『アンデッドアンラック』(No.035 この世界は) 感想(積み上げられた敗北の果ての希望)
表紙はアンディに背後から支えられつつ、アポカリプスの口に銃を突っ込む風子ちゃん。
風子ちゃんの表情がめっちゃ凛々しい。
アポカリプスを確保して、事態を膠着状態に持ち込んだものの、なだれこんでくるアポカリプスの記憶に苦しむ風子ちゃん。
スポイルと戦う、ヴィクターとジュイスさんと、ボイドとジーナさん。
傷ついて倒れているニコと、泣いて悲しむジュイスさんとジーナさん。
2席しかない円卓。
ジュイスさんと同じ服だけど男性っぽい人と、ヴィクターっぽいけどなんか女性っぽい人。
燃えて融ける世界でひとり立ってるヴィクター。
アポカリプスはずっと円卓と共にあったアーティファクトのはずだから、蓄積された記憶量もハンパないんだろうな。
で、風子ちゃんをパニクらせてうっきうきなアポカリプスを、フィルが普通につかまえた。
フィルについてる石の腕みたいなやつはアーティファクトかな。
てか、フィルが「UNFEEL -不感-」だってあっさりバラされたな。
フィルならどんだけ記憶がなだれこんできても平気なのね。
アーティファクト使いまくりで狂わないのおかしい、とかヴィクターに言われてたからな。
そして、金斗雲(筋斗雲?)に乗ってさっそうと現れたシェン。
センターカラーの表紙でムイちゃんと一緒に乗ってたけど、本当にあったんだ。
「お前、乗れんだな」ってさりげに『ドラゴンボール』ネタがでてきた。
アンディは流行ものには乗っかる主義だから、きっと読んでる。
ビリー様は、ユニオンから円卓とバーンを奪ったことで成果十分として引いたか。
ジュイスさんもそれで良しとして、事態は痛み分けということで落ち着いた。
基地の天井が抜けて、円卓会議が青空教室みたいなことになってる。
風子ちゃんをひざに乗っけて座るアンディ。
アンディにすがりついてる感じの風子ちゃん。
タチアナちゃんをなぐさめているようにみえるトップ。
いつものごとくあの球みたいので浮かんでるニコ。
普通に立ってるチカラくん。
なんとか立ってたけど、ドシンと座り込んじゃった一心。
不壊の箱に閉じ込められているアポカリプス。
ここからは、ジュイスさんへの尋問タイムか。
アンディが気にしてた、ジュイスさんがクエストの全クリアをめざしてなかった件は、確かに消極的すぎるな、とは思ってた。
あと2回しか猶予がないのに大丈夫かい、って。
シェンが気になってたのは、ヴィクターとジュイスさんが知り合いっぽい件か。
シェンはヴィクトールのことをどこで知ったんだろうな、と思ってたんだけど、ジュイスさんが話してたんだね。
シェンなら食いつくと思って話したのか、口が滑ったのかはわからないけど。
ニコは、ビリー様が言い残した「アーク」が気になる。
「オレのデータ」と書いて「ユニオンのデータ」と読ませるあたり、ユニオンが握っているデータはすべて覚えている自信があるんだろうな。
シェンはジュイスさんとちょっと距離をあけた隣、みんなに背を向けるような配置で立ってるんだな。
誰とも視線があわない立ち位置なのは、「不真実」の誤作動を防ぐためだろうか。
めっちゃ見晴らしがよい状態になっちゃったので、ジュイスさんの背後を見張っているのかもしれない。
視認さえできれば如意棒で攻撃できるので、適役だと思うし。
ジュイスさんがヘルメット(?)をとった途端に、刀に手を伸ばすアンディ。
アンディは警戒心が強い、というよりは、風子ちゃんを守らなければ、という意識が強いんだろうな、と思う。
風子ちゃんをひざに乗せてるのも、アポカリプスの記憶をみせられて動揺している風子ちゃんを落ち着かせるためだけではなく、何かあった場合に、風子ちゃんを守れる状態にしておきたいからなのかも。
なにせ、めっちゃ見晴らしがよい状態になっちゃったので。
チカラくんがアンディみながら腕のゴムに手をかけてるけど、アンディさんが暴走したら僕が止めないと、とか思ってるのかな。
「大丈夫だ、この状態の能力は、私の正義に対しての問いに応えなければ問題ない」
ということは、「不正義」にはモードというかレベルというか、みたいなものがあるっぽい。
宇宙人に問いかけていたのは、不正義を発動させるために必要だったんだな。
「この世界はループしている」
これを言った時のジュイスさんがめっちゃ美しい。
そして、いつもよりなんだかやわらかくみえる。
いつもは組織のトップとして振る舞ってるけど、それがちょっと薄れてる感じ、というか、ナチュラルな感じというか。
ループしている、というのはここまで薄々ヒントがでていた。
ヴィクターの発言とか、リップの「次」とか。
風子ちゃんが見せられた映像は、過去に本当にあったこと。
以前のループのジーナさんは普通におばあさんになっていた。
ジーナさんがアンチエイジングに執着してたのは、アンディが老けないからそれに見合う姿に、という恋心が理由だったんだろう。
アンディがジーナさんを殺したことを、ジュイスさんはどう思っているんだろうな、って思ってたけど、苦しみながら戦い続けるジーナさんを繰り返し見続けてきたジュイスさんは、好きな男の手で解放してもらえてよかったな、とか考えてそうだ。
2席しかない円卓は、ユニオンの始まりだったのかもしれない。
ヴィクターとジュイスさんふたりっきりではじめて、そこから少しずつ席を増やしていった。
ヴィクターとジュイスさんの性別が逆転しているようにみえるのは、性別が追加される前の無性時代のことだったのかもしれない。
そう考えると、ヴィクターとジュイスさんの関係は相当、深いものだよね。
それがなんで別れちゃったのかな。
てか、「死」も途中から追加されたものなら、「不死」はそれ以前はなんだったんだろう。
「死」が追加された後で「不死」が誕生したのか、「不死」の前は別の名前で呼ばれていたのか。
「不死」は死なないからループを乗り越えられちゃってる、というのはありえそう。
でも、ジュイスさんはどうやってループを乗り越えてきたのか、そもそも、ジュイスさんはそんな長い時間をどうして生き延びることができているのか。
「アーク」が「聖櫃」なのか「方舟」なのかわからないけど、「次」に行くために必要なアイテムなのは間違いなさそう。
ビリー様が裏切って、ジュイスさんが動揺しまくってたの、これまでのループでビリー様が裏切ったことはなく、それ故にショックが強かったんだろうな。
ビリー様はどこかでアーティファクトをひろって、ループの事実に気づいたんだろうか。
多分、今回のループは、ヴィクターが消えてアンディが現れ、そのアンディが風子ちゃんと出会った、ということでイレギュラーがめっちゃ増えているんだろう。
これまでのループでは、風子ちゃんは初志貫徹しちゃって、ユニオンには現れなかったんじゃないかな。
今回、風子ちゃんがずっとアンディのネクタイつかんでてかわいかった。
膨大な情報を流し込まれて動揺して、安心するためにアンディにしがみつきたいけど、ちょっと恥ずかしいのでネクタイにすがっていたと信じている。
「だからこそ集めた! 数多の死を経て出会えた…より強い武器と…戦士を…!! 神を殺せる…否定者達を!!」
敗北を重ねてきたジュイスさんの力強い宣言。
みんなわりと覚悟決まってる感じだな。
シェンはちょっとうれしそう。まあ、「神」なんて強そうな存在、挑みたいよね。
ところで、一心の眼が、鎧の口のとこにあるんだけど……。
一心、意外と若そうだな。
ところで『アンデッドアンラック』の情報量が多すぎで、感想が箇条書き状態になっている。
今のところは追いかけるので精いっぱいなので、これが限界なんだけど、いずれ回ごとではなくテーマごとでの感想を書きたいと思っている(←思っているだけになるかも)。
風子ちゃんの表情がめっちゃ凛々しい。
アポカリプスを確保して、事態を膠着状態に持ち込んだものの、なだれこんでくるアポカリプスの記憶に苦しむ風子ちゃん。
スポイルと戦う、ヴィクターとジュイスさんと、ボイドとジーナさん。
傷ついて倒れているニコと、泣いて悲しむジュイスさんとジーナさん。
2席しかない円卓。
ジュイスさんと同じ服だけど男性っぽい人と、ヴィクターっぽいけどなんか女性っぽい人。
燃えて融ける世界でひとり立ってるヴィクター。
アポカリプスはずっと円卓と共にあったアーティファクトのはずだから、蓄積された記憶量もハンパないんだろうな。
で、風子ちゃんをパニクらせてうっきうきなアポカリプスを、フィルが普通につかまえた。
フィルについてる石の腕みたいなやつはアーティファクトかな。
てか、フィルが「UNFEEL -不感-」だってあっさりバラされたな。
フィルならどんだけ記憶がなだれこんできても平気なのね。
アーティファクト使いまくりで狂わないのおかしい、とかヴィクターに言われてたからな。
そして、金斗雲(筋斗雲?)に乗ってさっそうと現れたシェン。
センターカラーの表紙でムイちゃんと一緒に乗ってたけど、本当にあったんだ。
「お前、乗れんだな」ってさりげに『ドラゴンボール』ネタがでてきた。
アンディは流行ものには乗っかる主義だから、きっと読んでる。
ビリー様は、ユニオンから円卓とバーンを奪ったことで成果十分として引いたか。
ジュイスさんもそれで良しとして、事態は痛み分けということで落ち着いた。
基地の天井が抜けて、円卓会議が青空教室みたいなことになってる。
風子ちゃんをひざに乗っけて座るアンディ。
アンディにすがりついてる感じの風子ちゃん。
タチアナちゃんをなぐさめているようにみえるトップ。
いつものごとくあの球みたいので浮かんでるニコ。
普通に立ってるチカラくん。
なんとか立ってたけど、ドシンと座り込んじゃった一心。
不壊の箱に閉じ込められているアポカリプス。
ここからは、ジュイスさんへの尋問タイムか。
アンディが気にしてた、ジュイスさんがクエストの全クリアをめざしてなかった件は、確かに消極的すぎるな、とは思ってた。
あと2回しか猶予がないのに大丈夫かい、って。
シェンが気になってたのは、ヴィクターとジュイスさんが知り合いっぽい件か。
シェンはヴィクトールのことをどこで知ったんだろうな、と思ってたんだけど、ジュイスさんが話してたんだね。
シェンなら食いつくと思って話したのか、口が滑ったのかはわからないけど。
ニコは、ビリー様が言い残した「アーク」が気になる。
「オレのデータ」と書いて「ユニオンのデータ」と読ませるあたり、ユニオンが握っているデータはすべて覚えている自信があるんだろうな。
シェンはジュイスさんとちょっと距離をあけた隣、みんなに背を向けるような配置で立ってるんだな。
誰とも視線があわない立ち位置なのは、「不真実」の誤作動を防ぐためだろうか。
めっちゃ見晴らしがよい状態になっちゃったので、ジュイスさんの背後を見張っているのかもしれない。
視認さえできれば如意棒で攻撃できるので、適役だと思うし。
ジュイスさんがヘルメット(?)をとった途端に、刀に手を伸ばすアンディ。
アンディは警戒心が強い、というよりは、風子ちゃんを守らなければ、という意識が強いんだろうな、と思う。
風子ちゃんをひざに乗せてるのも、アポカリプスの記憶をみせられて動揺している風子ちゃんを落ち着かせるためだけではなく、何かあった場合に、風子ちゃんを守れる状態にしておきたいからなのかも。
なにせ、めっちゃ見晴らしがよい状態になっちゃったので。
チカラくんがアンディみながら腕のゴムに手をかけてるけど、アンディさんが暴走したら僕が止めないと、とか思ってるのかな。
「大丈夫だ、この状態の能力は、私の正義に対しての問いに応えなければ問題ない」
ということは、「不正義」にはモードというかレベルというか、みたいなものがあるっぽい。
宇宙人に問いかけていたのは、不正義を発動させるために必要だったんだな。
「この世界はループしている」
これを言った時のジュイスさんがめっちゃ美しい。
そして、いつもよりなんだかやわらかくみえる。
いつもは組織のトップとして振る舞ってるけど、それがちょっと薄れてる感じ、というか、ナチュラルな感じというか。
ループしている、というのはここまで薄々ヒントがでていた。
ヴィクターの発言とか、リップの「次」とか。
風子ちゃんが見せられた映像は、過去に本当にあったこと。
以前のループのジーナさんは普通におばあさんになっていた。
ジーナさんがアンチエイジングに執着してたのは、アンディが老けないからそれに見合う姿に、という恋心が理由だったんだろう。
アンディがジーナさんを殺したことを、ジュイスさんはどう思っているんだろうな、って思ってたけど、苦しみながら戦い続けるジーナさんを繰り返し見続けてきたジュイスさんは、好きな男の手で解放してもらえてよかったな、とか考えてそうだ。
2席しかない円卓は、ユニオンの始まりだったのかもしれない。
ヴィクターとジュイスさんふたりっきりではじめて、そこから少しずつ席を増やしていった。
ヴィクターとジュイスさんの性別が逆転しているようにみえるのは、性別が追加される前の無性時代のことだったのかもしれない。
そう考えると、ヴィクターとジュイスさんの関係は相当、深いものだよね。
それがなんで別れちゃったのかな。
てか、「死」も途中から追加されたものなら、「不死」はそれ以前はなんだったんだろう。
「死」が追加された後で「不死」が誕生したのか、「不死」の前は別の名前で呼ばれていたのか。
「不死」は死なないからループを乗り越えられちゃってる、というのはありえそう。
でも、ジュイスさんはどうやってループを乗り越えてきたのか、そもそも、ジュイスさんはそんな長い時間をどうして生き延びることができているのか。
「アーク」が「聖櫃」なのか「方舟」なのかわからないけど、「次」に行くために必要なアイテムなのは間違いなさそう。
ビリー様が裏切って、ジュイスさんが動揺しまくってたの、これまでのループでビリー様が裏切ったことはなく、それ故にショックが強かったんだろうな。
ビリー様はどこかでアーティファクトをひろって、ループの事実に気づいたんだろうか。
多分、今回のループは、ヴィクターが消えてアンディが現れ、そのアンディが風子ちゃんと出会った、ということでイレギュラーがめっちゃ増えているんだろう。
これまでのループでは、風子ちゃんは初志貫徹しちゃって、ユニオンには現れなかったんじゃないかな。
今回、風子ちゃんがずっとアンディのネクタイつかんでてかわいかった。
膨大な情報を流し込まれて動揺して、安心するためにアンディにしがみつきたいけど、ちょっと恥ずかしいのでネクタイにすがっていたと信じている。
「だからこそ集めた! 数多の死を経て出会えた…より強い武器と…戦士を…!! 神を殺せる…否定者達を!!」
敗北を重ねてきたジュイスさんの力強い宣言。
みんなわりと覚悟決まってる感じだな。
シェンはちょっとうれしそう。まあ、「神」なんて強そうな存在、挑みたいよね。
ところで、一心の眼が、鎧の口のとこにあるんだけど……。
一心、意外と若そうだな。
ところで『アンデッドアンラック』の情報量が多すぎで、感想が箇条書き状態になっている。
今のところは追いかけるので精いっぱいなので、これが限界なんだけど、いずれ回ごとではなくテーマごとでの感想を書きたいと思っている(←思っているだけになるかも)。