『呪術廻戦』(第185話 バイバイ) 感想(置いていかれる魂たち)

1ページ目、本気で何のマンガが載ってるのかわからなかった。
そういえば、前々回も同じようなこと思ったな。

面倒見がいいトリケラトプスお姉ちゃん、乱暴なゴリラお兄ちゃん、末っ子の泣き虫パンダ。
並ぶ3柱の位牌。

パンダ先輩のコアになってる魂は夜蛾学長の亡くなったお子さん説は、前からあったけど、詰まっている3つの魂すべてが夜蛾学長のお子さんという可能性があるのか。

「相性の良い三つの魂を宿した核を一つの呪骸に」という説明があって、どうしてそんなこと試そうとしたんだろう、って思ってたんだけど、三人のお子さんを事故か事件で同時に亡くしてしまって、子供たちの魂をせめて同じ場所に葬りたい、という想いでひとつにしてみたら、たまたまうまくいった、という可能性もありそう。


無邪気に慕ってまとわりついてくる弟を邪険に扱う兄と、それをとがめる姉。
なんだかんだ言いながらも、ちょっと後ろめたく思って弟にごめんなさいしようとした矢先のお別れ。

「何もできないアイツをおいていけない!!」
「……違うんだゴリラ。置いていかれるのは俺達なんだ」
置いてかれる、ってどういう意味なんだろうな、ってちょっと思ったんだけど、パンダだけが先に進める、という意味なのかな、という結論になった。
父と姉と兄はもうどこにもいけない。
でも弟は先に進めるんだよ、という。

それにしてもこのマンガ、兄弟はバラバラにされてばっかりだな。
真希と真依とか、伏黒と津美紀さんとか、乙骨も妹がいるらしいけど離れちゃってるし。
そういえば、新田姉弟は無事だろうか。


これ、みっつの魂のうちふたつが破壊され、パンダ核だけが残った状態か。
すでにパンダ核の魂は安定しているから、他のふたつの核がなくなってもパンダ先輩は大丈夫なんだろうな。
そして、頭だけになってもしっかり意識があるのね。
これ、誰が修復してくれるんだろう……。


そしてここで秤先輩が登場ですよ!
「少し痩せたか!? パンダ!!」って、かっこよすぎじゃないですか~!
いや、痩せたというか、ボディ部分が崩壊してるんですけど……。

なんかものすごい量の呪力をまとっている、って感じの描写だな。
これをみると、ノッてる時は乙骨と並ぶ、というのも信じられる。

もしかして、シャルル相手に大当たり出したので、今めっちゃノッてる状態なのか?
シャルルは秤先輩のエンジンあっためるために犠牲になったんだろうか、と考えると、さらに不憫さが募る。