『週刊少年ジャンプ』2022年19号 感想

『アオのハコ』(#48 1年違えば)
そうか……もう1周年か……。
ラブコメって長く続くとどんどんヒロインが追加されていくパターンが多いけど、千夏先輩と雛ちゃんだけで押し通してるな。
まあ、このマンガ、ラブコメというよりは恋愛ものって感じだけど。

たまに大喜にアドバイスしたりするだけで、モブ(?)に徹してた笠原くんがついに動き出しそうな気配。
雛ちゃんが大喜に告った件を話すのに、「あのさ、別に大喜に聞いたわけじゃないんだけど」って前置きしてるあたり、やっぱちゃんと気遣いできる子なんだな、って思うよね。
大喜はそういうデリケートな話をべらべらしゃべる奴じゃないよ、ってことだから。

この雛ちゃんと笠原くんがしゃべってるシーン、ずっと笠原くんが雛ちゃんと視線をあわせないようにしてる感じなのおもしろいな。
気まずくて目を合わせられないのに、わざわざその話題を出して、雛ちゃんの気持ちを探ろうとしてるところが。

一方、大喜と千夏先輩は同じ教室で授業を受ける妄想をしてきゃっきゃうふふしていた。
二組の温度差がひどい。

『ONE PIECE』(第1046話 “雷ぞう”)
「今の技…ゴムゴムの何にしよう?」と呑気に技名考えてたり、カイドウに「お前は……誰だ」と問われて「海賊王に!! なる男だ!!!」って答えたりで、あっ、ちゃんとルフィだ、ってなった。
よかったよかった。

火に追われる中、ゾロもベポもキラーも仲間たちにかつがれてたのは、ちょっと笑った。
どこもNo.2がボロボロだな。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS66 ラグ)
極度の人見知りの加耳と、他人に対する気遣いというものがまるでない真冬は、かみ合わせが最悪だな。

滝つぼに落とされて、溺れそうなのに、坂本さん人形の救助をあきらめない虎丸ちゃん、本当に筋金入り。
でも、その筋金入りが、シンをトップオタと認めた!
解釈違いだ、同担拒否だ、と騒いでたわりに素直だな、って思ったけど、自分よりもシンの方が坂本さんのことを理解できてると納得できたんだろうな。
まあ、シンは坂本さんの家族でもあるんだから、そりゃそうなんだけど。

『PPPPPP』(第28話 ミステイクが1つ)
パパンよりもよっぽど大物っぽいな、ソラチカ。
聴衆にファンタジーをみせる能力持ちの音上兄弟だけど、ソラチカは音から奏者の気持ちを読み取る能力も持っている?

「神」ってのはソラチカの異名かな。
これはまた大仰な……。
天才と称されている音上兄弟の中でも、一段高い評価を受けていそう。
レイジロウやミーミンのような不安定さがなく、物静かで、客席にいても目立つことがないのに、めっちゃ強者感あるのすごいな。

「ピアノなんか嫌~~い」ってつぶやいちゃって、そんな自分に大混乱しているミーミン。
メロリちゃんの策がはまりすぎだ。
ピアノが好き、マイフェアリーを愛している、という気持ちを支えに、いろんな不自由に耐えてきたのに、その根幹が崩れたら、もうどうしていいかわからなくなるよな。
これまで、ピアノしかない生き方してきたから、それ以外の世界を知らないし。

『逃げ上手の若君』(第58話 帰還1335)
別記事になりました。

『アンデッドアンラック』(No.106 人の理はいつだって)
別記事(人はひとり、大事な人はふたり)になりました。