『逃げ上手の若君』(第17話 教育1334) 感想

サブタイトルが1333に戻ってる? ミスった?(←ミスだったら後で見出しだけ修正します)


二刀使いの吊り目のお兄さん、めっちゃかっこええです。
さすがに逃若党のみんなよりは年上だけど、まだ十代半ばでこの強さですよ。

亜也子と弧次郎が真剣同士の戦いでまったくひるむ様子がないのも、これまたすごい。
時行との稽古の時はまったくみせない速さと威力らしい。
「やるっスね」とか「若様すごい…」とか、めっちゃおだてられてんな……と思ったら、時行はそれを「あれらは甘やかされていたのか!!」と受け止めるのか。

なるほど、おだてられてる、と、甘やかされてる、はちょっと違うな。
亜也子も弧次郎も、若様を強くしたい、という思いがありつつ、ドヤ顔してたりうれしそうだったりする若様をみたいから、甘やかしちゃうのね。
だから、時行も、手を抜かれた、とか怒らずに、ふたりに甘やかされていたことに赤面しちゃうのね。
ちゃんと想いがつうじあってる逃若党。
……かわいい……。


それにしても、亜也子が利き腕じゃない方の片手、しかも小指と薬指をはずした状態で握ってる木刀を、時行は両腕であんだけふんばっても動かせないとは……。
亜也子どんだけ怪力だよ。
そして、きゅーん、ってなってる亜也子かわええ。


雫に気づいて、刀をおさめた吹雪。名前もかっこいいな。
諏訪領を小笠原の郎党から守ってたのね、この人。

大人が皆殺しにされた集落で、遺された子供たちを指導し、闘志を引き出して戦力として使いこなし、敵を3度も追い返していた吹雪。
有能すぎる。

仕える主を求めている、という吹雪にテンションあがりまくりな時行。
なるほど、逃若党に足りなかったのは軍師ポジだったか……気づかなかったよ……。
まあ、頼重がいたし、雫も年齢のわりにはかなり賢いからな。


「天下奪還の援けとして!」と「あの二人に尊敬の眼で見られたい!!」が両立する時行がかわええんですよ。
北条の遺児としてやるべきことと、好きな人たちに褒められること。
どっちも時行にとっては大事なことだもんね。


今回、時行がかわいすぎてうきうきだったんだけど、ラストページで一気に不穏になったな。
生首から血のシャワーあびてるとか、どんだけ物騒だよ。

ところで背後にいる、「仏」っておでこに書いた人。もしかして、フランス国旗をフェイスペイントしてる? なんで? フランスチームのサポーター?(←なんのチームだ)


公式Twitterさんで松井せんせーが利用している3Dデータの紹介をしてたんだけど、これから本格的な戦争フェーズに突入したら、このデータが大活躍することになるんだろうな。
どんな絵になるのかはやくみてみたいけれど、このまま時行に穏やかな時間を過ごしていてもらいたい気持ちもある。