『週刊少年ジャンプ』2021年25号 感想

今週の『ジャンプ』は空前の蘇生ブーム、という感想を読んで笑った。
確かに、死にかけてた人or死んだ人がやたら生き返ってたな。
『呪術廻戦』は死にかけてた真希さんが蘇生し、『Dr.STONE』は絶命判定されていた氷月が石化解除したら生きてて、『僕とロボコ』ではガチゴリラが愛の力で生き返り、『アンデッドアンラック』では死にかけてたシェンが殺されてキョンシーになった。
なにこれ、シンクロニシティ?
でもな……真依は生き返らなかったんだよ……。

『呪術廻戦』(第149話 葦を啣む-弐-)
別記事(一緒に落ちぶれてくれないのなら)になりました。

『ブラッククローバー』(ページ293 理不尽をぶん殴る)
なるほど、魔力を半分こにし続けたら、同時に尽きるのは当然か。
そして、ダンテは元々、強大な魔力を持っていただけに、魔力が尽きる、という状況に遭遇したことがなく、魔力はいくらでも湧いて出てくるもんだ、という感覚があったんだろうな。だから、その手前でストップすることができなかった。
でも、マグナはしょっちゅう魔力切れ状態になってるから、そこらへん感知できた、というわけか。

この展開は、言われてみればもっともだけど、予想できなかったな……。
マグナがダークトライアドのトップを倒すとは、まさしくジャイアントキリング。
この結末をラックが見届けた、というのがまた熱い!

めちゃくちゃ『ブラッククローバー』らしい展開でうれしかった。

『Dr.STONE』(Z=197 石だらけのエデンと禁断の果実)
スイカが何年もかけた復活液づくりを、1日で片づけた千空。
てか、千空もフラスコとかひとりでつくれるのね。
多分、カセキがみたらダメ出しする出来なんだろうけど。

アルコールをつくるために、千空と一緒に果実つぶしてるスイカちゃんかわいいな。
5年くらいずっとひとりだったんだもん。
そりゃもう、楽しくてうれしくてしかたないだろう。

スイカちゃんが千空の次に復活させたのはコハクちゃんか。
まあ、ここまできたら順番なんか関係ないけどね。
スイカちゃんがめっちゃ成長してて、コハクちゃんはいろいろ察したんだろうな。
だから、「もうギュってしてとかは、お願いできなくなっちゃったんだよ」と言われて、スイカちゃんをギュってせずにはいられなかったんだろう。

司が絶命判定していた氷月が無事に復活した。
以前、司がよみがえった時、これってどういうこと? あの状況で冷凍保存してても遺体の傷みを遅らせるくらいの効果しか期待できないだろ、って思ってたんだけど、そうか……死んでも生き返るのか……。
千空が司を冷凍保存したのは、自分が蘇生した一件でこの可能性に思い当っていて、一縷の望みにかけてみた、ってことだったんだな。

「永遠の命を手に入れてしまった」
こうなると千空の、石化した全人類をよみがえらせる、という目的が、めっちゃこわいことにならない?
石化されたのでよみがえらせました、までは良いけれど、全人類を不死にしました、は背負いきれない何かを背負うことになるだろう。
なんか、めっちゃこわい話になってない?

ホワイマンは目的もわからなければ、石化装置をどうやってつくったのかもわからない。
大丈夫? この話、50巻くらいは必要じゃない?

『逃げ上手の若君』(第17話 教育1334)
別記事になりました。

『僕とロボコ』(第42話 サヨナラとガチゴリラ)
センターカラー表紙でガチゴリラがめっちゃいい顔で笑ってる、と思ってページをめくったらそれが遺影になっててビビった。

『破壊神マグちゃん』(第44話 『狂乱』対『運命』)
ゴミ出しするし、ゴミ回収のお兄さんとも仲良しだし、チラシをチェックするし、ナプタークくんは人間じみてきたというよりは所帯じみてきたな。
それにしても「藤沢さんちのヒトデくん」で通ってるのか……。あの姿がそんなんで済まされてるのか……。
するとマグちゃんは「宮薙さんちのタコちゃん」か?

ミュスカー様にわけのわからない因縁つけられて「え…っとクレームは店長に頼む…」ってバイト対応するナプタークくんに笑った。
いやもうかんぺきなバイト戦士ですわ。

ナプタークくんとミュスカー様はこれが初対面なのか。
『摂理』とか『運命』といった理や事象に作用する能力と、『狂乱』という生物に作用する能力はかなり系統が違うから、同じ上位存在でもわりと遠い存在なのかもしれない。

ナプタークくんをパチンコで儲けさせて、自分の陣営に引き込もうとしたミュスカー様。
しかし、ナプタークくんの料理人魂の前に敗れる。
ナプタークくんはもう料理に夢中だな。
前は、お金が手に入ればこき使われずにすむ、とか考えてたのに、今やこのお金で食材を買って料理をすることしか考えてない。

ミュスカー様の萌え袖が燃えてて笑った。
なんであんな燃えやすそうなもの、火に近づけるの? と思ったんだけど、実際、そんなこともわからなかったんだろうな。
多分、家事のたぐいをなんもやったことないんだろうな。
そして、なんもやったことないから、やろうと思えば簡単にできる、と思い込んでたんだろう。

ところでマグちゃんはなんでプリンを食べるとプリン型になるんだろうね。

マグちゃんがミュスカー様のサプリメント鍋を食べて爆発しそうになって、ルルちゃんがマグちゃんを投げたとこの動作が、あまりにも手慣れていたんだけど、描かれていない部分で、マグちゃんちょくちょく爆発してたりするのかな、って思った。
そして、ミュスカー様が普通に吊られてて笑った。
ルルちゃん強すぎない?

そうか、「運命の調律」はあくまで調律なので、可能性ゼロの事象は起こせないのか……。なるほどね……。

『アンデッドアンラック』(No.064 今の僕が)
別記事(死んでもキミを守らせて)になりました。