『アンデッドアンラック』(No.128 Strict Defense) 感想(総力戦で消耗戦)

外の映像を風子ちゃんにみせる「ルナ」。
「人は見ておきたいのでしょう? ジュイスはいつもそうしていました」って、それはジュイスさんが次のループで勝つための情報を得ようと必死だっただけなのでは?

こんなのみせつけられた直後に、ループしてヴィクトルと再会したわけで、そりゃあジュイスさんあんな顔にもなるわ。

本気でジュイスさんが見たくて見てると思ってるのなら、「ルナ」はジュイスさんのことをまるで理解していない。
つきあいはかなり長いはずなのに。

月面からずっと地上を観察してるのなら、もうちょっと人間の感情というものを理解してても良さそうなもんだけどな。
これは、理解をする気がないんだろうな。
だから風子ちゃんにあっさりと「これはゲーム」とか言っちゃう。
その言葉を風子ちゃんがどう受け止めるかなんて気にしてない。

「ルナ」がアーティファクトを創り、「サン」はUMAを生んだ。
アーティファクトがいろいろトラップがあるとはいえ、一応、否定者たちを助けるものになっているのはそういうことね。
ということは、アポカリプスの真の主人は「ルナ」なのか。

これは「人」と「理(ルール)」の戦い。
では、否定者が「理の器」だとしたら、「サン」と「ルナ」のゲームのコマとして生み出された可能性がある?


腕ふっとばされてひどい状態なのに、まだ抗う目をみせているチカラくんがすごいな。

ここでアンダーのメンバーを一気に投入か。
「不燃」の円陣がバニーちゃんを連れてるのは、「神」に近づくことで燃えないようにするためだろうね。
過去映像で人体発火みたいな絵があったけど、とりあえずそれは防げると。

友才さんは「神」の自重で埋まった足を抜かせないようにして足止め。
「UNDRAW -不抜-」ってはじめて出てきたよな、そういえば。

クリードはなんかすごい兵器を撃つ役か。
ミコちゃんと一緒にいたのは、稼働準備をしているミコちゃんを待ってたってこと?

てか「超弩級組織最終兵器対神破動砲(スーパードレッドノートリーサルウェポンスペリオルバスター)!!」って叫ぶジュイスさんにうっかり笑ってしまった。
いや、ジュイスさんはめっちゃ真剣だってのはわかってるんだけど……誰だよこんな名前つけたの。

台座のところに「From Nico to Mico With Love」って書いてあるのは泣けた。

「地球上の電力を掻き集めようやく一発撃てる!!」だけど、「UNDECREASE -不減-」は1回動かせさえすれば、継続使用が可能。
こういう時は本当に便利だな。
クリードの「アイアイマム」って返答がいかにも元軍人って感じだ。


ここでようやくシェンが登場か。
シェンがいるってことはムイちゃんも生きてはいるはず。
「不真実」は使えないんだろうけど。

考えてみれば、「不真実」が使えれば、基地に向かってる「神」を後退させることが可能なのでは?
でも、ムイちゃんの目が無事だとしても、この「神」を好きになれないか……。

これは次ループで風子ちゃんが「不運」を使う時も問題になりそうな感じなんだが。


超弩級組織最終兵器対神破動砲はシェンに飛ばされたアンディめがけて放たれ、その先にいる「サン」に命中する。
おっ、ちゃんと動きを止められてるな。
物理攻撃もちゃんと効くんだ。
この兵器レールガンっぽいものなのかしら。

「不動」、「不抜」、「不減」、「不死」×「不運」の合わせ技と、「不壊」と「不忘」の技術力でようやくなんとか動きを止めて、バニーちゃんの能力で包み込んだ。
バニーちゃんは「UNBACK -不出-」か。
これまで、不明だった能力名が一通り出そろった。
「不燃」のフォントだけいまだにないけど。
そういえば、テラーさんもまだだ。


バニーちゃんが熱でやられる絵がこわい。
燃焼は否定できても熱は否定できないって……そこはなんとか、熱も燃焼の一部と認識してもらえないだろうか。


ここでアンディからヴィクトルに交代か。
まあ、明らかにアンディよりヴィクトルの方が強いからね。
「不運」が効いてるうちはアンディでいる必要があったんだろうけど。

「リメンバー」をおでこに刺したままでヴィクトルに戻ってるな。
アンディが自分がどうやって生まれたかを理解したから、ヴィクトルとの共存も可能になったんだろうか。


総力戦、かつ、消耗戦。
これだけつぎこんでも2分40秒しか稼げてない。
ヴィクトルいわく「上出来」らしいけど。

「サン」を包んでいたものが消えちゃってるんだけど、それってつまり「不出」が解けたってことで……ゴゴゴゴゴ……。
円陣が上着を脱いだのは、熱いから、ではないんだろうな。多分。