『暗殺教室』最終話 殺しの時間 感想、もしくは、つながってるから終わらない

おっ、イラストファンブックが出るのか!
『魔人探偵脳噛ネウロ』のカラーも載るみたいだから楽しみ。


奥田ちゃんと竹林くんは、人工血液を開発中か。
まだ学生なのにそこまでいけてるってのはすごいな。
「RH null null 型」というネーミングは笑った。
いや、対外的には「型がないからnullと名付けてみました」と説明するんだろうけど。


杉野くんはプロ野球選手になれそうでなにより。
「ヌル杉野」って呼ばれてるのはどうかと思うが。
てか、かっこよくなったね。
プロになれたら、神崎さんに告白するんだ! とか思ってたら楽しい。


寺坂くんはカルマくんの思惑通りに政治家への道を歩み出している。
まんまとカルマくんの罠にはまってるなあ(苦笑)。
でも、カルマくんに言われたから、ということじゃなくって、お山の大将気取ってた自分に反省したから、本物の大将になってやんよ、って心意気でこの道を選んだんじゃないかな、って思ってる。


吉田くんと村松くんとイトナくんは家業を継ぐか……。
イトナくんが大学に入らなかったのは、経済的に苦しいってのもあるんだろうけど、少しでもはやく、父親の力になりたい、ってことなんだろうなあ。
E組の仲間を頼る気満々のイトナくんに、ひとりぼっちで苦しんでいた頃のイトナくんを想い、ああ、本当によかったなあ、と思う。


律ちゃんはネットアイドルにでもなってるのか?
ていうか、律ちゃん欲しい。本気で欲しい。


カルマくんは経済産業省の官僚か……。
カルマくんならどこでも入れそうだけど、なんで経産省なんだろうね。
財務省で金の流れを扱うより、経済産業省で物の流れを扱う方がおもしろい、という感じかな。


そして、渚くんは合法ショタになっていた!(爆)
いやいやいや、22歳にしてなんなのこのかわいさ!
渚くんはもともとかわいいが、それがバージョンアップしてるようにみえるんだが……。

この渚くんが、あの茅野ちゃんと並んで歩いてたら、絶対にカップルにみえないだろうな。
てか、茅野ちゃんが若干、犯罪者にみえそうだな。
とか、いろいろと22歳バージョン渚くん×茅野ちゃんの妄想をしてころげまわってた。
いや、最終回にして、こんな萌えをぶち込まれるとは思わなかったですよ、松井せんせー。

とてもゆったりとした終わり方で、このマンガにとても似合っている、と思った。


番外編を描いてくれるそうなので、これでお別れじゃないってわかって、ちょっと気が抜けたというか、張り詰めていたものがなくなったというか。
なんでだか、いろいろと緊張してた。
なんでだろうね。お別れするのが苦手なんだよね。相手はマンガなのに。


番外編とか、ファンブックの描き下ろしとか、7月まではお楽しみが残っているようだけど、ここで一区切りなのは確か。
3年E組の物語は終わり、生徒たちはつながりを保ちながらも、バラバラの未来へと歩きだす(一部、生涯を共にする子たちも出そうな気配だが)。

殺せんせーを失っても、子供達は前向きに生きている。
それこそが、殺せんせーの教えだから。
生徒たちは殺せんせーの教え子で在り続けたいんだろう。
教室は卒業するものだけど、教育は消えるものではない。
だから、殺せんせーも雪村先生も、まだ消えてない。そう思える。


7月になって、最後のコミックスとイラストブックが出たら、ちょっとだけ長い文章を書いてみたいかな、とか思ってる。
実際に書くかはわからないけど(苦笑)。