『逃げ上手の若君』(第44話 繋がり1335) 感想
3か所で同時に行われた戦は、諏訪神党からみれば、2か所で敗走、1か所で惜敗って感じか。
以前の戦いで保科領は半分くらいに削られてたのに、今度は四宮領がまるっと奪われて、どっちもちっちゃくなっちゃったから保科党と四宮党は合併するか、という流れに。
頭領同士が仲が良ければ、そういうのもありか。
今の四宮には守るべき領地がないしな。
しかし、めっちゃ熱い保科党の郎党たちに、草食系な四宮党が入ったらどうなるんだろう。
四宮党が影響を受けてあの暑苦しさになったら笑う。
痛手を負った諏訪神党だけど、当初から想定されていた範囲内だから良しとする、みたいな感じか。
頭領は誰も死ななかったようだし。
これまで、頼重みたいな冷静で計算のできる男が、時行を擁しての鎌倉奪還というかなり無茶っぽいことをやると決めたのはなんでだろうな。時行を保護しただけでも十分に北条への義理は果たしてるような気がするんだけどな、と思ってたんだけど、そこまで追い詰められていたってことなのね。
「一か八かの大乱に賭けるしかない」って、当人たちもかなり無理なことはわかってるんだよな、当然だけど。
「諏訪明神が立って下さると確かに聞いた。生きてその日を迎えるためなら何でもするさ!」
これほどの想いを捧げられる頼重はつらくないのかなあ。
人の身でありながら神として崇め奉られるのはきつそうだよなあ。
と思っていたら、その当人は温泉につかって、お酒を飲んで、おつまみをめっちゃ積み上げていた。
お湯につかりながらの飲酒はからだに良くないってきくから、やめた方がいいよ。
「禊は冷水でやれなんて決まりは無いし!」って……えっ、そうなの? 禊って冷水でやらなきゃいけないもんだと思い込んでたわ。
さすが頼重、頭が柔らかいな!
頼重、めっちゃいいかげんだけど、この柔軟さがあるから周囲の期待に押しつぶされずにやれているのかも。頼重なりの処世術なのかもな。
「髪を切った事が無い子供はまさに縁起物の塊である」
時行、結わえた髪をひらひらさせて馬に乗ってるけど、樹とかにひっかけたら大変なことになるんじゃないかと思ってたんだけど、一度も切らないことに意味があったのね。
そこそこの長さであればいいのかと思っていたよ。
時行の烏帽子親になりたいと申し入れる頼重がめっちゃ照れ照れで、時行もつられて照れ照れになってるのかわええ。
「…あ、ぜひ」って……なんだよその返事……思わずちょっと他人行儀になっちゃった感が、かわいいじゃないか……。
「…そうか、いつの間にか私は…あの人の事を父親のように思っていたのか」
時行は父親にそんなにかまってもらってなかっただろうしなあ。
あんなに大事にしてもらってたら、そりゃあ傾くよなあ。
ここで頼重の孫の頼継が登場。
「僕は神になったのだ」って、諏訪大明神としての頼重の後継ぎはこの子なの?
息子飛び越して孫なの?
考えてみれば、自分がほとんど会うことができない祖父が、つきっきりで面倒をみている自分と似たような年齢の男の子に、反感を抱くのも無理ないよな。
父と祖父の前ではがんばって良い子を演じてるけど、年相応にわがままで、おじいちゃんに甘えたい孫なんだろう、多分。
ところで、歴史ものの難点というか、ある程度、この後起こることは知ってるんですけど、あんまり知りすぎてもおもしろくないかな、と思って、あまり調べないようにしています。
このマンガが完結したら、この時代に関する書籍を読みまくって、松井せんせーがどの情報をどんな解釈してどう表現したかを調べてみたい、と思っている次第。
それでも入ってきちゃう情報はあるんだけど、それはそれでしかたない。
以前の戦いで保科領は半分くらいに削られてたのに、今度は四宮領がまるっと奪われて、どっちもちっちゃくなっちゃったから保科党と四宮党は合併するか、という流れに。
頭領同士が仲が良ければ、そういうのもありか。
今の四宮には守るべき領地がないしな。
しかし、めっちゃ熱い保科党の郎党たちに、草食系な四宮党が入ったらどうなるんだろう。
四宮党が影響を受けてあの暑苦しさになったら笑う。
痛手を負った諏訪神党だけど、当初から想定されていた範囲内だから良しとする、みたいな感じか。
頭領は誰も死ななかったようだし。
これまで、頼重みたいな冷静で計算のできる男が、時行を擁しての鎌倉奪還というかなり無茶っぽいことをやると決めたのはなんでだろうな。時行を保護しただけでも十分に北条への義理は果たしてるような気がするんだけどな、と思ってたんだけど、そこまで追い詰められていたってことなのね。
「一か八かの大乱に賭けるしかない」って、当人たちもかなり無理なことはわかってるんだよな、当然だけど。
「諏訪明神が立って下さると確かに聞いた。生きてその日を迎えるためなら何でもするさ!」
これほどの想いを捧げられる頼重はつらくないのかなあ。
人の身でありながら神として崇め奉られるのはきつそうだよなあ。
と思っていたら、その当人は温泉につかって、お酒を飲んで、おつまみをめっちゃ積み上げていた。
お湯につかりながらの飲酒はからだに良くないってきくから、やめた方がいいよ。
「禊は冷水でやれなんて決まりは無いし!」って……えっ、そうなの? 禊って冷水でやらなきゃいけないもんだと思い込んでたわ。
さすが頼重、頭が柔らかいな!
頼重、めっちゃいいかげんだけど、この柔軟さがあるから周囲の期待に押しつぶされずにやれているのかも。頼重なりの処世術なのかもな。
「髪を切った事が無い子供はまさに縁起物の塊である」
時行、結わえた髪をひらひらさせて馬に乗ってるけど、樹とかにひっかけたら大変なことになるんじゃないかと思ってたんだけど、一度も切らないことに意味があったのね。
そこそこの長さであればいいのかと思っていたよ。
時行の烏帽子親になりたいと申し入れる頼重がめっちゃ照れ照れで、時行もつられて照れ照れになってるのかわええ。
「…あ、ぜひ」って……なんだよその返事……思わずちょっと他人行儀になっちゃった感が、かわいいじゃないか……。
「…そうか、いつの間にか私は…あの人の事を父親のように思っていたのか」
時行は父親にそんなにかまってもらってなかっただろうしなあ。
あんなに大事にしてもらってたら、そりゃあ傾くよなあ。
ここで頼重の孫の頼継が登場。
「僕は神になったのだ」って、諏訪大明神としての頼重の後継ぎはこの子なの?
息子飛び越して孫なの?
考えてみれば、自分がほとんど会うことができない祖父が、つきっきりで面倒をみている自分と似たような年齢の男の子に、反感を抱くのも無理ないよな。
父と祖父の前ではがんばって良い子を演じてるけど、年相応にわがままで、おじいちゃんに甘えたい孫なんだろう、多分。
ところで、歴史ものの難点というか、ある程度、この後起こることは知ってるんですけど、あんまり知りすぎてもおもしろくないかな、と思って、あまり調べないようにしています。
このマンガが完結したら、この時代に関する書籍を読みまくって、松井せんせーがどの情報をどんな解釈してどう表現したかを調べてみたい、と思っている次第。
それでも入ってきちゃう情報はあるんだけど、それはそれでしかたない。