『週刊少年ジャンプ』2022年11号 感想

『Dr.STONE』(Z=229 WHYMAN)
ツバメと人間だけが石化したのは、まず適当に選んだ生物(=ツバメ)を石化させ、それによってざわつく生物を探すためか。

おそらく、ホワイマンにとって電波だけがコミュニケーション手段なんだな。
地球上で最も知的な生命体が人類だってことはみればわかるだろう、と思ったんだけど、そもそも「見る」という機能をもってなさそう。

「永遠の命」を餌に自分たちのメンテをさせてきたホワイマンたち。
それ以外の交渉材料はもってないし、「永遠の命」をちらつかせればどんな生命体もなびくと思っているから、そもそも交渉の概念がない。

ホワイマンに会いに行くにあたって、交渉役のゲンを連れて行った方がよいのでは? という意見をどこかでみたけど、そんな役いらなかった……。
交渉術を最大の武器に生き延びてきたゲンとしては、最悪の相手だな。
本人もこれまでにないほど厳しい表情だし。
こうなると、効率厨の千空の方が適任か。

『ウィッチウォッチ』(49 傘がない)
先週の『うろんミラージュ』ガン無視されてたの、ちょっと笑ってしまった。

『PPPPPP』(第20話 歪みの森の不死身女王)
フルスちゃんはあんまりピアノが好きじゃないのか……。
母親との幸せだった時間を取り戻すための道具になっちゃってるのかな。

フルスちゃんは最大限の努力をしている。
でも、それだけじゃどうにもならないものがある、って心の底では思ってそう。
フルスちゃんのお母さんも、そうやって心折れたのかも。

『高校生家族』(第73話 一勝の願い)
家族が同じ学校に入学しちゃったことをめちゃくちゃ嫌がってた光太郎が、「これからも親父と…仲良くしてやってください」と頼むのがいいよね。
父親が今さら高校生になったことを、完全に受け入れた感じで。
まだ気恥ずかしさみたいなものはあるんだろうけど。

この春高予選編の最初でギャグで使われていた年齢制限の件を、ラストで光太郎が検索しようとして「やめとこ…」ってなったの、めっちゃうまいな。
ネタだと思ってたのに、めっちゃいい話っぽくなってる。

『逃げ上手の若君』(第50話 大都会1335)
別記事になりました。

『アンデッドアンラック』(No.098 リスタート)
別記事(離れても、離れない)になりました。

『守れ!しゅごまる』(第11話 邪の神と守れ!しゅごまる)
突然、マグちゃんたちが現れてびっくりした。
いや、これうますぎじゃない? と一瞬、考えて、そういえば先週、これが最終回だけど来週の『ジャンプ』でもなんかあるよ、みたいなこと公式Twitterさんが告知してたな、と思い……あれ? これもしかして上木先生が描いてるのか! ってなった。

いや、伊原先生、飛び道具が過ぎるだろ。
でも、ウーネラスさんのセーラー服姿を再び拝めたので、めっちゃありがたかったです。
あと、さなぎちゃんの「すげえ…マグちゃん読んでるわ私」に一番、笑った。うん、私も同じこと考えてた。

ほぼすべてのページの柱が『破壊神マグちゃん』の宣伝と、上木先生へのファンレター募集で埋め尽くされてて芸が細かい。

「もうどうぶつの森を我慢しなくてもいいけどそのうちまた我慢する事になって欲しい上木敬先生にファンレターを!!」に激しく同意!
申し訳ないけど! 本当に申し訳ないけど!