『アンデッドアンラック』(No.097 クソヤロー) 感想(ルールを決める者とルールを求める者)
ついにサブタイトルに進出してきたか、神(クソヤロー)。
アンディが風子ちゃんの魂に触れることができて、ようやくアンディが本来の調子を取り戻してきた! と思ったら、なんかとんでもない展開になってきたな。
いや、なんでクエストクリアしたのにペナルティの「公転」が追加されてんの。
ゲームマスター(=神)のルールちゃぶ台返しが、極まりすぎてて茫然とするわ。
てか、ちゃぶ台返しというよりは、最初っから、ゲームクリアしてもしなくても、同じ結果になるように仕組まれてたってことなのね。クソヤロー度がさらにあがった。
「いっそ罰を素直に受けてりゃ不運のガキも死なずに」って言っても、地球が太陽に呑み込まれたらどっちにしても死ぬよね。
「アーク」でひとりだけ逃れられるとしても、他のみんなが死んでしまって自分だけが生き残るのはつらすぎる。
リップだって、ラトラを連れていけないのなら、自分だけ助かる、という道は選びそうにないし。
そして、ラトラも自分だけ逃げる、というのは許容しそうにない……。
リップが悪役に身を落としてまで求めたものは、どこにも存在しなかった。
「アーク」の件をリップたちに吹き込んだのはビリー様だと思うんだけど、ずいぶんと酷なことをしてしまったんだな。
とはいえ、そうやってすがる先があったからこそ、まだリップは立っていられるような気もするので……う~ん……。
そう考えると、何度も仲間を置いて自分だけが「アーク」で生き延びてきたジュイスさんの強さがすごいな。
そりゃあ、「神」を殺すまで引き下がれない、ってなる。
そんなジュイスさんをずっとみつめ続けてきたヴィクトルが、いっそジュイスさんを殺してしまおう、ってなるのも当然か……。
アポカリプスを握りつぶそうとしたアンディの顔が、かつてなく怖い。
めっちゃ悪役の顔。
そして、四季クエストの報酬をまだひとつしか受け取っていないのに、最後のクエスト「ラグナロク」に突入か。
展開がっ! 展開がはやすぎます!
アンディが風子ちゃんの魂求めて旅に出るのかと思ってたのに、それどころじゃないじゃん。
ところで「時間の流れまで早く…」って、この世界の1日って、実は24時間じゃなかった疑惑ある?
曜日がないことに加えて、1日の長さまで違ってた?
てか、コミックスのキャラクタープロフィールの体重欄に、誰ひとりとしてちゃんと数字が書かれていないので、重さの基準も違うのでは疑惑があったけれど、地球の回転速度が違うのならそうなっててもおかしくない?
そうだよな……地球が太陽につっこんだりしても、つくりなおされる世界だから、「基準」はなにひとつ信用できないんだな……。
アンディにクロちゃんがついているように、「不滅」には「ブラッド」がついていた。
斬られても服まで再生するのはそのためか。
太陽光に当たると肌が焼けるとか、ますます吸血鬼っぽい。
「あなたが悠久の中で導きだした101の絶対の理」
否定者たちが戦い続けてきた中で、足されたり引かれたりした結果、たくさんの「理」の組み合わせが出現した。
その中で、もっとも「神」が気に入る組み合わせが「絶対の理」なのかな、って気がする。
つまり、「完璧な世界」を創造するための、試行錯誤を否定者たちは担わされているのかな、って。
そして、「不運」はそれを逸脱しはじめているのかな、って……そんな気がしてきた。
「不滅」は「神」の狂信者であり、「不死」は「神」への反逆者だ。
でも、不信心者のアンディを、ルインは狂的に求めている。
「神」への愛と、アンディへの愛は両立するのだな……。
太陽をにらみながら「神」に呪詛の言葉を吐くアンディと、陽に炙られながら「神」を讃えるルイン。
同じものをみているふたりの影が反対方向に向いている演出がかっこええ。
太陽に突っ込もうとしている地球をどうにかしようとか、ユニオンとアンダーに打てる手はあるの?
「ルナ」なら何かできるのかな……。
ゴースト追加されてるから、みんなゴースト化して乗り切るとか?
アンディが風子ちゃんの魂に触れることができて、ようやくアンディが本来の調子を取り戻してきた! と思ったら、なんかとんでもない展開になってきたな。
いや、なんでクエストクリアしたのにペナルティの「公転」が追加されてんの。
ゲームマスター(=神)のルールちゃぶ台返しが、極まりすぎてて茫然とするわ。
てか、ちゃぶ台返しというよりは、最初っから、ゲームクリアしてもしなくても、同じ結果になるように仕組まれてたってことなのね。クソヤロー度がさらにあがった。
「いっそ罰を素直に受けてりゃ不運のガキも死なずに」って言っても、地球が太陽に呑み込まれたらどっちにしても死ぬよね。
「アーク」でひとりだけ逃れられるとしても、他のみんなが死んでしまって自分だけが生き残るのはつらすぎる。
リップだって、ラトラを連れていけないのなら、自分だけ助かる、という道は選びそうにないし。
そして、ラトラも自分だけ逃げる、というのは許容しそうにない……。
リップが悪役に身を落としてまで求めたものは、どこにも存在しなかった。
「アーク」の件をリップたちに吹き込んだのはビリー様だと思うんだけど、ずいぶんと酷なことをしてしまったんだな。
とはいえ、そうやってすがる先があったからこそ、まだリップは立っていられるような気もするので……う~ん……。
そう考えると、何度も仲間を置いて自分だけが「アーク」で生き延びてきたジュイスさんの強さがすごいな。
そりゃあ、「神」を殺すまで引き下がれない、ってなる。
そんなジュイスさんをずっとみつめ続けてきたヴィクトルが、いっそジュイスさんを殺してしまおう、ってなるのも当然か……。
アポカリプスを握りつぶそうとしたアンディの顔が、かつてなく怖い。
めっちゃ悪役の顔。
そして、四季クエストの報酬をまだひとつしか受け取っていないのに、最後のクエスト「ラグナロク」に突入か。
展開がっ! 展開がはやすぎます!
アンディが風子ちゃんの魂求めて旅に出るのかと思ってたのに、それどころじゃないじゃん。
ところで「時間の流れまで早く…」って、この世界の1日って、実は24時間じゃなかった疑惑ある?
曜日がないことに加えて、1日の長さまで違ってた?
てか、コミックスのキャラクタープロフィールの体重欄に、誰ひとりとしてちゃんと数字が書かれていないので、重さの基準も違うのでは疑惑があったけれど、地球の回転速度が違うのならそうなっててもおかしくない?
そうだよな……地球が太陽につっこんだりしても、つくりなおされる世界だから、「基準」はなにひとつ信用できないんだな……。
アンディにクロちゃんがついているように、「不滅」には「ブラッド」がついていた。
斬られても服まで再生するのはそのためか。
太陽光に当たると肌が焼けるとか、ますます吸血鬼っぽい。
「あなたが悠久の中で導きだした101の絶対の理」
否定者たちが戦い続けてきた中で、足されたり引かれたりした結果、たくさんの「理」の組み合わせが出現した。
その中で、もっとも「神」が気に入る組み合わせが「絶対の理」なのかな、って気がする。
つまり、「完璧な世界」を創造するための、試行錯誤を否定者たちは担わされているのかな、って。
そして、「不運」はそれを逸脱しはじめているのかな、って……そんな気がしてきた。
「不滅」は「神」の狂信者であり、「不死」は「神」への反逆者だ。
でも、不信心者のアンディを、ルインは狂的に求めている。
「神」への愛と、アンディへの愛は両立するのだな……。
太陽をにらみながら「神」に呪詛の言葉を吐くアンディと、陽に炙られながら「神」を讃えるルイン。
同じものをみているふたりの影が反対方向に向いている演出がかっこええ。
太陽に突っ込もうとしている地球をどうにかしようとか、ユニオンとアンダーに打てる手はあるの?
「ルナ」なら何かできるのかな……。
ゴースト追加されてるから、みんなゴースト化して乗り切るとか?