
そうか、東京は3枠なのか、と思ったら、開催地代表で1枠増えてるってこと?
いや、勝手にゴミ捨て場の決戦をなきものにして悪かった。

ところでやっぱり梟谷の勝因は赤葦の木兎転がし(?)のうまさだったのね。

『左門くんはサモナー』(第23話 左門くんは川に帰れ)
またもやセンターカラーですよ。
次号は表紙&巻頭カラーらしいですよ。
何、この推しっぷり!
打ち切りに怯えていたあの時期は何だったの?

ダミー天使ヶ原ちゃんに続き、ダミー左門くんが出てきたっ。
さわやかキャラの左門くんを「すげーキモい!!」と感じて、触れられるのすらいやがる天使ヶ原ちゃん……。
どんだけいつもの左門くんが好きだよっ!
でもって、それまでなんとか耐えてた左門くんが、その様子をみて「この…いい加減に…」とプルプルしてたのが、なんともいえん。
どんだけ天使ヶ原ちゃんが好きだよっ!
まあ、普通に考えると、自分と同じ顔に「美人が台無しだぜ…?」と言われたのが、めっちゃキモかったってことなんだろうけど。

自分のダミーに迫害されてもなんとか耐えてた左門くんが、九頭龍くんに去られて普通にヘコんでる姿はかわいかったなあ。
左門くん、九頭龍くんのことは、ちゃんと友達だと思ってたんだな。

できれば、あのダミー左門くんに、天使ヶ原ちゃんのことを好きか、訊いて欲しかった。
なんと答えてくれたんだろう。
でも、あのダミー左門くんにとっての天使ヶ原ちゃんは、ただのクラスメートのうちのひとりで、なびいてくれたらうれしいけどなびいてくれなくても別に構わない、って感じだったから、その逆を考えると……楽しいことになる……。

てか、左門くんがやたら「サーモン野郎」言われてたあとで、『食戟のソーマ』がサーモン料理で盛り上がってて、なんか妙にウケた。ある意味、奇跡のコラボ。

『ワールドトリガー』(第134話 「林藤陽太郎・2」)
別記事になってます。