『アンデッドアンラック』(No.166 不真実) 感想(最強の家族になる)

センターカラー!
上下に鏡写しのポーズのファンと風子ちゃん、左右にやっぱり鏡写しのポーズのシェンとムイちゃんで、めっちゃかっこええ!
全員、髪が長くてひらひらしてるのがまた良い。


さて本編。
まだ幼いシェンに「最強って何さ」と問われて、風子ちゃんに言われたことをそのまま答えるファン。
そんなに風子ちゃんの言葉がひっかかってるのか……。

で、そんなことを思い出しながら(?)、ファンが風子ちゃんにみせたのは如意金箍。
前回ループではシェンの武器だったけど、ファンが入手してた。
一瞬、なんかデザイン違くない? と思ったんだけど、「不壊」のキャップ(?)がついてないのね、あたりまえだけど。
ユニオンに入ったら一心さんにつくってもらえるよ!

如意金箍ってファンには使えなかったのか。
そういえば、シェンが随心鉄棹を使う場面はあっても、ファンが如意金箍を使う場面はなかったかな。
と思って読み返したら、ラグナロクの最終局面で如意金箍を支えてた。
支えてただけで使用者はあくまでシェンだったのかな。

如意金箍は「真の強者」しか使えない。
ファンは如意金箍を使えない。
そして風子ちゃんの「誰かを想う変わらない心 それを持つ者が最強」という言葉。
なるほど、ファンがちょっと迷ってる感じなのは、如意金箍に嫌われちゃってるのもあるのか。


再び回想。
ファンから課された修行がつらくて大泣きしてるシェン。
「メシもいらない!! 家も無くていい!!」って泣けるのは、衣食住に困らない生活をしているからこそ、だよね。

前回ループでのシェンは、自分と妹が食べていけて、妹にちゃんとした服を着せるために、ボロボロになりながら大人と戦って、決して泣かなかった。
それがつらくてメイちゃんは「アタシもう服もごはんもいらない」って言ってた。

そうか、今回ループのシェンは、メイちゃんの前で大泣きできるんだな。
ファンから与えられたものを、あたりまえに受け入れているんだな。
ちゃんと、ファンに守ってもらえてて、それをしっかり自覚してるんだな。

ファン、しっかり子育てしてたんだよ。
本当にお疲れ様です!

厳しい言葉を「オレの為って事?」って受け止められて、びっくりしてるファンがなんか愛おしいよ。

川の字ならぬ小の字で寝てる絵とか、本当に愛おしい。
シェン、ファンにべったりだし、メイちゃんにぬいぐるみとか買い与えてるし。
って、これパンパンダじゃないよね? 頭の形が肉まんっぽい。


メイちゃんの言う通り、いびつでも家族。
ここにさらにムイちゃんと、ムイちゃんの弟くんが加わるのね!
「ジジィとババァになっても!!」ってプロポーズだよね!

前回に比べてすんなり結婚しそうよ、シェン&ムイちゃん。
と思ったけど、出会って8年だからそこそこ時間かかってるのか。


ここで「不真実」くるか……。
まあ、メイちゃんじゃなかったらムイちゃんがターゲットになるよね、そりゃあ。


ムイちゃんが吹っ飛ばされて崖から落ちそうになって、迷いなく後を追って飛び込むシェン。
その後を追って飛び込む風子ちゃん。
さらにその後を追う、ビリー様、ボイドさん、友才さん。
みんな覚悟が決まり過ぎでは?

てか、金斗雲ないの?


「あざますビリーさん」
「ありがと友才」
「ありがとなボイド」
如意金箍のおかげでなんとか助かったみんなが、リレーでお礼を言い合った後で、ボイドさんが「オレを持ってんのだれ…」って言ったとこ、めっちゃ笑った。

これだけの人数の体重を片腕で支えてるファンがすごすぎる。
ボイドさん、ヘビー級だからめっちゃ重いだろうに。


このままシェンVSファンになだれこむのか……。
それにしてもここのところひたすらファンが愛おしくなってきてて困る。



公式Twitterさんはアニメの話。
まだPVしか観てないけど、アニメ化してもらって本当によかったな、って思う。
だって、戸塚先生がめちゃくちゃ楽しそうだから!