『週刊少年ジャンプ』2021年21・22合併号 感想

 全連載集合の表紙絵のテーマは「おとぎ話」。
虎杖担当の『アーサー王物語』もおとぎ話といえばおとぎ話か……。
デクの一寸法師かわいいな。
時行のピノキオもめちゃくちゃかわいい。
ぶんぶくちゃがまな太陽はちょっとこわい。なんか目がこわい。

そして、センターで狼男アンディと赤ずきん風子ちゃんがいちゃいちゃしてますよ!
これは間違いなくセンター! ちっちゃいけど位置的にはセンター!

応募者全員サービスのアクリルminiフィギュアセットは『アンデッドアンラック』と『破壊神マグちゃん』が別コースになってたので、両方とも応募した。
紙版と電子版を両方買ってる私に隙はない。

『ONE PIECE』(第1011話 “あんこの仁義”)
トラファルガー・ローはカイドウの前にルフィひとりだけ残して撤退。
これはもう、他の連中も含めていると邪魔になるだけだもんなあ。
カイドウはなんかうれしそうだな。楽しそう、というよりは、うれしそうって感じだ。

ビッグ・マムに遭遇してしまったナミさん、ウソップ、お玉ちゃんの一行。
マムはお玉ちゃんにはめっちゃやさしい。
「お節介で薄汚ねェ」「貧乏くせェ」「少量のおしるこ」とめっちゃひどいこと言ってるけど、マムに悪気はないんだろうな。
思ったまんまを口に出してるだけで。

お玉ちゃんから「おこぼれ町」がカイドウの手下に燃やされた、ときいて激怒するビッグ・マムに笑った。
「仁義ってモンがあんだろうがアホンダラァ!!!」とか言われても、マムはもっとひどいこと方々にしてるじゃん。
自分のこと棚に上げすぎだろ。
でも、マムに悪気はないし、棚に上げてるつもりもないんだろうな。これ。

マムが小さい子にやさしかったりするのは、マザー・カルメルへの思慕のあらわれのような気もする。

ペーたんがかわいそすぎるよ、これ。
うるティはペーたんを傷つけたマムを許さないだろうけど、マムと正面から当たって勝てるわけがないしな……。でも、うるティならつっかかっていきそうだよな。

これでカイドウとマムの同盟破棄は決定かな。
きびだんごの件といい、お玉ちゃんがMVPすぎる。

『呪術廻戦』(第147話 パンダだって)
別記事(造られた自我の咆哮)になりました。

『Dr.STONE』(Z=194 ひとりぼっちのホモサピエンス)
予定通りスイカちゃんだけ復活できたけど、復活液がみつからないからどうにもできない。
この世にひとりだけの石になってない人類になってしまって、頼れる人はどこにもいない。
それを実感して号泣するスイカちゃんに泣いた。
そりゃそうだよ。心細いなんてもんじゃないよ。

いつもいつも「お役に立つんだよ」って動き回ってた子が、みんなにかわいがられまくって、かまわれまくってた子が、泣いて泣いて、でも「お役に立つ」ために動き出す。
だって、千空は信じてスイカちゃんを送り出してくれたから。

それにしてもまさか、このマンガの主人公が(一時的に)スイカちゃんになるとはね。

『逃げ上手の若君』(第14話 コマンド1333)
別記事になりました。

『夜桜さんちの大作戦』(作戦80.共鳴)
まさかの黒幕「初代夜桜当主」の夜桜つぼみ、か。
2代目、3代目が「材料」になった、ということは、自分の娘と孫娘も提供した、ということね。
「たとえ、子々孫々すべてを犠牲にしても」って言葉に偽りなしだよ、こわすぎるだろ。

つまりこれは、夜桜家の内紛の物語なのか?

『アンデッドアンラック』(No.061 興味)
別記事(最強を求めない理由)になりました。

『破壊神マグちゃん』(第41話 禁忌の魔術人形)
この手のマンガでは定番(?)の偽主人公キタッ!
2ページ目でちょっとぷっくりしているウーネラスさんが3ページではいつものサイズに戻ってるのは、からだにエネルギー蓄えないとできない大技ってことか?

自分のダミーに目を血走らせてベチベチやってるマグちゃんに笑う。
そうか、やっぱり自分の偽物は気に食わないか、と思ったら「権力者」が使うもの、ときいてご機嫌をなおした。
ここらへん、ウーネラスさんわかってこういう説明してそうね。

ナプタークくんは唐揚げの練習にいそしんでいる。
「よし…次のは早めに出してみるか…」とか、めっちゃ研究熱心だな。
それと、鶏肉を切る時にちゃんと手にビニールかぶせるのね。えらいぞ!
それにしても、ナプタークくん、いわば全裸なんだから、それで揚げ物は危険すぎるだろ。
誰かエプロン貸してあげて!

ウーネラスさん、いつのまにかスナックやすこのママさんと連絡とりあう仲になってた。
おまけに、お巡りさんとも顔見知りだし、ウーネラスさんはウーネラスさんで着実にこの町の支配(?)を広げているな。

結局、マグちゃんに始末されちゃった偽マグちゃん、というオチかと思ったら、まさかの閼伽村先生が拾って、ミュスカー様のところに連れていった。
「フム、ヨカロウ」って言われて目をキラッキラさせるミュスカー様がかわいすぎる。
なんだこのかわいさは。
そんなにマグちゃんとなかよしになりたかったのか。

1週間も偽物だってことに気づかなかったとは……閼伽村先生はともかく、ミュスカー様もポンコツがすぎないか?
偽マグちゃんを1週間もチヤホヤしてたんでしょ?
逆に、どういう経緯で気づいたのかが知りたいぞ。

ミュスカー様はもう二度とシリアスに戻れそうにないです。