『ひらめき教室 「弱者」のための仕事論』 ちょこっと感想

松井せんせーと佐藤オオキ氏の対談本『ひらめき教室 「弱者」のための仕事論』を読んだのでちょこっと感想。

これ、以前、NHKの『SWITCH』という番組内で行われた対談と、後日、追加で行われた対談が掲載されているんだが、追加分の対談でおふたりがめっちゃ仲良くなってて笑える。
なんとゆーか、お~い! 帰ってこ~い! と言いたくなるくらい、ふたりっきりの世界に突入してる感がっ(爆)。
NHKの番組内でも、意気投合してる雰囲気があったけど、その後も定期的に会ってるとかっ。
双方ともめっちゃ忙しそうな方なのにっ。
で、対談のオチがふたりしてデレてるだけという……いや……ここにはあえて書かないけどさあ……。なんなの? ふたりしてのろけたいの?(爆)

この対談の中でおもしろいな、と思ったのは、佐藤オオキ氏が松井せんせーのことを「ネガティブなことを前向きに言う人」みたいな感じにおっしゃっていて、ああ、それはわかるなあ、と。
『暗殺教室』も考えてみればそんな感じだよね。
ネガティブなワードを妙に前向きに使ってる。
「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう」とか。

ネガティブなことを受け入れて、先に行こうとする意志を失わない。
「弱者」であることを認めて、それでも負けないための戦術を練る。

そういう松井せんせーのありようが、『暗殺教室』には色濃く反映されているのかなあ、と。

とにかく、おもしろい対談だった。
いろいろと考えることが多かったしね。
多分、ビジネス書としても読める……と言いたいとこだが、あのオチはなあ(←しつこい)。