『週刊少年ジャンプ』2020年44号 感想
『アンデッドアンラック』（No.034 この世はいつだって）
別記事（正義を否定し、好きを肯定する）になりました。
『呪術廻戦』（第124話 渋谷事変・４２）
別記事（独りにしないで）になりました。
『鬼滅の刃 特別読切』
映画公開記念の特別読み切り。
表紙のちょっと若い煉獄さんの憂いのある横顔がなんともよいなあ。
威圧感もまだそんなになくて、羽織もはおってなくて、体格もできあがってなくてちょっと頼りなげにみえる煉獄さん。
そうだよなあ。煉獄さんだって、最初から柱じゃなかったんだよなあ。そりゃそうだ。
でも、一途で折れない性格は変わらない。
先代炎柱さんにしてみれば、それが忌々しかったのかもしれない。
どれだけ突き放しても、あきらめさせようとしても、まったく考えを変えないし、気持ちが折れがちな弟を支えてしまうし。
自分の意図を薄々察してくれてたけれど、なんにも変えてくれない。
しかもその行動の根底にあるものが、今は亡き最愛の妻の教えなんだから、勘弁してくれよ、って感じだったんじゃないかな。
煉獄さんの意志は炭治郎たちに継がれたけれど、煉獄さんも誰かの意志を継いでいた。
きっと、先代炎柱さんにだってそういう経験があったんだろう。
しかも、煉獄家は鬼殺隊の中でもあまりいない世襲で鬼殺を継いできた家系だ。背負うものは多かっただろう。
それを自分の代で終わらせる、という決意は、かなり重いものだったんじゃないかと思う。
でも、それを放り投げるという決断をしてしまったほど、彼にとって子供たちは大事だったんだろうな。
『Dr.STONE』（Z=168 100万人のコーンシティ）
千空と再会した時のゼノの表情がものすごくよい。
「ああ、生きていてくれたのか」って感じかな、って思った。
千空を殺す命令をくだしておいて、その顔はないだろって思うわけだが、それはそれ、これはこれ。
現代（？）において唯一、自分の「同類」と思えていた存在に、ストーンワールドで再び出会えた喜びはひとしおだろう。
というわけで、コーンシティに仲間の一部を置き去りにして、千空はゼノを連れて次の目標に向かう。
スタンリーはゼノを追ってくっついてくる。
コーンシティは残った仲間たちに任せる、か。
これから、農業やってくれそうな人材を復活させて人増やしまくるんだろうけど、まとめあげるの大変そうだよなあ。
あと、大樹と杠ちゃんを引き離しちゃったの、ちょっとかわいそう。
『チェンソーマン』（第87話 チェンソーマンVS恐怖の武器人間）
このサブタイトル、昭和の『仮面ライダー』でありそうな感じだ。
公安対魔5課、めっちゃかっこよかったし、めっちゃ強そうだったのに、チェンソーマンに瞬殺されてしまった。
マキマさん「うん、勝てる気がしない」ってなんなんだよ。
確かにそんな気はするけど、あれだけの駒をそろえてけしかけといて、そんな軽い感じでまとめちゃうのかよ。
『約束のネバーランド 特別番外編』
レイの始まりの物語。
こうやってみると、レイには子供らしい子供時代なんてなかったんだな。
苦しむ自分をみて泣いてくれるエマとノーマンがいなければ、もっとはやいうちにレイの精神は破綻していたんだろう。
3人だけで脱出する、というレイの考えをエマは即座にきっぱり否定してしまったけれど、レイはその考えにたどりつくまでに、気が狂いそうな悲しみにひとりで耐えていたんだと思うと、エマ、何やってくれちゃったの～、って思っちゃうんだけど、そこでエマが否定してくれたからこそ、レイは仲間に囲まれて笑って暮らせる生活を手に入れられたんだよな。
そう考えると、レイが本当に欲しかったものは、エマのわがままなしには手に入れられなかったわけで、それがやっぱりエマがエマである必要性なんだろう。
そうか。コニーがバニーちゃんを忘れたのが物語の発端だったけど、あれはレイがエマたちに鬼の存在を気づかせるためにやったことか。
3人の年齢的に、あれはギリギリまで待ったタイミングだったんだろうな。
『僕とロボコ』（第12話 モツオとメイド）
動いてないオーダーメイドさんの数がすごくて、こんなにたくさんの子たちとお別れしてきたモツオくんの気持ちを考えると、うぉ～っ、ってなる。
こんな子供にどんだけ背負わせてるんだよ。あの父親。
あと、「しけたツラするな!! 海南が見てるぞ!!」は不意をつかれた。
いや、ここをチョイスしてくるのすごいな。
『AGRAVITY BOYS』（第38話 Please We're Trying to Find）
ゲラルトは地球最高の頭脳だったそうだけど、銀河規模でみても最高峰の頭脳なんだな。
てか、いろいろふっきれたのか親バカっぷりが加速している。
『破壊神マグちゃん』（第14話 学び舎に響く混沌の呼び声）
掲載位置が最下位になってしまって悲しい。
ナプターク、ちゃんとヤドカリーズにご飯あげててえらい！
あと、ナプタークにちゃんと給料払ってる藤沢家の人えらい！
部室はマグちゃんの託児所（？）になったか。
さすがのルルちゃんも、マグちゃん連れで授業うけるのつらいもんね。
マグちゃんもご満悦のご様子だし、Win-Winである。
ウーネラスさんのセーラー服コス（？）がめっちゃかわええんですが。
イズマの修行を「修行編に入った」って言ってたけど、ウーネラスさんにしてみれば、イズマは推しキャラなので、新しいことをはじめると「〇〇編に入った」って認識になるのね。
ところで藤沢家の人たちは、ちゃんと給料はらってるのに、その価値をちゃんと教えてあげてないの？
このままだとウーネラスさんに搾取されて、コミックスやグッズに化けてしまうんだけど……。
別記事（正義を否定し、好きを肯定する）になりました。
『呪術廻戦』（第124話 渋谷事変・４２）
別記事（独りにしないで）になりました。
『鬼滅の刃 特別読切』
映画公開記念の特別読み切り。
表紙のちょっと若い煉獄さんの憂いのある横顔がなんともよいなあ。
威圧感もまだそんなになくて、羽織もはおってなくて、体格もできあがってなくてちょっと頼りなげにみえる煉獄さん。
そうだよなあ。煉獄さんだって、最初から柱じゃなかったんだよなあ。そりゃそうだ。
でも、一途で折れない性格は変わらない。
先代炎柱さんにしてみれば、それが忌々しかったのかもしれない。
どれだけ突き放しても、あきらめさせようとしても、まったく考えを変えないし、気持ちが折れがちな弟を支えてしまうし。
自分の意図を薄々察してくれてたけれど、なんにも変えてくれない。
しかもその行動の根底にあるものが、今は亡き最愛の妻の教えなんだから、勘弁してくれよ、って感じだったんじゃないかな。
煉獄さんの意志は炭治郎たちに継がれたけれど、煉獄さんも誰かの意志を継いでいた。
きっと、先代炎柱さんにだってそういう経験があったんだろう。
しかも、煉獄家は鬼殺隊の中でもあまりいない世襲で鬼殺を継いできた家系だ。背負うものは多かっただろう。
それを自分の代で終わらせる、という決意は、かなり重いものだったんじゃないかと思う。
でも、それを放り投げるという決断をしてしまったほど、彼にとって子供たちは大事だったんだろうな。
『Dr.STONE』（Z=168 100万人のコーンシティ）
千空と再会した時のゼノの表情がものすごくよい。
「ああ、生きていてくれたのか」って感じかな、って思った。
千空を殺す命令をくだしておいて、その顔はないだろって思うわけだが、それはそれ、これはこれ。
現代（？）において唯一、自分の「同類」と思えていた存在に、ストーンワールドで再び出会えた喜びはひとしおだろう。
というわけで、コーンシティに仲間の一部を置き去りにして、千空はゼノを連れて次の目標に向かう。
スタンリーはゼノを追ってくっついてくる。
コーンシティは残った仲間たちに任せる、か。
これから、農業やってくれそうな人材を復活させて人増やしまくるんだろうけど、まとめあげるの大変そうだよなあ。
あと、大樹と杠ちゃんを引き離しちゃったの、ちょっとかわいそう。
『チェンソーマン』（第87話 チェンソーマンVS恐怖の武器人間）
このサブタイトル、昭和の『仮面ライダー』でありそうな感じだ。
公安対魔5課、めっちゃかっこよかったし、めっちゃ強そうだったのに、チェンソーマンに瞬殺されてしまった。
マキマさん「うん、勝てる気がしない」ってなんなんだよ。
確かにそんな気はするけど、あれだけの駒をそろえてけしかけといて、そんな軽い感じでまとめちゃうのかよ。
『約束のネバーランド 特別番外編』
レイの始まりの物語。
こうやってみると、レイには子供らしい子供時代なんてなかったんだな。
苦しむ自分をみて泣いてくれるエマとノーマンがいなければ、もっとはやいうちにレイの精神は破綻していたんだろう。
3人だけで脱出する、というレイの考えをエマは即座にきっぱり否定してしまったけれど、レイはその考えにたどりつくまでに、気が狂いそうな悲しみにひとりで耐えていたんだと思うと、エマ、何やってくれちゃったの～、って思っちゃうんだけど、そこでエマが否定してくれたからこそ、レイは仲間に囲まれて笑って暮らせる生活を手に入れられたんだよな。
そう考えると、レイが本当に欲しかったものは、エマのわがままなしには手に入れられなかったわけで、それがやっぱりエマがエマである必要性なんだろう。
そうか。コニーがバニーちゃんを忘れたのが物語の発端だったけど、あれはレイがエマたちに鬼の存在を気づかせるためにやったことか。
3人の年齢的に、あれはギリギリまで待ったタイミングだったんだろうな。
『僕とロボコ』（第12話 モツオとメイド）
動いてないオーダーメイドさんの数がすごくて、こんなにたくさんの子たちとお別れしてきたモツオくんの気持ちを考えると、うぉ～っ、ってなる。
こんな子供にどんだけ背負わせてるんだよ。あの父親。
あと、「しけたツラするな!! 海南が見てるぞ!!」は不意をつかれた。
いや、ここをチョイスしてくるのすごいな。
『AGRAVITY BOYS』（第38話 Please We're Trying to Find）
ゲラルトは地球最高の頭脳だったそうだけど、銀河規模でみても最高峰の頭脳なんだな。
てか、いろいろふっきれたのか親バカっぷりが加速している。
『破壊神マグちゃん』（第14話 学び舎に響く混沌の呼び声）
掲載位置が最下位になってしまって悲しい。
ナプターク、ちゃんとヤドカリーズにご飯あげててえらい！
あと、ナプタークにちゃんと給料払ってる藤沢家の人えらい！
部室はマグちゃんの託児所（？）になったか。
さすがのルルちゃんも、マグちゃん連れで授業うけるのつらいもんね。
マグちゃんもご満悦のご様子だし、Win-Winである。
ウーネラスさんのセーラー服コス（？）がめっちゃかわええんですが。
イズマの修行を「修行編に入った」って言ってたけど、ウーネラスさんにしてみれば、イズマは推しキャラなので、新しいことをはじめると「〇〇編に入った」って認識になるのね。
ところで藤沢家の人たちは、ちゃんと給料はらってるのに、その価値をちゃんと教えてあげてないの？
このままだとウーネラスさんに搾取されて、コミックスやグッズに化けてしまうんだけど……。