『アンデッドアンラック』(No.134 私が知ってるあなたなら) 感想(神殺しへの勧誘)

舞台は1972年のニューヨークに移動。
宗教の勧誘かと思ったら「一緒に神を殺しましょう!」とか言われたら、そりゃあヤバい人が来た、って思うよね。
「神を信じますか?」よりさらにヤバい。

ニコの家にムーブで勝手に入った風子ちゃん。
危険度があがってる!


ぐびぐびコーラのむムーブがかわいいな。
風子ちゃんの説明を信じたくないけど信じたニコ。
ムーブという証拠があるから、信じないわけにはいかない、と。

「知らねぇもんと出会って 見て見ぬふりする科学者がいるかよ」ってのが、本当にニコらしい。

ところで、風子ちゃん、長い髪を服の中にいれてるんだな。
うっかり触れられないようにだろうけど、背中がもこもこにならない?

それと、ニコが普通に椅子に座ってるのが、なんか目新しい。


ニコに話を信じてもらえてめっちゃうれしそうな風子ちゃん、かわいい。
ニコには記憶がないからわかんないんだよね。
失ってしまった仲間と再会できたことを、風子ちゃんがどれほどうれしいと思ってるのか。
それに、新しいループのニコが、自分が知ってるニコと同じ魂を持っていると実感できたのも、うれしかったんじゃないかな。


風子ちゃんが、ニコと共にゲットしたいのはジーナさん。
生まれた年代的にも、能力的にも、ジーナさんがターゲットになるのは当然だろう。
「不変」があれば、チカラくんの両親を轢きそうになってるトラックも、崖から落ちそうになってるメイちゃんも、暴走するトップくんも、すべて止められるからな……。


ところでアンディ、ジュイスさんに首を斬られて、頭部をジーナさんに空気で固められてユニオンに捕まったっぽい。
その頃は、頭部からしか再生できなかったから……。


ニコ、自分もいつか否定者になることに気付いちゃったか。
まあ、ここまで話をきいて、風子ちゃんの態度をみてたら、わかるよね。

でも、イチコさんのことを知ったら、ニコはきっとイチコさんに近づかない。
そしたら、ミコちゃんも生まれない。
だから教えることはできない。

教えてもらえないことを追求するニコに「はい!!」とめっちゃ元気よく答えてた風子ちゃんが、「今までの人生で一番幸せにしてみせます」ってポロリと涙をこぼした表情が本当に良い。

仲間たちの身に起きた悲劇を思い出し、嘆き、でもそれを必ず否定してやる、と決意してる目だ。

「よっぽど辛く見えたんだな オレの人生は」ってきかれて「はいい!!」って答えたの笑った。
そこはもうちょっとオブラートに包んであげて。


ジーナさん「不変」の初発動時に4万人も死なせちゃったのか……。
規模が……規模が大きすぎます……。

ジーナさんがアンディに殺されたがってたのは、そういうことか。
死んで償うよりは、生きて戦って少しでも誰かの役に立って死ぬ道を選んだのかな。
それでも、生き続けることはつらかったんだろう。


風子ちゃん、「不変」を封じるために、ニコにサイコポッドをつくってもらうつもりのようだけど、あの設計図はどこから入手したんだろう。
アーティファクトから読み取れる情報に入ってたのかな。

そもそも工作機器的なものが必要だと思うんだけど、どうするの?
ユニオンの基地にちゃんと準備されてるのかな。


数週前までめちゃくちゃ重かったのもあって、風子ちゃんの否定者集めクエストめっちゃ楽しい!
ここから否定者たちの悲劇はすべて覆されるとうれしい。
前回ループまでの悲劇はどうにもならないけれど、みんな、これまでのループで一番の幸せな人生を過ごして欲しい。



ところで公式Twitterさんで明くんとママの話が出たけど、こんなさびしんぼなママが明くんが消えたあとどう過ごしたのかを想像するだけで泣ける。