『週刊少年ジャンプ』2022年24号 感想

『ウィッチウォッチ』(61 ともだちの手紙 前編)
モイちゃんがニコちゃんの好意に気付かないの、ラブコメでよくみる鈍感系主人公なのかと思ってたら、まさかのニコちゃんにかけられた呪いだった。
なるほど、「目ぇ黒いのよ」って呪いが発動してるってことだったのか。

それをニコちゃんは、修行がんばりすぎて感情コントロールがかかりすぎてる、って考えてたから、ネムちゃんが気づいたことに思い至らなかったんだろうね。
カンシ、ケイゴ、ミハルは使い魔であって、魔術について学んでるわけじゃないから、そういう知識そのものを持ってないんだろうな。

もしモイちゃんがこの呪いから解放されたら本格的にラブコメ展開になるの?
モイちゃん、同じ家に住むのがいたたまれなくなっちゃったりしない?

『呪術廻戦』(第184話 東京第2結界・4)
別記事(稲妻とテディパンダ)になりました。

『すごいスマホ』(第2話 すマホの功罪)
グーググ・ポイント満点が1296点って、なんでそんなハンパな数字なんだろう。
1024ならキリがいいのに。
犯人逮捕で1点追加で、1週間で12点とらないと剥奪なら、1年後にはかなりいろんなことを起こしてることになると思うんだが。

あと、停電したタワマン襲撃って、階段のぼるの大変そうだとしか……。
平屋の豪邸を襲撃する方が楽じゃない? いや、襲撃したらいかんのだが。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS70 音VS楽)
シナヤくん、日雇いバイトで時給1600円みたいな話があったけど、それでこんなにボコボコにされてるって、割が合わないにもほどがあるだろ。
ケガしても労災おりるとは思えないし。

シンが絶体絶命のこの場面で坂本さん登場とか、ベタだけどかっこええ。
そういえば虎丸ちゃんどうなったんだろう。

『あかね噺』(第13席 目的と条件)
弟子を勝手に破門されたのに、師匠は一生のことを憎んでるわけでもなさそう。
あの一件について怒ってはいるけど、あんな無茶苦茶なことした理由は理解してるって感じなのかな。

『夜桜さんちの大作戦』(作戦129.家族になろう)
センターカラー絵がめっちゃほのぼのしてるのに、内容がアレで温度差がひどすぎる。

百がキモすぎる。あの凶一郎兄ちゃんをドン引きさせるってなかなかだよ?
キモすぎる父親を前にして、戦闘能力が低い六美ちゃんを太陽が、四怨と嫌五を辛三が守るように立っているところだけが癒し。
あとはもうひたすら百がキモくてコワいだけだった。

『漫画家の猫である』
筒井先生の読み切り。
あいかわらず絵がかわいい。
そして、こういうドタバタコメディがあいかわらずうまい。

『逃げ上手の若君』(第62話 鎧1335)
別記事になりました。

『僕とロボコ』(第88話 新機能とロボコ)
まさかの『ワールドトリガー』ネタだった。
最後のベイルアウトネタに笑った。
実際、現実で一番欲しい機能ってベイルアウトだよね。

『PPPPPP』(第32話 ミーミン)
ラッキー、予選落ちか。まあ、ミーミン以外の観客を溺れさせちゃったのはまずかったよね。

ミーミンはメロリちゃんに対して「自由になって見せるだけ」と宣言した。
そして、予選で予定してた曲をやらなくてめちゃくちゃ怒られたのに、本選でも予定とは違う曲を弾いた。
クラシックの世界から離れると決めたんだから、決まり事も、パパンからの命令も、もうどうでも良いんだろう。

ミーミンは自由になった。
きっと、どこかで野たれ死にそうになっても、彼女はこの自由を手放さないだろう。

メロリちゃんの姿のフェアリーたちがかわいいけど、それにまじってるアコーディオン弾いてるラッキーと、指揮棒ふりまわしてるフルスちゃんがめっちゃかわいいな。
そして、それをみて「あはっ」って揃って笑う本物のラッキーとフルスちゃんはもっとかわいい。
ラッキーとフルスちゃんがフェアリーにまじってたのは、このふたりがミーミンにとって大好きな人になった、ってことなんだろうね。

ミーミンの「あばよ~」がかっこよすぎて惚れる。
めっちゃさっぱりした感じで去っていったけど、明日からどうするかなんて決めてなさそうだよね。
日野くんちに居候したらいいんじゃないかな。

こうしてまたひとり、パパンの「道具」が減ったわけだね。

メロリちゃんはこの結果に納得してるわけではないけど、ちょっとスッキリしたようにみえる。
ミーミンというひっかかりが完全に消えたわけじゃないけど、自分が本当に欲しいものはみえてきた、って感じかな。

『アンデッドアンラック』
(No.110 死神)
別記事(正義をかざし、死を与える者)になりました。