『逃げ上手の若君』(第42話 神輿1335) 感想
なんじゃそりゃ、な戦闘神輿だけど、意外といい働きをしている様子。
吹雪は「…いや、案外計算されている」って言ってるけど、これ計算じゃなくて、ただの思い付きをそのまま形にしたら、なんかハマったってだけのような気がする。
輿は後方から指揮を執る時に使うもの、っていう武士のルールみたいなものを知らないから、こんなトンデモ発想をトンデモと思わず使えるんだろうな。
そして、武士たちはわけわからんものを前にして、翻弄されるという。
以前、鎧でガッチガチに固めた武士を倒すのはかなり大変って話が出てたけど、その重装甲な担ぎ手たちがお神輿のまわりに密集していたら、そう簡単には崩せないのか……なるほど……。
お神輿を担ぐのに体力削がれるからダメじゃないの? って思ったんだけど、目立つからみんながそこに集中し、四宮・保科の陣形が崩れてしまう、というメリットがあるのね。
国司が豹変したのは、後醍醐天皇の影響を受けたかららしい。
自分で「国司になれる家柄も器も無い」って言っちゃう人だからこそ、そんな自分を高く評価してくれる人に心酔してしまうのも無理はない。
国司になれる家柄を持ってる人達にしてみれば、おもしろくないだろうけどね。
「全ては帝の御代のため! 帝世界をこの信濃に創るのじゃあ!」
自分の体裁のことばかり語っていた国司が、これだけ熱い言葉を語って戦ってるの、ちょっと泣けた。
そうか、この人にもこの人なりの鬱屈した想いがあったんだな。そして、自分のためじゃなく、帝のためにここまで強くなれる人だったんだな。
ただの身分を笠に着たテンプレ貴族かと思ってたよ。
って、まんまと松井せんせーに踊らされてるな、私。
てか、ここまで人を変える後醍醐天皇コワい。
ここで吹雪の献策が発動。
なるほど、左側にいる人たちは、右肩でお神輿を担いで、左手で太刀を操っているから、左側を重点的に攻めれば、数が少ない左利きor両利きの人は補充が間に合わなくなるのか。
右側と左側で逆向きに人を配置すればいいのかもしれないけど、それだとお神輿がその場をぐるぐるすることに……でもまあ、一時的ならそれでも良い気がするな。
保科と四宮がそろってお神輿に突っ込んでいくとこがめっちゃかっこええ!
「神を信じる我等が土地で、神輿とは片腹痛いわ」
「神輿に乗れる人は神様だ。この信濃じゃお一人だけだぜ」
この台詞がまた、諏訪神党の人らしくて良いよね。
頼重をお神輿に乗せる画を妄想してみたんだけど、めっちゃ似合いそうな気がする。
ここで時行に帰依した(?)あの悪党が再登場か……。
この戦いで、時行が諏訪で出会った敵がすべて登場してる感じだな。
ここで諏訪での物語に決着をつけて、中先代の乱に突入するのかな……。
吹雪は「…いや、案外計算されている」って言ってるけど、これ計算じゃなくて、ただの思い付きをそのまま形にしたら、なんかハマったってだけのような気がする。
輿は後方から指揮を執る時に使うもの、っていう武士のルールみたいなものを知らないから、こんなトンデモ発想をトンデモと思わず使えるんだろうな。
そして、武士たちはわけわからんものを前にして、翻弄されるという。
以前、鎧でガッチガチに固めた武士を倒すのはかなり大変って話が出てたけど、その重装甲な担ぎ手たちがお神輿のまわりに密集していたら、そう簡単には崩せないのか……なるほど……。
お神輿を担ぐのに体力削がれるからダメじゃないの? って思ったんだけど、目立つからみんながそこに集中し、四宮・保科の陣形が崩れてしまう、というメリットがあるのね。
国司が豹変したのは、後醍醐天皇の影響を受けたかららしい。
自分で「国司になれる家柄も器も無い」って言っちゃう人だからこそ、そんな自分を高く評価してくれる人に心酔してしまうのも無理はない。
国司になれる家柄を持ってる人達にしてみれば、おもしろくないだろうけどね。
「全ては帝の御代のため! 帝世界をこの信濃に創るのじゃあ!」
自分の体裁のことばかり語っていた国司が、これだけ熱い言葉を語って戦ってるの、ちょっと泣けた。
そうか、この人にもこの人なりの鬱屈した想いがあったんだな。そして、自分のためじゃなく、帝のためにここまで強くなれる人だったんだな。
ただの身分を笠に着たテンプレ貴族かと思ってたよ。
って、まんまと松井せんせーに踊らされてるな、私。
てか、ここまで人を変える後醍醐天皇コワい。
ここで吹雪の献策が発動。
なるほど、左側にいる人たちは、右肩でお神輿を担いで、左手で太刀を操っているから、左側を重点的に攻めれば、数が少ない左利きor両利きの人は補充が間に合わなくなるのか。
右側と左側で逆向きに人を配置すればいいのかもしれないけど、それだとお神輿がその場をぐるぐるすることに……でもまあ、一時的ならそれでも良い気がするな。
保科と四宮がそろってお神輿に突っ込んでいくとこがめっちゃかっこええ!
「神を信じる我等が土地で、神輿とは片腹痛いわ」
「神輿に乗れる人は神様だ。この信濃じゃお一人だけだぜ」
この台詞がまた、諏訪神党の人らしくて良いよね。
頼重をお神輿に乗せる画を妄想してみたんだけど、めっちゃ似合いそうな気がする。
ここで時行に帰依した(?)あの悪党が再登場か……。
この戦いで、時行が諏訪で出会った敵がすべて登場してる感じだな。
ここで諏訪での物語に決着をつけて、中先代の乱に突入するのかな……。