『週刊少年ジャンプ』2022年49号 感想

次号から新連載が4連弾だそうです。
今年は小さな入れ替えが多かった印象だけど、年末にきて大型改編がきた。
今のところ2作品おわってるけど、あと2作品おわっちゃうのか、休載が増えてきてるので少し多めにしておくのか。

『ONE PIECE』(第1065話 “6人のベガパンク”)
『ジャンプ』表紙と巻頭カラーがあいかわらずステキ。
定期的に休載してるけど、カラーは一番たくさん描いてるイメージある。
尾田先生、カラー絵描くの好きそう。

ジンベエの子供バージョンパシフィスタが出てきた。
羽根があるのちょっとかわいい。
これやっぱり元七武海、全部揃えてそう。

子供の姿をしていることで攻撃を躊躇する麦わらの一味。
だけど、ナミが本気の攻撃を受けたことで、みんな超本気モードになった。
ニコ・ロビンがひたいに青筋たてて怒ってるのこわい。

いろんな担当のベガパンクの中で、食べる、寝る、排せつする、という生物として切り離せなかったらしい部分の担当者がいるのおもしろい。
てか、行為自体は切り離せたのに、空腹感とか便意とかは切り離せなかったのね。

『ONE PIECE』は高度な文明が滅んだあとの世界の物語か……。
不自然に細長い大陸(レッドライン)は、自然現象でそうなったのではなく、人為的な何かがあったということなのかな。

「未来島エッグヘッド」はベガパンクが未来を先取りしたかのような発明をしてるからそう名付けられたのかと思ったんだけど、過去と現在と未来をつないでるからそんな名前なのかも、という気がしてきた。

『アオのハコ』(#76 言うつもり)
雛ちゃんの勝ち筋がまったくみえないんだが……と思ってたら、はやくも引導渡されてて、もしかしてこのマンガ、かわいそうな雛ちゃんをひたすらみせつけられるマンガだったの? ってなってる。

菖蒲ちゃんが余計なことした、ともいえるけど、時間の問題だっただろうしなあ。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS94 ひねくれもの)
スラーの人形つくってる虎丸ちゃんに笑った。
いさぎよく推し変しちゃったか……。

弟のこと突き放そうとしてるようにみえて「ほんとにやべーって時だけ なんかいつのまに現れんだよ」っていう勢羽兄。
そういうことにしっかり気づいてる勢羽弟。
あんなどうにもならなそうな状況で落ち着いてるのは、性格的なものというよりは、連絡さえできれば必ず兄が助けに来る、という確信があるからなのか。

勢羽兄の頭脳プレーで真冬くんたちの居場所が判明した。
さすが頭いいな。
そして、やっぱりシンの能力めっちゃ便利。

ところで四ツ村さんが3人もいるのなんなの?
催眠術でそうみせられてるだけ?

『呪術廻戦』(第203話 血と油・2)
別記事(弟達より兄が面白い)になりました。

『逃げ上手の若君』(第85話 会戦1335)
別記事になりました。

『PPPPPP』(第56話 それでも、)
ファンタがラッキーに謝ってて、ファンタはファンタなりの筋を通したうえで、ラッキーとも今生のお別れをするつもりなのかな、ってちょっと思った。

「お前をイベントに誘ったことは謝るよ」ってことは、なにか計算があったわけじゃなく、あれはかなり感情的な行動だったのかな。
ちゃんと体裁は付けたけれど、ただラッキーに当たりたかっただけなのかも。

ファンタがママンに捨てられたという想いをひきずってきたように、ラッキーもパパンに見捨てられたという想いをひきずり続けている。
そういう意味ではラッキーも同じ立場なのだと、認められるファンタはえらいな。
自分の気持ちがかなりこじれてる、ということも自覚してるし。

ファンタは「オレには価値がある」と思わないとやっていけない。
ファンサービスの鬼なのは、聴衆に対する感謝ではなく、たくさんアピールすれば、それだけ自分の価値があがるから。
見返りを求めてる、というとマイナスなイメージになるけど、それほどに渇望しているものがある、ということと考えるとせつなすぎる。

「誰にも大して大事にされないのは理解してたから」ってかなしすぎるよ、ファンタ。

『アンデッドアンラック』(No.134 私が知ってるあなたなら)
別記事(神殺しへの勧誘)になりました。