『週刊少年ジャンプ』2019年15号 感想

『鬼滅の刃』(第149話 嫌悪感)
猗窩座、ついさっきまで炭治郎を絶賛してたのに、いきなり不愉快になったらしい。
メンタルのアップダウンが激しいな。
人間だった頃の猗窩座の近しい人に、炭治郎的な人がいたらしいけど、よく覚えていないみたいだな。
いきなり何もないところを振り払ったかと思えば「炭治郎やはりお前は不快だ」とか、炭治郎にしてみればわけわからんよね。

千寿郎くんが久々に登場。
母親を病で亡くし、兄を鬼に殺され、父親とふたりっきりになってしまったのに、その父親も任務に呼び出されてひとりっきりとか、この子もつらい立場だよね。
それにしても、祖先の炎柱さんがあまりにも煉獄家の血筋で、いや、煉獄家のDNA強すぎだろ、と思った。

義勇さん、どこまでふっとばされちゃったの~、と思ってたらちゃんと戻ってこれた。
あの屋敷、構造が謎だから、炭治郎のところに戻れるルートがわからなくなる可能性もあるんじゃないかと心配してた。
それにしても「俺は頭にきてる。猛烈に背中が痛いからだ」って、怒るポイントそこ?
まあ、義勇さんのことだから、いろいろ怒っているんだけど、それをはしょりまくった結果「背中が痛い」が残ったんだろうな、多分。
言葉選びが猛烈に下手な人だから。

『最後の西遊記』(第2話 誰が為に)
コハルちゃんだけじゃなく、龍之介にもなんか秘密がありそうな気配。しかも本人も知らない何か。
「言わない」んじゃなく「言えない」、というのは、「知る」とか「言葉にする」ということがかなり大きな意味を持つということなんだろうね。
コハルちゃんの能力がそうだし。

『Dr.STONE』(Z=97 楽しい帝王学)
クロムが鉄鉱石の鉱床をみつけてきて、耕夫が鉱夫になった。
元・司帝国の連中も大変だな、と思うが、食事がおいしくなったのでモチベーションはあがってそう。
もともと、体力自慢の連中がほとんどだから肉体労働はそんなに苦ではないだろうし、働くことで自分の生活が確実にグレードアップしていくっていうのは、それだけでうれしいもんだろうな。

『ハイキュー!!』(第341話 蔓)
青根が三人並んでる姿は壮観だな。
なるほど、鉄壁の理想形は青根を三人そろえることか(←二口の立場は)。

『ブラッククローバー』(ページ196 黒幕)
「五つ葉には悪魔が棲む」という言葉がついに物語のキーワードとして浮上してきたか。
それはつまり、ブラックアスタの能力は、悪魔の力を使っているということ?

『呪術廻戦』(第50話 予感)
別記事(幸せだから手を叩こう)になりました。

『アクタージュ act-age』(scene56.隣の席の君)
嘘が下手過ぎる夜凪ちゃんをみつめる雪ちゃんがかわええ。
夜凪ちゃんが学校でお芝居をしていたとしても、それが良い方向に向かえば、黒山さん的にはOKなんだろうね。
お芝居をさせないことが目的ではなく、現実を生きられなくなることを阻止したいだけなわけだから。

夜凪ちゃんと吉岡くんの、4コママンガ風のやりとりがめっちゃ笑える。
吉岡くん、いろいろとテンパリすぎだろ。
まあ、隣の席のみとれてるだけだった美少女が、自分の映画のために動いてくれるなんて、浮かれるのも当然だが。

正直、千世子ちゃんの夜凪ちゃんに対する執着っぷりはコワイけれど、今のところ夜凪ちゃんにはよい影響しか与えてないんだな、って思った。
千世子ちゃんの言葉ひとつひとつが、夜凪ちゃんに大きな影響を与えていて、それは自分と弟妹たちのことしか考えられなかった夜凪ちゃんに、新しい世界をもたらしている。
なんかすごいな。

ところで学園編にアキラくんが参戦って……熱愛問題は大丈夫なの?

『チェンソーマン』(第13話 銃の悪魔)
人々が怖がれば怖がるほど悪魔の能力は大きくなる。
そして、最強化されたのが銃の悪魔、か。

アキの子供時代のエピソードと共に語られる銃の悪魔の脅威。
それにしても、敵の強さを、上陸秒数と死亡人数のみで現すというのは、今までに読んだ記憶がない手法でめっちゃおもしろいな。
これだけ血しぶきが飛び散るマンガなのに、死体のひとつもみせずに、銃の悪魔の被害の凄惨さとその脅威が、シンプルかつぞわぞわするような迫力で伝わってくる。
このセンスはほんとすごい。

てか、銃の悪魔って倒せるの?
だいたい5分で120万人も殺せちゃうとか、強さがケタ違いすぎるだろ。
この話をきいて、倒せるとか言っちゃうあたり、デンジの浮かれっぷりがひどすぎる。