『週刊少年ジャンプ』2021年16号 感想

『呪術廻戦』(第143話 もう一度)
別記事(幼魚は死ぬまで鉢の中で泳がされるのか)になりました。

『逃げ上手の若君』(第9話 小笠原1333)
別記事になりました。

『Dr.STONE』(Z=189 科学は命を越えて)
カセキじいちゃんが、自分がずっとがんばり続けてきたことは、誰かにつながる、と確信して涙流すとこ良いよね。
カセキは好きなことを続けてただけで、それだけでも満足できてたのかもしれないけど、もっとおもしろいものがある、って教えてくれたのが千空たちで、あの年になってからおもしろいことばかりの毎日になるって、すっごくうれしいことなんだろうけど、それもこれも、カセキが大好きなことをやめなかったからこそなんだよね。

あと、目の前で仲間たちが死んでいって、メンタルぼろぼろで泣いてるのに、それでもよりよい状況にするための思考をやめないゲンもすごい。
これ以上、仲間を失わないためにギリギリのとこでふんばってるんだ。

『ブラッククローバー』(ページ286 朝が来ない夜)
今、アニメでやってるのが、ちょうどナハトが登場したばっかのとこで、今回のとこ読んでからアニメをみたら、そうかナハトがアスタに従魔の儀をやらせたのはナハトの実家か! とか、どんだけ良さげなことやっててもダメなやつはダメだ、最初っから良い奴が本当に良い奴だ、的なことをナハトが忌々し気に言ってたのは、自分がどれだけがんばっても挽回なんかできっこない、本当に良い人間というのはモルゲンみないな奴のことを言うんだ、ってことか。
黒の暴牛はダメなヤツの集まりだけど自分が一番ダメなヤツだと思ってる。
そして、善性の塊みたいなアスタにモルゲンがダブるから、ちょっとイライラしてしまうけど、一番、死んで欲しくないのもアスタ。

ナハトは今回の戦いでどれだけがんばっても苦しんでも、自分がやらかしたことはチャラにはなんないぞ、って思ってる。
でも、チャラにならなくても、ナハトは自分を罰し続けないといけない。
自分を赦せないけど、モルゲンを犠牲にした命を自分から投げ出すわけにもいかないから、死ぬより苦しいことを自分に強いている、ってことか。

『夜桜さんちの大作戦』(作戦75.四怨&嫌五VSチャチャ&アオヌマ)
センターカラー表紙がめっちゃかっこいいな。
あと、嫌五がめっちゃあざとい系美人なんですがっ。

『アンデッドアンラック』(No.056 信じているから)
別記事(信じているから裏切れる)になりました。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS16 デパート戦争)
デパートのランドセル売り場が修羅場すぎて笑った。
いや、あんなにアサシン集まってるってどういうことよ。
特に、買い物客のおばさまがシンに肘を入れる時、別のおばさまがきれいに連携してるとことか、見事すぎる。

『破壊神マグちゃん』(第36話 ゾンゼ=ゲの憂鬱)
ゾンゼ=ゲがしょっぱなから「あ…名前、言い辛いですよね、濁音多くて…ごめんなさい。ウニ助で結構です」とか言ってて、うっかり笑ってしまった。
本人(?)公認で「ウニ助」になった。

唯歌ちゃんはウニ助にとって、本当に良いパートナーなんだな。
唯歌ちゃんは思ってること全部口に出しちゃうからいろいろトラブるけど、ウニ助にしてみれば、本当は嫌われているのでは? 的な深読みをしてしまう余地がなくて安心できるんだろうね。
マグちゃんも裏も表もないからつきあいやすそうなもんだけど、「第一柱」というだけでもう無理なのか。
「天気が良いですね」って言われて律儀に外をみてから「然程でもない」と答えるあたり、まったく相手にしてないってわけでもないんだから大丈夫だよ、って言いたいところだけど、そうなれないのがウニ助。

それにしても、ウニ助なんでいちいちかわいいんだろう。
あんなシンプルなデザインなのに、かわいくないコマがひとつもない。

語尾に「ワン」がつくマグちゃん。かわいい。
そして「三回回ってワンと鳴け」に全力で抵抗したあげく「滅びるがよいワン…!!!」って本気で怒ってるとこもかわいい。

マグちゃんとウニ助がゲームで遊んでてウーネラスさんにちょっかい出された、というだけのストーリーだったんだけど、めっちゃ楽しかったな。
ウニ助がいちいち超ネガティブなんだけど、マグちゃんも唯歌ちゃんもそれに呆れはしても怒らないんだよね。
ウニ助に安住の地ができて本当によかったな、って思う。

あと、ウーネラスさんは本格的に戦争準備に入ってない?