『逃げ上手の若君』(第33話 ジェネレーション1334) 感想
鎌倉の実質的な支配者は足利直義。
そして、その手足となって動く組織が「関東庇番」。
渋川と上杉はなんかきいたことあるような名前だけど岩松はわからんな。
ここらへん、日本史に詳しい人はめっちゃ楽しく読めそう。うらやましい。
ところで、岩松のめがねみたいな覆面はなんなのあれ?
ただのおしゃれ?
「服装も自由にさせてくれる」はいいけど、自由すぎない?
直義は鎌倉の民衆の心をつかむために、わざと軽いノリをしてフレンドリーさをアピールしてるのか。
「鎌倉に! 栄あれ!」とかノリノリでやってるようにみえるけど、目にいまいち熱がこもっていない。
これ、兄の尊氏は本心からやりそうな気もする。
時行が帰ることを切望している故郷が、もう新しい支配者を受け入れている、というのはさびしい感じがするけれど、地元民にしてみれば支配者は誰だっていいんだよね。圧政さえ行わなければ。
一番、若い孫次郎はかなり頭が切れるっぽい。
「寄騎」(※アシスタント的な役割)と言いながら、発言権がちゃんとありそう。
でも、時行の方が若い!
ところで、岩松が持ってるサーフボードっぽのはなんなんだ、と思ってたら鞘だったのね、あれ。
使い手の身長より刃渡りが長そうな刀を使いこなすとかおそろしい。
それを、高みの見物というか、ぎりぎり高さの事務仕事をしながら見守る直義。
統治の話とか、成良殿下の話にまぎれて、物販の手ぬぐいの話をしてて笑った。
値付けはともかく色指定までやってるっぽい。そんな細かいとこまで直義が決めてるとか、大変だな。
前回、髷のついた馬がいるんだけど何? ってなったんだけど、馬の面(?)を付けた人だと判明。
服装が自由、というレベルの話ではない。
あれでちゃんと視界は確保できてるんだろうか?
今回は関東庇番の顔見せ回だけど、いちいち濃いキャラたちを、少ないページ数で無駄なくお披露目してるとこに、松井せんせーの熟達した技を感じる。
あと、時行が食べたがって、郎党たちがあれだけ苦労して用意した鯛を、「えー、海魚ばっかじゃ飽きますよー」で片づけられてるの、なんか泣く。
でも、時行だって鎌倉にいた時はそうだったかもしれない。
他の人が羨望するものを、飽きた、って簡単に投げ捨ててたかもしれない。
「鎌倉への想いだけはどんな強者にも負けません!」って時行が清々しい表情で言うけれど、鎌倉の民は時行を必要としているわけじゃない。
戦争の火種には戻って欲しくないって思ってそうな気がするんだよね。
でも、時行はそこらへんは頓着してない感じだな。
それはもう、そういうふうに育てられている、ということでしかないんだけど。
そして、その手足となって動く組織が「関東庇番」。
渋川と上杉はなんかきいたことあるような名前だけど岩松はわからんな。
ここらへん、日本史に詳しい人はめっちゃ楽しく読めそう。うらやましい。
ところで、岩松のめがねみたいな覆面はなんなのあれ?
ただのおしゃれ?
「服装も自由にさせてくれる」はいいけど、自由すぎない?
直義は鎌倉の民衆の心をつかむために、わざと軽いノリをしてフレンドリーさをアピールしてるのか。
「鎌倉に! 栄あれ!」とかノリノリでやってるようにみえるけど、目にいまいち熱がこもっていない。
これ、兄の尊氏は本心からやりそうな気もする。
時行が帰ることを切望している故郷が、もう新しい支配者を受け入れている、というのはさびしい感じがするけれど、地元民にしてみれば支配者は誰だっていいんだよね。圧政さえ行わなければ。
一番、若い孫次郎はかなり頭が切れるっぽい。
「寄騎」(※アシスタント的な役割)と言いながら、発言権がちゃんとありそう。
でも、時行の方が若い!
ところで、岩松が持ってるサーフボードっぽのはなんなんだ、と思ってたら鞘だったのね、あれ。
使い手の身長より刃渡りが長そうな刀を使いこなすとかおそろしい。
それを、高みの見物というか、ぎりぎり高さの事務仕事をしながら見守る直義。
統治の話とか、成良殿下の話にまぎれて、物販の手ぬぐいの話をしてて笑った。
値付けはともかく色指定までやってるっぽい。そんな細かいとこまで直義が決めてるとか、大変だな。
前回、髷のついた馬がいるんだけど何? ってなったんだけど、馬の面(?)を付けた人だと判明。
服装が自由、というレベルの話ではない。
あれでちゃんと視界は確保できてるんだろうか?
今回は関東庇番の顔見せ回だけど、いちいち濃いキャラたちを、少ないページ数で無駄なくお披露目してるとこに、松井せんせーの熟達した技を感じる。
あと、時行が食べたがって、郎党たちがあれだけ苦労して用意した鯛を、「えー、海魚ばっかじゃ飽きますよー」で片づけられてるの、なんか泣く。
でも、時行だって鎌倉にいた時はそうだったかもしれない。
他の人が羨望するものを、飽きた、って簡単に投げ捨ててたかもしれない。
「鎌倉への想いだけはどんな強者にも負けません!」って時行が清々しい表情で言うけれど、鎌倉の民は時行を必要としているわけじゃない。
戦争の火種には戻って欲しくないって思ってそうな気がするんだよね。
でも、時行はそこらへんは頓着してない感じだな。
それはもう、そういうふうに育てられている、ということでしかないんだけど。