『ワールドトリガー』第235話「遠征選抜試験・32」 感想(大学生と中学生でギスギストーク)

閉鎖環境試験4日目、諏訪7番隊は総合3位に浮上!
めっちゃジャンプアップしたな。

そして、4日目だけに限れば1位!
二宮8番隊と水上9番隊が揃って、若村11番隊より下にいるってのが……。
二宮8番隊でチカちゃんが苦戦している様子は描かれてたけど、水上9番隊もめっちゃ苦労してたんだな。
まあ、水上以外はシミュレーション戦闘の経験値がゼロなので仕方ないのか。
あと、諏訪さんにけしかけられた古寺に、包囲網をしかれたのも大きいらしい。


最下位じゃなかった若村11番隊は喜びとびっくりが半々って感じ。
まあ、前日までブッチギリで最下位な感じだったのに、下がいて、それが上位チームだった二宮8番隊と水上9番隊だからな。

半崎はネガティブ思考だけど、マリオちゃんはポジティブ思考。
ポジティブなうえにちゃんと冷静な分析もできるとか有能すぎるな、マリオちゃん。

若村もちょっと前向きな感じになっててよかった。
なんか、若村が鬱々としてると、痛々しさがリアルすぎて、読んでるとなんかヘコむんだよ。


一方、柿崎3番隊では太一がガチヘコみしていた。
と思ったら、カゲさんもちょっとヘコんでる?

犬飼とカゲさんは以前ほどのギスギス感はなくなってるかな。
犬飼がカゲさんの前ではできるだけ本音で話すようにしてて、それがカゲさんに通じてるのかな、とか妄想している。

「ウチはもう戦闘だけで食ってくわけにゃいかねーんだよ……」のとこのカゲさんの表情が神妙というかなんというか。
打ち合わせとかもほぼなく、カゲさんが暴れまくって、ゾエさんとユズルくんがフォローする、というスタイルではやってけないと、三雲隊に負けて考えたのかな。
単純に、ユズルくんの夢をフォローするためには、影浦隊のステータスみたいなものをあげないといけない、という考えなのかもしれないけど。


水上9番隊は4日目の成績は悪くても、総合では1位キープしてるし、まだ余裕ある感じ。
でも、水上は自分の予想とズレた数字が出てて違和感を覚えてる。

話を濁そうとした水上をメンバーたちがじっとみるの、なんかおもしろいよね。
表情的には誰も怒ってないんだけど、これ以上の隠し事は許さない、という圧がすごい!


水上の違和感の原因は古寺の隠し玉(?)か。
課題の解答をわざと入力しないで、点数をあえて抑えている。
これは上位チームを油断させる作戦?

古寺が生き生きしてて、うれしそうな奈良坂が美人すぎる。
三輪隊のみんな、隊の末っ子がしっかり隊長やってるのうれしいんだろうな。


二宮8番隊では、二宮さんとユズルくんがふたりきりになってきまずい。
ユズルくんがコミュニケーション能力に難ありなのは、年齢を考えると、そんなもんだろ、って感じがする。
それをまじめにツッコむ二宮さんには、大学生が中学生に説教してどうするよ、とも思うんだけど、ユズルくんが遠征行きを望むのなら、まだ中学生だから仕方ない、で済ませられないのも確かなんだよね。

チカちゃんは莫大なトリオン量という唯一無二の売りがあるけど、ユズルくんよりうまいスナイパーはいるわけで、その人たちを押しのけて選んでもらうには、不利な要素はできるだけ潰しておかなきゃいけない。

少なくとも、チカちゃんに気を遣わせてるのはいかんよね。
しかもそれに気づいてなかったし。


予告されていた二宮さんとユズルくんの鳩原ギスギストークがはじまった!
二宮さんが鳩原さんが近界にいることユズルくんにバラしちゃって、一瞬、この部屋、モニタリングされてるんじゃないの? って思ったけど、さすがに寝室は除外されてるよね。多分。