『週刊少年ジャンプ』2022年39号 感想

『アンデッドアンラック』(No.124 アンディ)
別記事(「不運」を喜べ)になりました。

『ONE PIECE』(第1058話 “新皇帝”)
新しい懸賞金額でてきたけど、今さらながらナミさんとブルックとフランキーがほぼ同列なのはなんでだろうね。
ナミさんいないと一味全滅の可能性もあるのに……って、ジンベエが加入したからそこらへんのリスクは下がってるか。

バギーがミホークとクロコダイルを従えてる、みたいなチラシが配られてるのはどういうことだよ、と思ったら、単なる部下の暴走か。
しかし、部下の暴走でミホークとクロコダイルは納得しない。
そりゃあ「屈辱という言葉じゃ この感情は表現しきれねェよ」ってなる。
誰の下に付いても屈辱ととらえる男が、バギーの手下になったと世界中に喧伝されてしまったわけだからな。

バギー、今はウハウハ状態になってるのかと思ったら、ミホークとクロコダイルにはさまれて死にそうになってた。
てか、このスリーショットの絵面おもしろすぎる。

クロコダイルはバギーに出資してたのね。
それが食費に消えたってのは言い訳じゃないだろうな、って思うくらい部下たちバクバク食べてる。
部下思いだからか、単に見栄っ張りだからかはわからんけど。

ミホークは怒りつつもバギーを矢面に立たせて自分は隠れるつもりらしい。
まあ、担ぐ神輿は軽い方がいい、って言うしね。

こんなギャグみたいな展開を真に受けて、バギーの懸賞金をルフィよりも高くしちゃった海軍がバカみたいじゃないですか。

『呪術廻戦』(第195話 桜島結界・5)
別記事(呪いと刀の異種試合)になりました。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS84 いいにおい)
坂本さんの「葵の姿で太るのなんか嫌だな…」がかわいいな。
でも、実際に葵さんが太ったら、これはこれでかわいい、とか言いそう。

『あかね噺』(第27席 座談会)
「客に応援されるのが“真打の芸”か?」という一生の言葉が重すぎる。
成長して、落語をより深く学んだ朱音ちゃんが、子供の頃のように一途に、父親の落語はすごいんだ、と言えなくなってしまったのはツライ。
「でもそれは仕方ないっていうか」って言っちゃった時点でもう、父親の落語は真打に値するものじゃなかった、って認めたようなもんだからな。

でも、真打に昇進させられない、と、弟子の弟子を破門した、は違う問題のような気がするんだよね。
もっとがんばれ、ではなく、おまえはもうがんばるな、って話だから。
それとも、その歳でそれなら、強引にでも別の道を行かせた方が親切ってもんだ、ということなのかな。
実際、おっ父は会社勤めしてうまくいってるっぽいし。

『逃げ上手の若君』(第75話 女影原1335)
別記事になりました。

『PPPPPP』(第46話 ジーニアスプリンセスとフェアリークイーン)
ソラチカとミーミンの会話が、かみあってるようなかみあってないような。
でも、ふたりともなんとなく納得しあってるな。

メロリちゃんはミーミンに選ばれることを切望してるのに、ミーミンは「選ぶって何~~~~ 何が嬉しいの~…」だからな。
溝が深い、というよりは、次元が食い違ってる感じ。

ミーミンがメロリちゃんに「あなたが一番」と言ったのは、メロリちゃんがそれを欲していると知ったから。
それは嘘じゃないから、ミーミンは気軽に言っちゃう。

でも、メロリちゃんが真に欲してたのは、ミーミンを一番にしてしまったせいで自分が狂ってしまったように、自分を一番にすることでミーミンを別の何かにすることだったのかな、と思った。
でも、それはあり得ないことだと納得できたから「ありがとう 選んでくれて」で、折り合いをつけたのかな、って。