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『逃げ上手の若君』(第79話 雑1335) 感想

石塔の脳内彼女の誕生日に、鶴岡八幡宮の神楽殿を貸し切ってくれた直義。 「おまえが足利下のため 強くなるために創り上げた空想の女を…私も誇りに思う」 空想の女、と言い切ったうえで、誇りに思う、とは直義がオタクにとって理想の上司すぎる。 これは石塔も忠誠を誓うわ。 理解が深いな直義、と思ったんだけど、あの兄上に比べればまだ考えていることの想像が容易そう感は否めない。 しかし、亜也子への聞き取りに夢中になってる間に、望月党によって孤立させられてたとは……わりとうっかりさんだな。 亜也子という素材(?)を目の前にしてオタク心に火が付いたんだろう。多分。 一方、その父親の望月は岩松と交戦中。 鎧を着た男性の死体を片手で振り回せるって、どんな腕力だよ。 現地調達にもほどがある。 それと、死んで盾にされた人たちが気の毒すぎる。 時行は渋川の刃から逃げ回ってる。 あいかわらずギリギリでよけるのがうまいな。 「躱してる 躱してる! すげえやっぱド変態だ あの若君!」って、なかなかの言われようだな。 北条の御曹司と知られてるのに、まだ「ド変態」呼びされてるとは。 「どうした渋川 やはり子供が二人もいたら恐ろしいか?」 ここの時行の興奮顔がなんとも……これはド変態呼びもいたしかたなし。 で、楽しそうな時行にいら立ってるのに、さらに小石を投げつけられ「あ ごめん 当てただけ 続けて続けて」って。 時行と違って、玄蕃は挑発大好きだから、いら立たせるのめっちゃうまい。 時行を信じて、傍観に徹していた弧次郎の出番がついにきた! これ、時行が渋川を疲れさせ、ついでに渋川の動きを弧次郎に観察させ、弧次郎の勝機がある舞台をつくった、ということなのかな。 「我が自慢の郎党 祢津弧次郎」って「小次郎」ではないのだな。 まあ、音は同じだから祢津小次郎として手柄をあげることの妨げにはならないからいいのか。

『静と弁慶』のこと

7年ぐらい前に『週刊少年ジャンプ』に載ってた『改造人間ロギイ』ってマンガがありましてね。 全2巻で終わっちゃったんですけど、大好きだったんですよ。 「『改造人間ロギイ』のこと」 という記事を書いちゃったくらいです。 その作者の三木有先生は、『GIGA』に『ぎなた式』というなぎなたのマンガを短期連載して、それから作品を発表されていなかったんですが、6年ぶりくらいに『ジャンプ+』に『静と弁慶』という、これまたなぎなたを題材にした読み切りを発表されました。 なぎなたで出会った静と弁慶 積み重ねてきた時間と、その終わり。 静謐の中に熱が満ちる 青春武道読切ー! 『静と弁慶』本日公開!! #ジャンププラス https://t.co/4Xy7x2zujP pic.twitter.com/bvKdTnv1l1 — 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) September 8, 2022 これがね。本当に良かった。 「感動」とかいうのはなんかちょっと違って、ただひたすら「良かった」ってなった。 三木先生がマンガを描き続けてくださってて良かった。 この美しい物語を読めて良かった。 ただひたすらに良かった。 なんかもう読んでたら涙がぼろぼろこぼれた……。 いろいろと考えたこととかあるんだけど、書きだすともうきりがない、全コマの感想を書いちゃいそう。 というわけで、感想記事を書くのあきらめたんですけど、とにかく「みんな読んで!」ということだけは言いたかったので、この記事を書きました。 三木先生、ありがとうございました。

『ワールドトリガー』第225話「香取隊・2」 感想(不機嫌の原因と対策)

おっ、サブタイトルが「香取隊」になってる。 ただのしかばねになってる香取ちゃん。 なぜ「う〇こ」を連呼するのか……。 「不機嫌になると会話拒否るらしいからな」っていう前フリはあったけれど、これ拒否ってるというよりは会話不能って感じだな。 しかし、こんな香取ちゃんの様子をみても怒らない諏訪7番隊の面々が強い。 諏訪さんも「しゃーねぇ」で流してくれるし。 香取ちゃんがこういうことをやらかすような性格、ということが周知されてるってことなのかもしれないけど。 若村は追い詰められたまんまだな。 まあ、浮上する材料がないし。 ヒュースが指揮した試合が全勝というけど、元々、ヒュースが勝てるって言った試合しかまかせてないからだろう。 ヒュースはそういう見積もりは読み違えない。 せっぱつまって初日に提案された、課題を分担する案をやってみるか、と言い出すものの、もうだいぶ片づけちゃってるからあまり効果はないと言われる始末。 最初から段取りを決めてやらないといけないアイディアだったか。言われてみれば確かにそうね。 「オレはとにかく決断が温くて遅いんだ」 失礼ながら、えっ? これまで気づいてなかったの? ってなった。 これ、即断即決独断専行な香取ちゃんに振り回され続けてきた弊害なのかもね。 香取ちゃんの即断即決で失敗する場面はあったけれど、それで成功する場面もあった。 だけど、若村の中では、今回はたまたまうまくいっただけ、で済まされちゃって、決断してくれたおかげで助かった、という評価になってなかったんじゃないかな。 で、今回のように自分が決断する立場になってようやく、それが得難い能力である、と気づくという。 一方、香取ちゃんは食事も摂らずにしかばねのまま。 諏訪さんはかまわずミーティングをしようとするけれど、このままだと香取隊の評価にもさしつかえるのでは、というオサムの意見をきいて、香取ちゃん自分から部屋にひっこんだ。 こんな状態でもちゃんと話はきいてるし、香取隊の評価を落としたくない、という気持ちはある。 多分、香取ちゃん本人の評価はどうでもいいけど、他のみんなの評価は下げたくないんだろう。 チームメンバーが隊長を甘やかすからこんなことになる、みたいな意見は出そうだよなあ、実際。 香取ちゃんを浮上させるために、香取隊の面々に聞き取りをはじめたオサム。 一番手は華さん。 しかし、華さんは説...

『アンデッドアンラック』(No.127 月と太陽) 感想(神と神のゲーム)

地上をのそのそ歩く「神」が怖すぎる。 でかすぎてスケール感に現実味がないというか、ちょっとギャグっぽいというか。 アンディの「どうすんだコレ」におもいっきり同意してしまった。 これ、「神」本体なのかな。アバター的なものなのかな。 ヴィクトルの「死閃」が東京まるごと壊滅させるような技で、そんなの何に使うんだよと思ってたんだけど、この大きさをみると、なるほど「神」と戦うには必要ね、ってなる。 「ルナ」もやっぱり「神」なのか。 「サン」は「UMAを生み理を定めこの世のすべてを創り出した神」だそうだけど、その「理」を否定する「否定者」を創り出したのは、もしかして「ルナ」なのか? でも、「この世のすべて」って言ってるから、そこに「否定者」も入りそうなもんだけどな。 「神」の周りにUMAっぽいのがいるけど、ボコボコと噴出してるところから湧いてるのかね。 そういえば、シールくんが射出(?)された時もそんな感じの表現だったわ。 ここで「不動」の登場は熱い! 「神」にもちゃんと否定能力は効くんだな。 あんな不気味な存在を前にして、ふるえずにしっかり目を見開いて「不動」を発動させられるとか、本当に強くなったよなあ。 事前にジュイスさんから説明はされてたんだろうけど、それにしてもスゴイ、と思ってたら、いきなり腕が吹っ飛んでギャアってなった。 四肢を固定、という条件は、四肢が欠けたらどうなるんです? てか、これ普通にショック死するレベルだよね。 「不動」が発動してるのに、なんで攻撃が飛んできたのか、と一瞬、謎だったんだけど、これ背後からの攻撃という描写になってるんだよね。 要するに、チカラくんの視界外になってる「神」の背中側からあの弾(?)が飛び出して、地球をぐるっと一周して、チカラくんを背後から襲ったんだろう。 これに対抗するには、チカラくんの背後を守る壁みたいなものを設置しておかなければいけなかった、ってことだよね。 「不壊」の盾とか。 まあ、そんな予備戦力はないんだろうけど。 ジュイスさんが「ビリー!! 作戦は変わらずだ!!」って言ってるけど、アンダーと事前の取り決めがあるっぽいな。 クリードがユニオン基地内にいたのもその関係? 「これはゲームです 月と太陽 どちらが望む世界となるかの」 元々、設定がゲームっぽいとは思ってたけど、そのものずばりゲームなの? そして、否定者たちは「ルナ...

『週刊少年ジャンプ』2022年42号 感想

『ONE PIECE』 (第1060話 “ルフィの夢”) コブラ王が殺され、ビビがマリージョアで失踪したときいて、マリージョアまでビビを助けに行きたいと言い出したルフィ。 それを冷静に諭すゾロ。 ルフィがポンコツ化してる時はちゃんとゾロが軌道修正するのが良いよね。 で、痛いとこつかれてイヤそうな顔で黙り込むルフィがちょっとかわいい。 「明確な危機までエースの人生を立てた筈だ…!!」か。 エースを信じて動かなかったのなら、ビビも同じようにしないと、ビビを侮ったことになる、という理屈は、ルフィには効くよなあ。 ワノ国にいて外の情報が閉ざされていたら、世界中で重大ニュースが発生しすぎて、ルフィが頭痛くなってる。 情報をちゃんと整理して伝えてくれるニコ・ロビンがいなかったら大変だったな。 「もう頭がいっぱいよね」って、ニコ・ロビンはルフィには激甘だよね。 ルフィの“夢の果て”という話が出てきた。 「海賊王になる」が夢だと思ってきたけど、それは通過点で、そのさらに先に目指すものがある? それが、おでんの夢と同じ、ということなのかな。 サンジ、ジンベエ、ブルック、フランキーは笑い、チョッパーは眼を輝かせ、ゾロとナミさんは呆れ、ウソップはドン引きし、ニコ・ロビンはただ驚いてるって感じ。 サンジは「おいチョッパー頭診てやれ!!」とは言ってるけど、ルフィが本気でそれを目指してることは疑ってないんだろうな。 国がひとつ謎の兵器で消滅し、サボがそれに巻き込まれた。 「運のない男だ……」って言われているということは、サボを消すためにルルシア王国が巻き込まれたんじゃなく、元々、革命が起きたルルシア王国は消されることになってたんだろうな。 それにしても「そんな国は……元々…ないではないか…」がエグい。 逆らったら存在ごと抹消か。 そしてなんと、麦わらの一味にジュエリー・ボニーが合流。 ここでボニーが出てくるとは……。しかも子供の姿だし。 ボニーはいろいろといわくありげだけど、ほとんど出番がない謎人物なので、めっちゃ楽しみ。 それにしても、なんかもう最近、新情報多すぎでこわい。 『逃げ上手の若君』 (第78話 武器1335) 別記事になりました。 『ウィッチウォッチ』 (77 ハマザキ秋のパンまつり) 知らないパンの名前がたくさんでてきて、へえ、ってなった。 てか、パンの名前だけで会話するとか、...

『逃げ上手の若君』(第78話 武器1335) 感想

亜也子に聞き取り調査をする石塔。 鶴子ちゃんをさらに魅力的にすべく、いろいろと試行錯誤してるんだろうな。 それにいちいちちゃんと答える亜也子がかわいい。 亜也子も雫も属性盛り盛りだけど、混ぜたらつまらんよな。 でも、石塔に雫を合わせたらどういう反応になるかはみてみたい。 「脳内の彼女に恥じぬため 拙者はいかなる鍛錬も厭わないし いかなる戦にも恐れず飛び込む」 「脳内の」がなければめっちゃかっこいい台詞なんだけどな。 とか言ったら石塔に滔々と諭されそうな気がする。 石塔はめっちゃ本気なんだよ。 てか、石塔の背にしがみついてる鶴子ちゃんが本当にかわいいな。 一方、実在の女性をはべらすことが生きがいの岩松。 望月の丸太を大根のようにスライスしている。 元寇は日本に新しい武器を持ち込み、武士たちはそれを元に新しい武器をつくりだしていった、というのはおもしろい話だな。 岩松の登場時に、この人なんでサーフボード持ってるんだろ、ってなったけど、意外とまじめというかまともというかな話に落ち着いたな。 つまりこの「艶喰」という刀は、岩松の体格とか筋力とか身体能力にあわせてつくられた、ロボアニメで言うワンオフ機みたいなものなんだろうね。 一方、渋川に対決を挑んだ時行と弧次郎。 「またしても二対一とはどこまでも卑劣な大将よ」って、子供ふたり相手に大人が言うことじゃないだろ、って思うんだけど、渋川は本気で言ってるんだよな。 渋川の刀をよけきった時行。 頬を染めてめっちゃ楽しそう。 逃げるの好きだし、強い人をみるのも好きだからね。 でも、楽しんでばかりもいられない。 渋川を倒さないと、この劣勢をくつがえせない。 弧次郎の指示で渋川を煽る時行が、ちょっと怖くてプルプルしてるのが、いい感じに笑いをこらえてる感じにみえて、渋川への煽り効果満点ですよ。 いや、時行のこの表情、本当にいいな。

『ワールドトリガー』25巻 箇条書き感想

前巻に引き続き戦闘シーンがまったくなく、ほぼキャラがしゃべってるだけの25巻ですよ。 これで話がもってるのすごいな。 ・表紙は水上9番隊。この調子でいくと後9巻分は遠征選抜試験編が続くことに……ありうる…… ・帯の「盤上に王は一人」はかっこいいんだけど、普通は王はふたりでは? すでに王がとられて負けた後、ってことか? ・まあ、「王は一人」ってのはひとりだけで戦っている水上を指してるんだろうね ・今回のカバー下プロフィールは片桐隊。片桐隊のほとんどは元東隊だけど、二宮さん、加古さん、三輪のように問題児だから東さんに押し付けられた、ということではないらしい ・片桐は東さんに隊長になってもらうために、足にしがみついたりしない。てか、小荒井が東さんにしがみついてる絵を想像すると笑えるけど、片桐だと笑えないというか真顔になる ・雪丸はやっぱり戦闘民族なのね。両手レイガストの絵をはやくみたいなあ。天羽と雪丸が仲良くしてる絵もみたい ・雪丸とユーマは仲良くなれそうな気がする ・桃園は0.8人前狙撃手扱い。それでスポッターの尼倉ちゃんがついてる? でも、装備的に尼倉ちゃんはトラッパーを兼ねてそうだよな ・片桐隊にまじって加古隊のオペレーターの杏さんのプロフィールが登場。「家が裕福」とかのレベルではないガチのお嬢様か……。来馬家みたいにビルをポンと寄付できちゃうんだろうな ・来馬先輩と杏さんがくっついたらめっちゃ穏やかな家庭になりそう ・てか、来馬隊の隊員以外ではガチの来馬派(?)は初めてなのでは? ・バレンタインランキング、複数投票ありの部ではあいかわらず歌川が強い。歌川に熱心なファンがついてることは察しがつくが、複数なのか、めっちゃ強火な人がひとりなのかはちょっと興味ある ・歌川は三色丼をつくった。高校生が夕食つくれって言われてこれつくるの? 難易度はそんなに高くないんだろうけど ・生駒さんの料理は、モテたいから料理を覚えた人がつくりそうなメニューだな ・穂刈のメニューは筋肉育成用? ・てかみんな、ずいぶんちゃんとしたものつくるじゃん。普段から家で料理してるっぽいメニュー ・26巻の表紙はまた隊まるごとなんだろうな

『アンデッドアンラック』(No.126 ADVENT) 感想(46億年と11分)

ラグナロク発動で大変なことになってる世界。 地球崩壊寸前だからな。でもそこまでの大ごとだとはわかってないんだろうね。 バニーちゃんを脇に抱えてる円陣。 バニーちゃんはラトラと行動を共にしていたはずなんで、ラトラがリップのとこにいっちゃってどうしてるのかな、ユニオンであずかってもらってるのかな、と思ってたら円陣あずかりになってたとは。 バニーちゃん、あの着ぐるみを脱げないらしいので、暑くなるとキツイよね。 てか、この場合、「暑い」ではなく「熱い」なのか? くるるちゃんは踊ってるのかな。 パニックになりそうな人たちを励まそうとしてるのかな。 こんな場面でもアイドルであろうとしてるんだろうね。 シェンは眼をつぶされたムイちゃんに寄り添っている。 シールくんと戦ってるのかと思ってたフィルくんはUMAと戦ってる? これ「マグマ」っぽいな。復活したのか。 それで前回、基地内でマグマが噴出したのね。 でっかいモニターをみつめてるのはミコちゃんっぽいんだけど、でっかいスーツの男はクリードかな。 ユニオン本部に来てるのか? ビリー様が来てるんだから、一緒に来ててもおかしくないか。 シールくんはトップくんと一心さんを襲ってた。 で、トップくんやられてた……。 チカラくんは何かから逃げてるのかな、これ。 ファンは黒斗雲でどこかを飛んでる。 友才さんは家族と共に最期を静かに待ってる感じ? テラーさんはロボっぽいものを壊してるけど、それとコードみたいなものでつながってるな。 これ、UMAでテラーさんが装備として使ってた、とかあるかな。 アンディのクロちゃんみたいな感じで。 ルーシーは家に帰れたもよう。 帰れたからってどうにもならんのが悲しい。 てかもう、みんな11分後にはアンディだけ残して全滅ってわかってるのツライ。 11分間、一席から動けない風子ちゃん。その間、みんなは命がけで戦わなければいけないのに自分は何もできない。 ジュイスさんは何度も何度もその立場になってたんだよね。 「信じて待っていてくれ」って、ジュイスさんも誰かに言われたんじゃないかな。 はじめてそれを言う側になって、ジュイスさんは何を想うんだろうか。 見送るだけの自分を責める風子ちゃん。 ここでめいいっぱい風子ちゃんを抱きしめるアンディがかっこええです。 まあ、どんだけでかい「不運」が発生しても、この状況ならどうってことはな...

『週刊少年ジャンプ』2022年41号 感想

『ONE PIECE』 (第1059話 “コビー大佐の一件”) バーソロミュー・くまのパシフィスタに続いて、ボア・ハンコックのパシフィスタが登場? めっちゃかわいいな。 ハンコックが元としても、わざわざイアリングまでお揃いにするのはなんなんだろうね。 でも、くまのパシフィスタも同じ服だったなそういえば。 「七武海」のパシフィスタがあるのなら、「七武海」はもういらない、ってなったのも納得できる。 ハンコックは奴隷にされていた時期があったから、その時に遺伝子的なものをとられてたのかな。 だとすると、海軍に捕らえられていた時期があったジンベエのパシフィスタをつくれてもおかしくないな。 そうなると、エースも……とか考えると、こわっ。 しかし、あんな兵器をつくるベガパンクもイカれてるけど、それを運用する海軍もイカれてる。 でも、コビーはそこらへん気にしてるようにみえなかったな。 ただの兵器という認識なのか、すごく強い兵士という認識なのか……。 『呪術廻戦』 (第197話 桜島結界・7) 別記事(同じじゃなくても)になりました。 『逃げ上手の若君』 (第77話 正義1335) 別記事になりました。 『アンデッドアンラック』 (No.126 ADVENT) 別記事(46億年と11分)になりました。 『PPPPPP』 (第48話 ソ) サブタイトルが「ソ」? あれこれソラチカ編だった? ってなった。 ファンタ編とソラチカ編が同時進行してるのか? まあ、ファンタ編にしてはソラチカの方が目立ってる気がするけど。 ソラチカの音は空っぽ。 観客に自身が最も信じているものを見せる。 そして、その最も信じているものが、ソラチカの正しさを「保証」する。 本来、音楽には絶対の「正しさ」は存在しないはずなのに、ソラチカのピアノは絶対に正しい。 なるほど、それで「神」か……。 最も信じているもの、で自分自身が登場する日野くん、めっちゃ強いな。 そして、ラッキーの目の前に登場したのは、なんかパパンっぽいラッキー。 これがもしかして、ソラチカが会いたがってるラッキー? でもなんか、御棺に入ってるような恰好してるんだが。 今回、ずいぶんと思い切ったページ構成してた。 ソラチカの「ファンタジー」の強力っぷりを表すためかな。

『呪術廻戦』(第197話 桜島結界・7) 感想(同じじゃなくても)

三代の結界内は時間の流れが早い。 だから1000を超える取組をしたけど、外では1分も経過していない……って、精神と時の部屋か? てか、真希さん1000敗以上してたのね。 直哉の「だから何やねん!!」に笑った。 わかる。めっちゃわかる。 「皆が見えているものが 私には眼鏡なしじゃ見えなかった」 「満足していたんだ 皆と同じになって」 真希さんの言う「皆」は呪術師たちのことで、大多数の人にはやっぱり見えない。 だから「普通」になりたかった、ということではないんだろうな。 てか、呪術師、ではなく、高専のみんなと同じになりたかったのかな。 もしくは、真依と同じになりたかった? 真希さんがすべきは、自分がこの世にただひとりの存在だ、ということを受け入れることだったのかもなあ。 直哉が3人がかりでフルボッコにされてて笑った。 でも、直哉が怒ったのは、真希さんに伏黒パパの影をみいだしたから。 ガチ勢を怒らすとこわい。 てか、さなぎから蝶になるのかと思ったら、直哉っぽい姿に戻ったぞ。 蝶人になるかとわくわくしてたのに……。 芥見先生が巻末コメントで「次回!!仙台結界の分まで領域展開!!禪院直哉がんばりまーす!!!!!!」と書いていらして、これ直哉が負けるの確定じゃん。 まあ、ここで真希さんが負けるシナリオはさすがにないだろうけど。

『逃げ上手の若君』(第77話 正義1335) 感想

時行の軍の非戦闘員がいる陣に突入してきた岩松。 冷静に岩松を問いただす雫がかっこええです。 岩松が北条郎党の妻や娘をむりやり妾にしたけど、今じゃみんな自分に感謝してる、みたいなこと言ってるけど、これって、岩松が意外と女性たちを丁重に扱ってるし、ちゃんと生活の面倒みてくれる、ってことなのかな。 それとも、もう寄る辺がない女性たちが、野垂れ死にしたくないから岩松をおだててるって感じなのかな。 あの時代だと女性ひとりで生きていけないだろうからなあ。 てか、堂々と略奪部隊って言っちゃうんだな。 そこに頼もしい助っ人、望月親子+吹雪がかけつけてくれた。 望月はなんだかんだで頼りになる! しかし、岩松にも石塔という助っ人が。 「領主の娘で 巫女で 便女で その歳でその体格」 確かに亜也子は属性盛り盛りだよね。 白拍子天女鶴子ちゃんよりも詰め込んでるかもしれん。 てか、「参考にしよう」って、鶴子ちゃんにさらに乗っける気か? 「教えてやろう 脳内にいる女こそが男を強者に育てる事を」 海野と石塔は同じことを言ってるような気が。 海野は実在の女性とのあれこれを妄想し、石塔は非実在の女性を脳内で育ててる、という違いがあるけど。 斯波は自軍の将をコントロールする役か。 渋川をだまして斯波は大丈夫なの? って思ってたけど、ゲンコツ程度で済むらしい。 ということは、同じようなことを過去にもやってるのね。 渋川が斯波を許すのは、斯波が「正義」としてそれをやっているからなのか? そして、自軍が劣勢になってきてるのに、興奮してる時行……。 逃げる、だけじゃなく、敗けそう、にもドキドキするのか。 まあ、足利軍の戦の効率性に感激してる、ってことなのかもだけど。 小笠原も将監も優れた将ではあったけど、どちらも手堅い戦い方をする人だからな。 足利軍の戦い方はとてもエキサイティングに感じるのかもしれない。 時行と弧次郎はふたりきりの作戦を開始する。 「あー…マジで主君に恵まれたわ」のとこの弧次郎の表情がめっちゃ良いな。 これから結構むちゃなことやらされるんだろうに、それが楽しくてしかたないし、そもそも弧次郎に手柄をつくってやりたい、という時行の気持ちがうれしいんだろう。 敵方の旗印を持って、堂々と足利の陣内を突き抜けた時行と弧次郎。 子供だから警戒されなかった、ってものあるんだろうね。 時行+弧次郎VS渋川!...

『アンデッドアンラック』(No.125 11分) 感想(席を譲る、責を負う)

センターカラー絵は、過去と出会った時と現在のアンディと風子ちゃん。 暗い顔してたアンディと、泣いてた風子ちゃんが、新宿で出会って、今の覚悟を決めた頼もしいふたりになった。 真ん中の出会った時のふたりの絵が、連載初期の絵柄に寄せられてるのいいよね。 初期の頃はアンディの歯がしっかり描かれてたよな、そういえば。 ついに「私は私の意思でループします」と宣言した風子ちゃん。 めっちゃ頼もしい。 ここでアポカリプスが口をはさんできたけど、アポカリプスもループを渡れる存在なのかな。 口ぶりからして、すべてのループの記憶を持ってるっぽいけど。 アポカリプスが憎まれ口をたたいてるのにジュイスさんニッコニコ。 なんというか、ジュイスさんめっちゃふっきれてるな。 ヴィクトルがアンディ化してからも、アポカリプスはずっとユニオンにいたことを考えると、ジュイスさんと一番つきあいが長いのはヴィクトルではなくアポカリプスなのでは? で、どんだけ悪態ついてもジュイスさんには効き目なしと判断したのか、いきなり風子ちゃんに話しかけるアポカリプス。 風子ちゃんの顔が過去イチ崩れてないか? ジュイスさんは「フフ」で済ませてるけど。 円卓のポイント制度は、貢献度の高い者をボスにするためにつくったシステムではなく、これも「神」に押し付けられたシステムだったんだな。 ポイントを巡って否定者同士を争わせようとつくったシステム。 実際、それが原因でリップとアンディの戦いが発生したからな。 ヴィクトル、「リメンバー」を抜かなくても表に出られるようになったんだな。 アンディと和解というか、目的をひとつにしたことで、意識の主導権争いみたいなものがなくなったから、簡単に交代できるようになったのかも。 「ルナ」がいる月と、太陽にはさまれる、地球の絵がおもしろい。 実際として、こんな配置になることはあり得ないんだが……いや、この世界観ならあり得るのか。 これ、地球をめぐって「ルナ」と「神」が対立している、ということを示しているようにもみえる。 ポイントを譲渡してあっさりひっこんだヴィクトル。 「…ん? なんだよもういいのか?」ってアンディがきいてるけど、これで現在のジュイスさんとはお別れなんだから、もっと話してても良かったぞ、ということだろうね。 まあ、じっくり別れを惜しむ余裕はないっぽいけど。 ところで、ジュイスさんは次のル...

『週刊少年ジャンプ』2022年40号 感想

『呪術廻戦』 (第196話 桜島結界・6) 別記事(取ろうぜ相撲)になりました。 『あかね噺』 (第28席 よかった) 前回、おっ父の噺のダメだったところを認めてしまった朱音ちゃんだけど、「おっ父の芸を信じてる」って言い切った。 あの時の「芝浜」は真打ちに届かないものだったけれど、朱音ちゃんが目指すものは、父親が目指していたものだと。 なんかちょっとホッとした。 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS85 悪夢) 周くんが階段の吹き抜けのとこを落ちながら武器をふるってるとこの絵がめっちゃかっこいい。 この武器は四節棍なのかな。 ところで坂本さんが葵さんに化けてるのを「雰囲気が柔らかくなった」で済ませる周くんのおじいちゃんすごいな。 『恋するワンピース』 『ジャンプ+』で連載再開するより先に週刊の方にカードゲームの宣伝しに出てきた。 ブルックの「その素顔とは…!?」「素顔はもうないだろ…もしくは誰よりも素顔だろ」が妙にツボってめっちゃ笑った。 『逃げ上手の若君』 (第76話 一騎打ち1335) 別記事になりました。 『アンデッドアンラック』 (No.125 11分) 別記事(席を譲る、責を負う)になりました。 『PPPPPP』 (第47話 過渡期) ラッキーが妙に落ち着いた感じになってるけど、ソラチカ相手だと落ち着かない感じになるな。 それだけソラチカがつかみどころなさすぎってことだけど。 ミーミンとファンタがなにげに仲いいのかわいい。 意外と話がかみ合ってるし。 そこに乱入してきたレイジロウ。 「ミーミン! 何敵と仲良くしてるのっ」って、レイジロウにはちゃんと勝負してる自覚あるんだな。 まあ、ラッキーの願いを叶えるために協力してる形になってるから、レイジロウが一番気合い入ってるかもしれん。 ファンタが余裕かましてるのは、ソラチカと自分がいれば簡単に逆転できると信じ切ってるからだろうな。

『呪術廻戦』(第196話 桜島結界・6) 感想(取ろうぜ相撲)

三代の結界は土俵か。 結界なのに「呪術的な縛りの要素を排除するため」の機能がついてるとか、本当に相撲を取るためにしか機能しないのね。 いや、どんだけ相撲がしたいんだよ。 「取ろうぜ相撲」 「取らねぇのか!? 相撲」 って迫っといて、真希さんが「いいぜ」って応じたら「マジでぇ~~~!??」ってなってるのかわいいな。 真希さんに足りなかったものは“自由”か。 なるほどなあ。伏黒パパが強かったのは自由だったからか、と思ったら、なんかめっちゃ納得した。 うっかり欲を出した=自由じゃなくなったから、伏黒パパは五条先生に負けたんだな。 でも、伏黒パパは自由であることに縛られているようにもみえたから、真希さんとはまた違うんだろうか。 真依の刀を持って、真依の最期の願いを忘れられない限り、真希さんは自由になれないような気がしてた。 それでも自由でいられることが強さというものなのか? 久しぶりに吹っ切れた表情の真希さんをみられたのはうれしかった。 でもこれどういう状態なんだろう。 三代は「囚われ過ぎてる」と言ったけれど、相手がいなければ相撲は取れない。 だから、まったく囚われないのなら、相撲を取る意味がないような気がする。 三代が「相手の全て自分の全てが感じ取れる」状態を求めて、あれほどに相撲を取ることを切望しているんだから。 とか、いろいろ考えてたんだけど、自分を成り立たせているものを肯定したうえで、縛られること、縛られないことを自分で選べ、ということなのかもな、という気がしてきた。 自分で自分に呪いをかけるのはやめろ、というか。 真希さんは真依の呪いに縛られ続けるという選択肢しか持ってないように思えていたけれど、それ以外の選択肢もあるんだよ、ってことかな、って。 「“自由”さ」のコマのとこに鳥が描かれていて、これは多分、真依が亡くなった時に飛んでいた鳥……葦を啣む雁……。 だからきっと、真希さんが自由になることは、真依から逃れることではないと思うんだ。 ところで見開きの16の組手、これ多分、真希さんが全敗してるよね。 真希さん、少なくとも17敗してるのか。 三代すごいな。 その間、直哉と大道はずっと戦ってて、加茂はひとりでポツンとしてたのかな、と想像すると笑えるんだが。

『逃げ上手の若君』(第76話 一騎打ち1335) 感想

海野が戦ってるシーンだけみるとめっちゃかっこいいんだよ。 本当にかっこいいんだよ。 なのになんで途中に妄想シーンがはさまるだけで、戦闘シーンまで残念な感じにみえてくるんだ……。 膝枕とか、腕を組むとか、手をつないで散歩とか……。 妄想なのにめっちゃ清いな。 玄蕃に「あんな浅い妄想」言われてるし。 押し敗けそうになって、「…仕方ない 体に負担はかかるが もっと強い妄想を」ってなって、海野の「もっと強い妄想」ってどれくらいのレベル? と期待したのに、横やりが入った。 なるほど……諏訪側が渋川の期待に応えてくれちゃったから、斯波が諏訪兵を装って渋川を怒らせたのか。 これ、万が一、斯波の指示だった、とわかったら渋川に殺されちゃわない? 前回、非戦闘員の巫女も戦に連れて行くんだな、と思ったら、祈願や供養をするのね。 雫は知識を活かして、武士たちの手柄を判定、記録するという役目も担っている。 武士たちにとって手柄はなにより大事なものだから、大事な役目だよね。 で、おごそかな雰囲気になったと思ったら、岩松が乱入してきて、いろいろと台無しである。 「女女女ァ!」って超ダイレクトで、海野と真逆がすぎる。 岩松は妄想で済ませるなんてことはしないんだろうな。

『アンデッドアンラック』13巻 箇条書き感想

ちょっと出遅れましたが、『アンデッドアンラック』の13巻が出たですよ! ・表紙はリップを真ん中にして、両脇に後ろ姿のライラとラトラ。アンディがいないと思ったらラトラが持ってる水晶にうつっているのね。 ・アンディの背後にあるのは満月で、リップの背後にあるのは三日月、という印象がある ・11巻から、背表紙が黒地で、表紙ロゴの色が単色、というパターンが続いてるな ・カバー折り返しの著者コメントはあらためてアニメ化報告。戸塚先生がうれしそうでうれしい ・ライラの特技が、ラトラとリップの喧嘩の仲裁になってるんだけど、ふたりともライラが仲裁に入ること前提で喧嘩してるんじゃないかな、と妄想している ・才能あふれるふたりが、その能力を自分のためだけに使おうとしてるのは、ライラとしても心苦しいんだろうな。しかも、そう言ってもふたりとも聞き入れてくれないだろうし ・イチコさんのエンブレムが不思議な位置にあるのは、シャツのボタンを止めてくれないイチコさんに、ジュイスさんが付けたからか。なるほど…… ・てか、ジュイスさんに言われなければ、イチコさん、ノーブラでシャツのボタン止めないで基地内を闊歩してたの? ・「不眠」は眠れなくて、限界がきて意識がなくなって、ようやく休めるのか。睡眠はできなくても気絶はできるから、なんとか生きていけるのか ・「不眠」に麻酔をかけたらどうなるんだろう。睡眠ではない、と判断される? でも、麻酔かけられたら何もできないから意味ないか ・14巻の表紙はこの流れだとイチコさんとニコとミコちゃんかな?

『アンデッドアンラック』(No.124 アンディ) 感想(「不運」を喜べ)

TVアニメ化発表の『ジャンプ』表紙! アンディと風子ちゃん、ちょっとアニメのティザービジュアルに寄せてる? ジーナさんを描いてくださってありがとうございます! あと、こっそりVサインしてる安野先生がかわいい。 そして、巻頭カラーの方はユニオン勢ぞろい+安野先生+リップ+ラトラ。 ちゃんとボイドもいるぜ! 右から鉛筆描きではじまって、中央でGライナーでのいつもの塗りになって、左側はデジタルでのアニメ塗りになってるのおもしろい。 これきっと、描いてる手は安野先生のものだよね。 巻頭カラーでいつもキャラを詰め込みまくるの、できるだけたくさんのキャラを晴れ舞台に乗っけてあげたいんだろうな、という感じがしてうれしい。 あと、ジュイスさんもニコもリップも笑ってくれてるのうれしい。 この3人は最近、つらい表情が多かったから。 アンディは墓から生まれたのか。 ジュイスさんはさすがに埋めないだろうから、アンディをあの教会に放置しといたら、戦いに巻き込まれて、状況的に死んだと思われて、埋葬されちゃったのかな。 「オレには何もなかったんだな」のところのアンディの表情がうつろでさびしい。 アンディはヴィクトル本人も意識しないところでうみだされた別人格。 アーティファクトの影響から逃れるために、自分であって自分でない存在をつくりだす、というのは九能明が安野雲を使ったのと似たような感じだな。 安野先生の件で、すでにヴィクトルとアンディの構造(?)は示唆されてたのか。 1話目に出てきたアンディの記憶の断片はもともとはヴィクトルのものか。 あれはアンディにとって、心のよすがだったのかもなあ。 忘れているだけで、どこかに自分のルーツがあるはずなんだ、という。 過去のアンディが、傷の治りが異様にはやい人、程度の扱いですんでたのは、本人が「不死」を認識していなかったからなんだろうな。 今のアンディは再生をコントロールしていろいろなことをやってるけど、意識していなければわりとゆっくり再生なんじゃないかな。 ニコがアンディに拷問してる時、なんかつまらなそうな顔してる。 実際、何やっても死なない人に痛みを与えるだけ、ってニコの方が拷問受けてるみたい。 2話でユニオンに捕らえられたら拷問される、みたいなこと風子ちゃんに言ってたのは、もしかして風子ちゃんを引き下がらせるために大げさなこと言ったのかな。 「殺すかよ...

『週刊少年ジャンプ』2022年39号 感想

『アンデッドアンラック』 (No.124 アンディ) 別記事(「不運」を喜べ)になりました。 『ONE PIECE』 (第1058話 “新皇帝”) 新しい懸賞金額でてきたけど、今さらながらナミさんとブルックとフランキーがほぼ同列なのはなんでだろうね。 ナミさんいないと一味全滅の可能性もあるのに……って、ジンベエが加入したからそこらへんのリスクは下がってるか。 バギーがミホークとクロコダイルを従えてる、みたいなチラシが配られてるのはどういうことだよ、と思ったら、単なる部下の暴走か。 しかし、部下の暴走でミホークとクロコダイルは納得しない。 そりゃあ「屈辱という言葉じゃ この感情は表現しきれねェよ」ってなる。 誰の下に付いても屈辱ととらえる男が、バギーの手下になったと世界中に喧伝されてしまったわけだからな。 バギー、今はウハウハ状態になってるのかと思ったら、ミホークとクロコダイルにはさまれて死にそうになってた。 てか、このスリーショットの絵面おもしろすぎる。 クロコダイルはバギーに出資してたのね。 それが食費に消えたってのは言い訳じゃないだろうな、って思うくらい部下たちバクバク食べてる。 部下思いだからか、単に見栄っ張りだからかはわからんけど。 ミホークは怒りつつもバギーを矢面に立たせて自分は隠れるつもりらしい。 まあ、担ぐ神輿は軽い方がいい、って言うしね。 こんなギャグみたいな展開を真に受けて、バギーの懸賞金をルフィよりも高くしちゃった海軍がバカみたいじゃないですか。 『呪術廻戦』 (第195話 桜島結界・5) 別記事(呪いと刀の異種試合)になりました。 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS84 いいにおい) 坂本さんの「葵の姿で太るのなんか嫌だな…」がかわいいな。 でも、実際に葵さんが太ったら、これはこれでかわいい、とか言いそう。 『あかね噺』 (第27席 座談会) 「客に応援されるのが“真打の芸”か?」という一生の言葉が重すぎる。 成長して、落語をより深く学んだ朱音ちゃんが、子供の頃のように一途に、父親の落語はすごいんだ、と言えなくなってしまったのはツライ。 「でもそれは仕方ないっていうか」って言っちゃった時点でもう、父親の落語は真打に値するものじゃなかった、って認めたようなもんだからな。 でも、真打に昇進させられない、と、弟子の弟子を破門した、は違う問題の...

『呪術廻戦』(第195話 桜島結界・5) 感想(呪いと刀の異種試合)

前回、唐突に出てきたおじさん。名前は「大道鋼」。 なんか、刀を求めてあちこちさまよってたらしい。 博物館とかいけばあるんじゃない? 桜島コロニーの範囲内に博物館あるかわからんけど。 ようやくみつけた刀は「壱の型!! 水面斬り!!」と叫ぶ……これは明らかに花江くんの声だよね。 花江くんの声聴いて号泣するおじさんとか、アニメになったらめっちゃおもしろいだろうな。 一方、相撲とりたがり河童は「三代六十四」という名前らしい。 この人は宮崎から鹿児島に流れてきたらしい。 窓割られて部屋にガラスをまきちらされたおばあさんかわいそう。 直哉相手に手詰まりを感じていた真希さんと加茂は、突然の異物を利用すると即決した。 大道は「呪力を扱わない剣技のみの異例」だそうだけど、これは呪力がない、という意味ではないんだろうな。 剣技にこだわり呪力を扱うことを拒否してるのか、戦いに使えるほどの呪力を持ち合わせてないのか。 羂索が選んだ人なので、何かしら呪術に関わってた人なんじゃないかと思うんだけど……おもしろがって死滅回游に加えた可能性も否定できない。 大道が「刀が剣士を選ぶか?」と言い出したのは、真依が使われることを拒否したのかな……。 でも、力づくで従わされたっぽい。 ちょっと真依がかわいそう。 真依は剣士を選んでるんじゃなく、真希さんを選んでるんだから。 大道は真希さんの敵ではなく、導き手になりそうな気配だな。 呪具使いとしてもかなりの猛者な真希さんだけど、伏黒パパと大道はさらにレベルが上。 レベルというか次元が違う感じ。 だけど、真希さんにもそこに至れる素質はあるはずなので、その突破口をみつけることができれば直哉にも勝てそう。 てか、直哉は徹底的にやられ役なのね。

『逃げ上手の若君』(第75話 女影原1335) 感想

退却の鐘を聞いて郎党たちに退却を命じる望月。 雑な指示とか言われてるけど「三つ数えたら急停止! そのまま回れ右して退却!」とわりと具体的なこと言ってるよね。 「とにかく全部上手い事やれいちにいさんハイ!」の部分は確かに雑だけど。 状況をみて適切な指示を出せる頼重は有能だし、それにきっちり応える望月も有能。 そして、正面からいったのに、死角からの闇討ち扱いされる時継かわいそう。 弧次郎は祢津の甥っ子になるのか。 結婚も認知もしてもらえないままで子供を産んですぐに母親が死んだ、となると、生まれた子供はそのまま見捨てられてもおかしくないんだろうなあ。 でもちゃんと祢津家で育てて、病弱で戦場に出せない息子と似てきたので、影武者という役目を与えた、と。 この件、悪いのは父親だけで、弧次郎自身は悪くないよね。 それなのに弧次郎が責められてるのは理不尽。 でも、弧次郎は「捨てず殺さず居場所をくれた」と恩を感じてる。 祢津がちゃんと育ててくれたのは、妹に対する愛情なのかもしれない。 祢津は北条家にくすぶる思いはあるけれど、頼重に逆らう気はまったくないから、時行のことも受け入れているんだろうな。 「どうか若君には心に御留め頂きたく」という言葉は、祢津にとって精一杯の抵抗なのかもしれない。 時行に、死なれたら悲しいから無茶をするな、と詰められて、「…すいません…もうしないっス」って言ってるとこの弧次郎がかわいいな。 時行は本当に郎党たちを大事にしている……って、イイ感じになってたのに、「やっぱり死ぬかと思った?」ってめっちゃ頬をあからめてドキドキしだすから、いろいろと台無しだよ! 場所をうつして、戦は仕切り直し。 正々堂々の一騎打ちをさせてもらえないと怒り狂う渋川に、海野をぶつけるか……。 海野も渋川もめっちゃしぶくてかっこいいのに、なんか残念な感じがするのは何故だろう。

祝! 『アンデッドアンラック』アニメ化!

『アンデッドアンラック』がTVアニメ化するらしいです。 公式Twitterさんが4週かけて匂わせ(?)やってたので、「知ってた」って感じなんですけど、それでもやっぱり正式発表されて、めっちゃうれしかったしホッとした。 それにしてもアンデラは公式Twitterさんがいろいろやってくださっておもしろいな。 リーク記事でよくわかんないアフィサイトを稼がせるくらいなら、こうやってちょっとずつファン同士で盛り上がっていく方が楽しいよね。 「安野雲」⇒なんかプレゼント企画はじまった 「任意開放」⇒「あ」「に」……ん? 「目を閉じること」⇒「め」がきちゃった……。 「神の調整」⇒これはもう確定だよね! みたいな感じだった。 アニメ化の何がうれしいって、打ち切りの可能性がだいぶさがることだよね。 本当にもう2年半くらいずっと心配してた。 だから本当にホッとした。 ところで戸塚先生もやっぱりアンディの海苔はアニメ化の障害だと思ってたんですね。 海苔だけじゃなく、初期の頃は炎上ネタになりそうなのがちょくちょくあるしなあ。 あと、人体がスパスパきれるのと、血が飛び散りまくるのも……とか考えてたら、よくアニメ化してもらえたな! ってなる。 / 原作者・戸塚慶文先生から お祝いイラスト&コメント到着!💬 \ ——アンディにモザイクを貼ることを決めたあの日…。僕はアニメ化の夢を捨てました。 全文は⬇️⬇️ #アンデラ pic.twitter.com/OtU8CnSNa5 — アニメ『アンデッドアンラック』公式 (@undeadunluck_an) August 28, 2022 制作はdavid productionさんだそうで。 『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメを制作したところなので、信頼できそうです。 ティザービジュアルのアンディがちょっとかわいくて笑った。 風子ちゃんはふっくらでめっちゃかわいい! 親しみやすい感じのキャラデザにしてるのかな。 / いいね!!最高だ!! #アンデッドアンラック 2023年TVアニメ化決定!!🎉 \ "不死"の体を持つ男・アンディ & 触れた者に"不運"をもたらす少女・出雲風子が描かれた第1弾ティザービジュアルを公開!✨ https://t.co/bp8sMQM4xb #アンデラ pic.twitter.c...