『週刊少年ジャンプ』2021年40号 感想

『鬼滅の刃』の原画展の注意事項ページの字が細かすぎて、これ全部ちゃんと読む人いるの? ってなった。それでも書かなきゃならないんだろうなあ、多分。

『ONE PIECE』(第1024話 “某”)
『ジャンプ』の表紙裏のいつも広告が載ってるとこに尾田先生からの100巻到達コメントが!
うちにもありますよ『ONE PIECE』のコミックスが100冊(多分、ほとんど初版だと思う)。
めっちゃ多いと思うけど、24年かけてもこれだけ? って言われると、そうも思えてくるな。
完結したら1巻から読み返して、これはこのことだったか~! って楽しみたいので、尾田先生、くれぐれもお体ご自愛ください。
読み返した時に、この続きはどうなる予定だったのかな、とか考えるほどむなしいことはないので(←何度か経験がある)。

さて本編。
ビッグ・マムの威を借るウソップ。
でもまあ、ビッグ・マムの覇気を受けて倒れてないだけすごいんだろう、多分。
お玉ちゃんも倒れてないけど。

どこも大混乱で、麦わらの一味も何がどうなってるのか把握できず困っている。
その中でカイドウをひとりで止めているヤマト。
押されてはいるけど、なんとか踏みとどまれているだけでもすごいな。

おでんになりたいと言い出したまだ幼い子供を、カイドウは本気で殺そうとしたのか。
手錠も本当に爆発するやつだったもんな。
自分の駒になるなら生かしてやるし、敵になるなら死ね! な姿勢は一貫してる。

でも、この年になるまで、言う事をきかないヤマトを生かし続けたということは、何かしら愛情というか執着があるのか、ヤマトを使ってやりたい何かがあるのか、血のつながった存在がないと困る、みたいなことがあったりするのか……。
やたら死にたがってるわりに、殺されることに対して抵抗してたり、カイドウの考えはよくわからん。
本人的にはちゃんとルールというか筋みたいなものがありそうなんだけど。

「一問一答で動いちゃいねェんだ世の中は!!」というセリフは、めっちゃわかる気がした。
ひとつの問いにひとつの答えしかないってことは少ない。
でもカイドウの答えはわかりにくすぎるんじゃないかな、多分。

『Dr.STONE』(Z=209 ロケットの真相)
石化装置が動かなかったのは、電池が悪かったんじゃなく本体がすでに壊れてたからだった。まあ、数千年前のものだしね。
でも、宝島にあったものはまだ新しいものだから電池を入れ替えたら動くようになった、と。
ということは、石化装置ってのはどこかで手に入れたものを放出してるんじゃなく、今でもどこかで製造が続けられているってこと?

月旅行は片道切符か……。
地球からの脱出よりも、地球への帰還への方が難易度が高い、という話はきいたことがあるな。
だから、帰還を考えなければめっちゃ開発コストが削減できるので、月到着までできるようになったらそれ以上の時間をかけるようなことはせず、乗組員は石化して救助ロケットを何百年でも待とう、ということか。
合理的ではあるけれど、キツイよなあ。
石化している間に、知人たちはどんどん死んでいくわけだし。
って、復活した人たちはもう死なないんだっけか?
誰も死ななくなって老化した人間がひたすら増殖するだけだったら、科学の進歩どころじゃなくなりそうな気がするんだが。
ホワイマンとの接触しだいでは普通に死ぬようになるかもだけど。

これ、メンバーが科学者=千空、戦闘員=司、パイロット=龍水で描かれているけれど、これで決定というわけじゃないよね。
たとえば、科学者=ゼノと戦闘員=スタンリー、という可能性もあったりするんだろうか。
千空は、クロムを科学者として育て上げて、自分がロケットに乗る、という算段を立ててそうな気もする。

『逃げ上手の若君』(第30話 騎馬戦1334)
別記事になりました。

『呪術廻戦』(第157話 部品)
別記事(お願いと取引き)になりました。

『食戟のサンジ』(第四話 生き抜け!!桃色の王国)
このスピンオフもすでに4話目か。
どんどんこなれておもしろくなってきてる。

ワイルドなナミさんとニコ・ロビンの絵がなんかめっちゃツボった。
尾田先生のスレンダーなラインもいいけど、佐伯先生のグラマラスなラインがめっちゃ良い。

『アンデッドアンラック』(No.077 On your mark)
別記事(止まらないために止まる)になりました。

『破壊神マグちゃん』(第57話 眷属チヌ)
センターカラーはマグちゃんとチヌ。
チヌはだいぶ凛々しくなったけど、まだ成犬って感じでもないな。

張り切って「往くぞチヌ!!!」って言ったマグちゃんが、次のコマでは引きずられて「行くな行くな!!!」ってなってるの笑った。
チヌは成長してパワフルになったけど、本人(本犬?)の感覚はまるで変わってないから、力加減をしてくれないんだな。
だから、お手をすればマグちゃんを潰すし、じゃれる感覚でマグちゃんを振り回す。
でもマグちゃんは懐が深い主なので、チヌに好きにさせてやってるんだよ!

ところで、ナプタークくんの買い物袋の底をヤドカリーズが支えてるのかわいすぎじゃないですか?
あと、ナプタークくんよりもヤドカリーズの方が有能説はめっちゃ信ぴょう性が高い。

トラックに轢かれそうになったチヌをかばって自分が轢かれたマグちゃん。
マグちゃんは轢かれても問題ないけど、問題があったとしてもマグちゃんは同じことをしたんじゃないかと思う。
チヌに危険が及ぶような命を出してしまったことの責任をとって。

自分のいたらなさを認め、反省し、チヌに謝ったマグちゃん。
ほぼ無敵な存在であるマグちゃんが、こうやって自分を省みることができるってのはすごいことのような気がする。
そして、その根本にあるものは、自分の眷属が大事、という想いなんだよね。
マグちゃんは眷属を大事にするし、チヌはマグちゃんに忠義を尽くす。
その関係はチヌがどれだけ成長しても変わらない。

マグちゃんは多分、ものすごく長い時間を生きてきたけれど、眷属とこういう関係になれたのは初めてなのかもしれないな。

『アメノフル』(第18話 考えていたこと)
ペロペロキャンディの解釈を広げたらロボットになるってどういうこと?