『呪術廻戦』(第201話 直接会談・2) 感想(狩りの獲物か、儀式の供物か)

日本人をエネルギー源扱いする話をはじめたと思ったら、「これは“拉致”ではありません“保護”です」とか言い出した。
ひどい扱いをするだろう他国よりも、ちょっと良い扱いをしてあげる自国で使ってあげた方が、日本人もありがたく思ってくれるよ! 的な。

これ、お偉いさんたちをステレオタイプに描いてる感があるんだけど、あえてリアル感を薄めてるのかな、って気がした。


羂索が「実演」をしてみせることになったけど、夏油の術式は本当に視覚的なインパクトがすごいな。
どれだけ鍛えられ経験を積んだ軍人であっても、特級呪術師相手ではなすすべもない。
それはわかりきったことだった。
それをしらしめるために犠牲になった人たちがかわいそすぎる。

てか、他国でも似たようなことやって犠牲者だしてそうだよね。


虎杖たちの次の相手は軍人たちか。
虎杖も伏黒も一般人を傷つけるのは、避けたいと思うだろうけど……う~ん……高羽がギャグでごまかしてくれないかな。


結局、コロニーは一時しのぎというか、呪術師を一か所に集めるためだけにあって、死滅回游に必須のものではなかった、ということなのかな。
これ、羂索はとことん呪術師たちを追い詰めることで、なんらかの術式を発動させようとしてる?


呪力でもって殺さないと呪術師は呪霊に転じてしまう。
軍事力で殺されたら、当然、呪霊になる。
今、コロニー内で生き残っているのはレベルの高い呪術師のみ。
……とか考えると、こわい想像しかできない……。