『逃げ上手の若君』(第56話 暗殺1335) 感想

センターカラー絵は桜と時行と雫。
あいかわらずきれいな色です。
時行にはピンクがよく似合う。

松井せんせーのコメントによると、カレンダー化を狙って季節ものの絵を意識的にふやしていらっしゃるようですが、日本史ものに季節を意識した絵はよくマッチするよね。

ところで我が家には『魔人探偵脳噛ネウロ』の未開封のカレンダーがあります。
飾る用と保管用で2部買ったので。
しかし、保管用っていつ開ければいいんだろうね……。タイミングがわからん。


さて、本編は時行の回想から。
かくれんぼで遠くに行き過ぎて迷子になった時行。
それをみつけたのが超さわやかキャラな足利高氏。

これが時行と尊氏の出会いか……。
場所が龍ノ口刑場というのがなんとも意味深。


尊氏を暗殺できるかもしれないスケジュールを知ってしまった逃若党。
吹雪と弧次郎は暗殺決行派で、雫と亜也子は危険は冒さない方がいい派。
玄蕃はどちらにもつかず、時行の判断を問う。

失敗しても現政権を混乱させられる、という吹雪の意見はなるほどな、と。
天皇暗殺と尊氏暗殺が別々の日なら、追い詰められてやけになった連中がやらかした、とも受け取れるけど、同じ日に発生したら、旧政権派が結託して動き出した、という判断になりそうだもんね。

時行は、尊氏を殺す前に、ただ知りたい。
尊氏がなぜ北条を裏切り、もし自分と会ったらどんな顔をするのかを。
時行の中ではまだ、かくれんぼの相手をしてくれた高氏の印象が、北条家を滅亡させた尊氏で上書きしきれてないのかな、って気がした。

時行は尊氏暗殺を決意。
ただし、失敗を前提で、って感じだ。


新田義貞は快活で強そうだけど、確かに、何もわかってない感がある。
ちらちらと「?」が浮かんでるのなんなんだろうね。
「?」が見切れてるコマもあって、松井せんせーらしいネタの散らばせかただな。

てか、新田義貞を、常に「?」が寄り添ってるキャラに仕立てるってすごいな。
それ以前に、常に「?」が寄り添ってるキャラってなんなんだ、って話だが。


玄蕃が楠木正成に変装して尊氏だけを引き離したが、これは尊氏に見破られていた。
わかってて、ちょっとした娯楽としてつきあってくれたのかな?
高兄弟は本当にひっかかってくれたようなので、だいぶ気の毒な感じだ。


尊氏なら時行の身のこなしだけで正体を見破りそうな気がするので、尊氏と話したい、という時行の希望は叶うかも。